JIS G 3571:2020 平行線ケーブル用高強度亜鉛めっき鋼線及び亜鉛アルミニウム合金めっき鋼線

JIS G 3571:2020 規格概要

この規格 G3571は、橋りょう(梁)用パラレルワイヤケーブル及びセミパラレルワイヤケーブルとして使用する,亜鉛めっき鋼線及び亜鉛アルミニウム合金めっき鋼線について規定。

JISG3571 規格全文情報

規格番号
JIS G3571 
規格名称
平行線ケーブル用高強度亜鉛めっき鋼線及び亜鉛アルミニウム合金めっき鋼線
規格名称英語訳
Hot-dip galvanized and zinc-aluminium coated high tensile steel wire for parallel wire cables
制定年月日
2020年5月20日
最新改正日
2020年5月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 19203:2018(MOD)
国際規格分類

ICS

77.140.65, 93.040
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2020-05-20 制定
ページ
JIS G 3571:2020 PDF [21]
                                                                                   G 3571 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号及び単位・・・・[3]
  •  5 製品の呼び方・・・・[4]
  •  6 製造業者が必要とする情報・・・・[4]
  •  7 品質要求性能・・・・[4]
  •  7.1 材料及び製造方法・・・・[4]
  •  7.2 標準品質特性・・・・[5]
  •  7.3 特別品質特性・・・・[6]
  •  8 検査・・・・[7]
  •  8.1 検査及び検査文書・・・・[7]
  •  8.2 試験片及び試験片の数量・・・・[7]
  •  8.3 再検査・・・・[7]
  •  8.4 選別及び再加工・・・・[7]
  •  9 試験方法・・・・[8]
  •  9.1 標準品質特性の試験・・・・[8]
  •  9.2 特別品質特性の試験・・・・[10]
  •  10 出荷条件・・・・[10]
  •  附属書A(規定)引張疲労試験・・・・[11]
  •  附属書B(規定)リラクセーション試験・・・・[12]
  •  附属書C(参考)鋼線の密度及び裸鋼線の線径の計算・・・・[13]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[14]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 3571 pdf 1] ―――――

G 3571 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,線材製品協会(JWPA)から,産業標準原案
を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が
制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 3571 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
G 3571 : 2020

平行線ケーブル用高強度亜鉛めっき鋼線及び亜鉛アルミニウム合金めっき鋼線

Hot-dip galvanized and zinc-aluminium coated high tensile steel wire for parallel wire cables

序文

  この規格は,2018年に第1版として発行されたISO 19203を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,橋りょう(梁)用パラレルワイヤケーブル及びセミパラレルワイヤケーブルとして使用す
る,高強度亜鉛めっき鋼線及び亜鉛アルミニウム合金めっき鋼線(以下,鋼線という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 19203:2018,Hot-dip galvanized and zinc-aluminium coated high tensile steel wire for bridge
cables−Specifications(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0201 鉄鋼用語(熱処理)
JIS G 0202 鉄鋼用語(試験)
JIS G 0203 鉄鋼用語(製品及び品質)
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
注記 対応国際規格 : ISO 10474:2013,Steel and steel products−Inspection documents
JIS G 3502 ピアノ線材
JIS G 3504 橋りょう(梁)用線材
JIS H 0401 溶融亜鉛めっき試験方法
JIS H 2107 亜鉛地金
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2273 金属材料の疲れ試験方法通則

――――― [JIS G 3571 pdf 3] ―――――

2
G 3571 : 2020
JIS Z 2276 金属材料の引張リラクセーション試験方法
JIS Z 2371 塩水噴霧試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
ISO 7802,Metallic materials−Wire−Wrapping test
ASTM B 997,Standard Specification for Zinc-Aluminum Alloys in Ingot Form for Hot-Dip Coatings

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS G 0201,JIS G 0202及びJIS G 0203による。
3.1
線材(wire rod)
伸線のような冷間加工に使用される,コイル状で出荷される熱間圧延された鋼材。
3.2
裸鋼線(bare steel wire)
線材(3.1)を冷間加工することによって製造される,めっき前の鋼線。
3.3
亜鉛めっき鋼線(hot-dip zinc coated steel wire)
溶融亜鉛浴糟に裸鋼線を浸せきすることによって亜鉛めっきを施した鋼線。
3.4
亜鉛アルミニウム合金めっき鋼線(zinc-aluminium coated steel wire)
溶融亜鉛アルミニウム合金浴槽に裸鋼線を浸せきすること,又は溶融亜鉛浴槽に裸鋼線を浸せきした後,
溶融亜鉛アルミニウム合金浴槽に浸せきすることによって亜鉛アルミニウム合金めっきを施した鋼線。
注記 この規格で記載する鋼線とは,特に指定しない限り,亜鉛めっき鋼線又は亜鉛アルミニウム合
金めっき鋼線のことをいう。
なお,亜鉛アルミニウム合金めっき鋼線は,通常,亜鉛95 %及びアルミニウム5 %の亜鉛ア
ルミニウム合金がめっきされた鋼線をいう。
3.5
低リラクセーション鋼線(stabilized wire)
低リラクセーション特性を得るために,鋼線を所定温度に加熱し,この加熱条件下において引張処理を
施した鋼線。
3.6
偏径差(out-of-round)
鋼線の同一断面上における最大径と最小径との差。
3.7
セミパラレルワイヤケーブル(semi-parallel wire cable)
鋼線に最大4°のより角度を加えて束ねたケーブル。
注記 セミパラレルワイヤケーブルは,主に斜張橋ケーブル及びつり橋のハンガーケーブルに使用さ
れる。
3.8
製造ユニット(unit of manufacture)
線材(3.1)の1コイルから製造される鋼線のコイル。

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G 3571 : 2020
3.9
製品ユニット(unit of product)
注文者へ出荷される鋼線のコイル。
注記 製品ユニットは,製造ユニット(3.8)又は製造ユニットを小分割したコイルのいずれかである。
3.10
検査(inspection)
測定,試験又は計量によって観察及び判断する適合性評価。
3.11
工場生産管理(factory production control)
製造業者が定常的に実施する内部生産管理。
3.12
標準品質特性(standard property)
通常の工場生産管理(3.11)の過程において,全ての製品ユニット(3.9)に対して要求される品質特性。
3.13
特別品質特性(special property)
通常の工場生産管理(3.11)の過程では要求されない特殊な品質特性。
3.14
フリーコイル径
鋼線を平たん(坦)な床面に置いたときに描く鋼線の直径(9.1.9参照)。
3.15
フリーリングリフト
鋼線を平たん(坦)な床面に置いたときの鋼線端部と床面との距離(9.1.9参照)。
3.16
溶鋼ユニット(unit of heat steel)
同一溶鋼から製造される製品ユニット。
3.17
パラレルワイヤケーブル
ワイヤロープのようなよりを加えず,鋼線を平行に並べて束ねたケーブル。
注記 パラレルワイヤケーブルは,主につり橋のメインケーブルに使用される。

4 記号及び単位

  この規格で使用する記号及び単位は,次による。
− 破断伸び : A(%)
− 鋼線の線径 : d(mm)
− 弾性係数 : E(GPa)
− 任意の力xに相当するひずみの値 : εx
− 最小破断力又は破断力の保証値 : Fm(kN)。公称引張強さ×Snで計算される。
− フリーコイル径 : D(m)
− フリーリングリフト : H(cm)
− 引張強さ : Rm(MPa)

――――― [JIS G 3571 pdf 5] ―――――

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JIS G 3571:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 19203:2018(MOD)

JIS G 3571:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 3571:2020の関連規格と引用規格一覧