JIS K 1524:2012 メチルエチルケトン

JIS K 1524:2012 規格概要

この規格 K1524は、工業用のメチルエチルケトンについて規定。

JISK1524 規格全文情報

規格番号
JIS K1524 
規格名称
メチルエチルケトン
規格名称英語訳
Methyl ethyl ketone
制定年月日
1960年1月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.080.80
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1960-01-01 制定日, 1963-01-01 確認日, 1963-10-01 改正日, 1966-10-01 確認日, 1969-11-01 確認日, 1972-11-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1978-05-01 改正日, 1983-06-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 2003-05-20 確認日, 2006-02-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2012-01-20 改正日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS K 1524:2012 PDF [10]
                                                                                   K 1524 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 品質・・・・[1]
  •  4 試験方法・・・・[2]
  •  4.1 一般事項・・・・[2]
  •  4.2 試料採取方法・・・・[2]
  •  4.3 外観・・・・[4]
  •  4.4 色・・・・[4]
  •  4.5 密度(20 ℃)又は比重(20/20 ℃)・・・・[4]
  •  4.6 蒸留試験・・・・[4]
  •  4.7 純度(C4H8O)・・・・[4]
  •  4.8 蒸発残分・・・・[6]
  •  4.9 遊離酸(酢酸として)・・・・[7]
  •  4.10 水分試験・・・・[8]
  •  4.11 水分・・・・[8]
  •  5 表示・・・・[8]
  •  6 安全衛生上の注意事項・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 1524 pdf 1] ―――――

K 1524 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,石油化学工業協会
(JPCA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 1524:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 1524 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 1524 : 2012

メチルエチルケトン

Methyl ethyl ketone

                                         CH3COC2H5

序文

  この規格は,1960年に制定され,その後4回の改正を経て今日に至っている。今回は,国際単位に変更
し,かつ,試験方法を最新のものに合わせるために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,工業用のメチルエチルケトンについて規定する。
警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。
この規格の利用者は,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければな
らない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K 0066 化学製品の蒸留試験方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0071-1 化学製品の色試験方法−第1部 : ハーゼン単位色数(白金−コバルトスケール)
JIS K 0114 ガスクロマトグラフ分析通則
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 1107 窒素
JIS K 2254 石油製品−蒸留試験方法
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8574 水酸化カリウム(試薬)
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 品質

  メチルエチルケトンは,無色透明の液体で,特異な臭気があり,その品質は,箇条4によって試験した
とき,表1による。

――――― [JIS K 1524 pdf 3] ―――――

2
K 1524 : 2012
表1−品質
項目 単位 性能 試験方法
外観 − 透明で異物のない液体 4.3
色 ハーゼン色数 20以下 4.4
密度(20 ℃) g/cm3 0.8040.806 4.5
又は比重(20/20 ℃) − 0.8050.807 4.5
蒸留試験 初留点 ℃ 79.0以上 4.6
乾点 ℃ 80.5以下 4.6
初留から乾点までの留出量 体積 % 97以上 4.6
純度(C4H8O) 質量分率 % 99.0以上 4.7
蒸発残分 質量分率 % 0.003以下 4.8
遊離酸(酢酸として) 質量分率 % 0.003以下 4.9
水分試験 − 白濁しないこと 4.10
水分 質量分率 % 0.5以下 4.11
注記 JIS Z 8203においては密度への統一を規定しているが,現在,通常の国内外の取引では,主に比重
が使用されている。また,JIS K 0061において比重測定が密度測定と同様に規定されている。この
ため,この規格では密度とともに比重を採用した。

4 試験方法

4.1 一般事項

  化学分析の一般事項はJIS K 0050,及びガスクロマトグラフ分析の一般事項はJIS K 0114によるほか,
次による。
a) 単に溶液と記載している場合は,水溶液を示す。
b) 品質及び試薬において,溶液の濃度を%で示したものは,特に規定のない限り,質量分率を示す。
c) 液面で目盛を読むときは,次の区分による。
1) 浮ひょうの場合 JIS K 0061による。
2) メスシリンダー及びその他の場合 下縁
d) 温度計は,温度基準器又はこれと同等の精度をもつ温度計によって校正する。
e) 水は,JIS K 0557のA2,A3又はA4を使用する。

4.2 試料採取方法

  製品から試料を採取する方法は,製品の容器の種類に応じて,次のいずれかによる。ただし,これに代
わる方法がある場合は,受渡当事者間の協定によって取り決めてもよい。
a) 大形容器(タンク,タンク車,タンクローリー,タンカーなど)の場合 大形液体試料採取器1) を用
いて,容器内容物の上層,中層及び下層からそれぞれ1:3:1の割合2) で採取し,適切な試料容器に移
してよく混合し,このうちの1 000 mL以上を試験に供する。
注1) 大形液体試料採取器は,図1に示すような蓋付の金属又はガラス製で,適切な深さのところ
まで入れて蓋を開き,試料を満たしてそのまま取り出せることができる器具が望ましい。
2) 容器がタンク車又はタンクローリーのような場合には,内容物の上層及び下層部から,それ
ぞれ等量の試料を採取してもよい。

――――― [JIS K 1524 pdf 4] ―――――

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K 1524 : 2012
単位 mm
図1−大形液体試料採取器の例(容量 約260 mL)
b) 小形容器(18 L缶及び鋼製ドラム缶)の場合 小形液体試料採取器3) を用いて,幾つかの容器4) から
それぞれ等量の試料を採取し,適切な試料容器に移してよく混合し,このうちの1 000 mL以上を試験
に供する。
注3) 小形液体試料採取器は,図2に示したようなガラス製で,口を開いたまま容器に入れ,試料
を満たした後,口を閉じて取り出すことができる器具が望ましい。
4) 2個以上の容器からなる1ロットから幾つかの容器を抜き取り,それらから試料を採取する
場合は,表2に示す個数をランダムに抜き取ることが望ましい。
単位 mm
a) 容量 約70 mL b) 容量 約140 mL
図2−小形液体試料採取器(ガラス管)の例

――――― [JIS K 1524 pdf 5] ―――――

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JIS K 1524:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 1524:2012の関連規格と引用規格一覧