JIS G 3507-2:2005 冷間圧造用炭素鋼―第2部:線

JIS G 3507-2:2005 規格概要

この規格 G3507-2は、ボルト,ナット,リベット,小ねじ,タッピンねじなどのねじ類及び各種部品を冷間圧造によって製造する場合に使用する冷間圧造用炭素鋼線について規定。

JISG3507-2 規格全文情報

規格番号
JIS G3507-2 
規格名称
冷間圧造用炭素鋼―第2部 : 線
規格名称英語訳
Carbon steels for cold heading -- Part 2:Wires
制定年月日
2005年1月20日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4954:1993(MOD)
国際規格分類

ICS

77.140.10, 77.140.65
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 II 2021, 土木 I 2020, 土木 II 2020, 熱処理 2020
改訂:履歴
2005-01-20 制定日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS G 3507-2:2005 PDF [15]
                                                                                 G 3507-2 : 2005

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,線材製品協会(JWPA)から,工業標準原案を
具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制
定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 3539:1991は廃止され,この規格に置き換えられる。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 4954:1993,Steels for cold heading
and cold extrudingを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS G 3507-2には,次に示す附属書がある。
附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表
JIS G 3507の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS G 3507-1 冷間圧造用炭素鋼−第1部 : 線材
JIS G 3507-2 冷間圧造用炭素鋼−第2部 : 線

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 3507-2 pdf 1] ―――――

G 3507-2 : 2005

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 種類の記号・・・・[1]
  •  4. 材料・・・・[2]
  •  5. 製造方法・・・・[2]
  •  6. 機械的性質・・・・[2]
  •  7. 鋼質・・・・[5]
  •  7.1 脱炭層深さ・・・・[5]
  •  7.2 球状化組織・・・・[5]
  •  8. 線径の許容差及び偏径差・・・・[5]
  •  9. 外観及び表面きず・・・・[5]
  •  10. 試験・・・・[6]
  •  10.1 試験片・・・・[6]
  •  10.2 引張試験・・・・[6]
  •  10.3 鋼質試験・・・・[6]
  •  10.3.1 脱炭層深さ測定試験・・・・[6]
  •  10.3.2 球状化組織試験・・・・[6]
  •  10.4 線径の測定・・・・[6]
  •  10.5 表面きず検出試験・・・・[6]
  •  11. 検査・・・・[6]
  •  12. 表示・・・・[7]
  •  13. 報告・・・・[7]
  •  付表1 引用規格・・・・[7]
  •  付図1 球状化組織の程度・・・・[8]
  •  附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[9]

――――― [JIS G 3507-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                           JIS
G 3507-2 : 2005

冷間圧造用炭素鋼−第2部 : 線

Carbon steels for cold heading−Part 2:Wires

序文

 この規格は,1993年に第2版として発行された,ISO 4954:1993,Steels for cold heading and cold
extrudingを翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧表をそ
の説明を付けて,附属書1(参考)に示す。

1. 適用範囲

 この規格は,ボルト,ナット,リベット,小ねじ,タッピンねじなどのねじ類及び各種部
品を冷間圧造によって製造する場合に使用する冷間圧造用炭素鋼線(以下,線という。)について規定する。
備考1. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を示す記号は, ISO/IEC Guide 21に基づき, IDT(一致している),MOD
(修正している), NEQ(同等でない)とする。
ISO 4954:1993,Steels for cold heading and cold extruding (MOD)

2. 引用規格

 付表1に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成
する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

3. 種類の記号

 線は,リムド相当鋼6種類,アルミキルド鋼11種類及びキルド鋼21種類とし,その記
号は,表1による。

――――― [JIS G 3507-2 pdf 3] ―――――

2
G 3507-2 : 2005
表 1 種類の記号
種類の記号(1) 加工方法(3) 備考 種類の記号(1) 加工方法(3) 備考
SWCH6R D工程 : D リムド相 SWCH16K D工程 : D キルド鋼
SWCH8R DA工程 : DA 当鋼(2) SWCH17K DA工程 : DA
SWCH10R SWCH18K
SWCH12R SWCH20K
SWCH15R SWCH22K
SWCH17R SWCH24K DA工程 : DA
SWCH6A D工程 : D アルミキ SWCH25K D工程 : D
SWCH8A DA工程 : DA ルド鋼 DA工程 : DA
SWCH10A SWCH27K DA工程 : DA
SWCH12A SWCH30K
SWCH15A SWCH33K
SWCH16A SWCH35K
SWCH18A SWCH38K
SWCH19A SWCH40K
SWCH20A SWCH41K
SWCH22A SWCH43K
SWCH25A SWCH45K
SWCH10K キルド鋼 SWCH48K
SWCH12K SWCH50K
SWCH15K
注(1) 線の種類の記号は,適用する線材JIS G 3507-1の種類の記号の3文字目のRを削除し
たものとする。
線材 線
例 SWRCH6R SWCH6R
(2) リムド鋼を含む
(3) D工程は,線材を冷間加工によって仕上げることをいう。
DA工程は,線材を冷間加工後,焼鈍を行い,更に冷間加工によって仕上げ
るか,又は線材を焼鈍後,冷間加工によって仕上げることをいう。

4. 材料

 線の製造に用いる材料は,JIS G 3507-1に適合した線材とする。

5. 製造方法

 線の製造方法は,次による。
a) 線は,D工程又はDA工程によって製造する。ただし,受渡当事者間の協定によって,これ以外の工
程によって製造することができる。
b) 線の表面皮膜の種類は,注文者が指定することができる。

6. 機械的性質

 線は,10.2の試験を行い,その引張強さ及び絞りは,D工程の場合は表2,DA工程の場
合は表3による。ただし,D工程及びDA工程以外の工程による場合は,受渡当事者間の協定による。

――――― [JIS G 3507-2 pdf 4] ―――――

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G 3507-2 : 2005
表 2 D工程による線の機械的性質
種類の記号 線径区分 引張強さ 絞り (参 考)
mm N/mm2 % 硬さ HRB
SWCH 6R 3以下 540以上 - -
SWCH 8R
3を超え 4以下 440以上 45以上
SWCH 10R
SWCH 6A 4を超え 5以下 390以上
SWCH 8A
SWCH 10A 5を超えるもの 340以上 85以下
SWCH 12R 3以下 590以上 - -
SWCH 15R
3を超え 4以下 490以上 45以上
SWCH 12A
SWCH 15A 4を超え 5以下 410以上
SWCH 10K 5を超えるもの 360以上 90以下
SWCH 12K
SWCH 17R 3以下 690以上 - -
SWCH 16A
3を超え 4以下 590以上 45以上
SWCH 18A
SWCH 20A 4を超え 5以下 490以上
SWCH 15K 5を超えるもの 410以上 92以下
SWCH 19A 3以上 4以下 640以上 -
SWCH 16K
4を超え 5以下 540以上
SWCH 17K
SWCH 18K
5を超え 30以下 440以上 95以下
SWCH 20K
SWCH 22A 3以上 4以下 690以上
SWCH 22K 4を超え 5以下 570以上
SWCH 25A
5を超えるもの 470以上 98以下
SWCH 25K
備考 1 線径20 mm以上の場合,絞りは表2の値より5を減じた値とする。また,3 mm以下に
ついては,絞りは規定しない。
2 1N/mm2 = 1MPa

――――― [JIS G 3507-2 pdf 5] ―――――

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