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表A.3−横置円筒形タンクの試料の採取位置及び試料の混合割合
内容物の深さ 採取位置(底からの高さ) 混合割合(体積)
(直径に対する%) (直径に対する%)
上部 中部 下部 上部 中部 下部
100 80 50 20 3 4 3
90 75 50 20 3 4 3
80 70 50 20 2 5 3
70 − 50 20 − 6 4
60 − 50 20 − 5 5
50 − 40 20 − 4 6
40 − − 20 − − 10
30 − − 15 − − 10
20 − − 10 − − 10
10 − − 5 − − 10
b) タンク試料採取用ノズルから採取する場合 試料の採取に先立ち,ノズルからタンクの内容物を流出
させて試料の通路を十分に洗い,次に,清浄な注入管2) をノズルに連結する。注入管の例を図A.3に
示す。
次に,中部,下部及び上部の各タップからそれぞれ試料を採取する。試料容器に試料を満たした後,
試験室で試料容器から等量ずつ試料を取って混合し,代表試料とする。
注2) 試料容器内に差し込んで,試料を注入するための注入管である。試料を採取するとき,製品を
汚染したり悪影響を与えたりしないもので,底まで届く長さがなければならない。
A.2.2.3 移送中のパイプラインから採取する場合
パイプラインによって移送するロットにおいては,全移送時間を等分する中間時点において,3回以上
試料を採取し,それぞれ等量に混合して代表試料とする。
操作は,それぞれ次による。
a) パイプライン試料採取用ノズルによる試料採取 試料採取に先立ち,コックを開いて内容物を流出さ
せて,試料の通路を十分に洗った後,試料容器に試料を徐々に流し入れて採取する。
b) 密閉式パイプライン試料採取装置による試料採取 密閉式パイプライン試料採取装置による試料採取
は,次による。
1) 図A.5において,閉止弁A及び閉止弁Fは必要なとき以外は開いておき,閉止弁B,閉止弁E及び
その間のドレン弁を閉めておき,試料採取を行うときは試料採取用ボンベ(以下,ボンベという。)
を2か所の結合継手によって図A.5のように取り付ける。
2) ボンベの閉止弁C及び閉止弁Dは閉めておき,閉止弁Bを少し開き更にドレン弁を開いて少量の
液を流してその内部を清浄にする。次に,閉止弁C及び閉止弁Dを開きドレン弁から少量の液を流
してその内部を清浄にする。続いて閉止弁Eを少し開き,自動差圧調整弁及び流量調節指示計によ
って流量を調節し,ボンベの内部が十分にプロセスパイプライン中の液に置き換わるように流し続
ける。
3) バイパスラインの閉止弁B,及び閉止弁Eを閉めるとともに,ボンベの出入口の閉止弁C,及び閉
止弁Dを閉める。
4) 各ドレン弁を少し開いて各閉止弁の漏えい(洩)がないことを確認した後,徐々にボンベの結合継
手を緩め,ボンベを取り外し,バイパス及びボンベの継手部分に付着している液を,布などを用い
――――― [JIS K 2436 pdf 21] ―――――
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てふき取る。
5) バイパスラインに交換用ボンベを取り付けるか又は取付け部にキャップなどを取り付ける。
6) 試料をボンベから試料容器に移し入れる。
A.2.2.4 ベンゼン,フェノールなどが凝固した場合は,なるべく低温で融解し,完全に液状とした後,採
取する。
A.2.2.5 代表試料は,試料容器に入れ密栓して保存し,試験に用いる。
A.3 固体試料採取方法
A.3.1 器具
A.3.1.1 サンプリングスコップ 例を図A.6に示す。寸法は適宜のものでよい。
図A.6−サンプリングスコップの例
A.3.1.2 縮分器 例を図A.7に示す。
図A.7−縮分器の例
A.3.2 操作
A.3.2.1 小形容器の場合
表A.2によって抜き取った各容器から200300 gのほぼ一定量の試料を採取して混合し,更に各容器の
試料を同量ずつ混合し,10 mm以下に粉砕して十分に混合し,JIS M 8100の6.5.2(インクリメント縮分方
法)又は縮分器を用いて1 kg以上まで縮分したものを,代表試料とする。
A.3.2.2 大形容器の場合
通常は,積込み中,受入れ中,払出し中又は荷下ろし中に,容易に採取できる場所において,ロットの
――――― [JIS K 2436 pdf 22] ―――――
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質量を等分するような間隔をおいて,ロット全体の約1 000分の1の質量(ただし,100 kgを超えない質
量)の試料を約1 kgずつ採取して混合し,10 mm以下に粉砕してよく混合し,JIS M 8100の6.5.2又は縮
分器を用いて,1 kg以上まで縮分したものを代表試料とする。
必要によって,収納状態のまま採取するときも,試料をできるだけロット全体の各部分から採取し,縮
分して代表試料とする。
A.4 半固体試料採取方法
A.4.1 器具
半固体試料採取器 形状及び寸法の例を,図A.8に示す。
A.4.2 操作
容器の口を開き,その中心部に半固体試料採取器を差し込み,器底まで入れて試料を採取する。
単位 mm
図A.8−半固体試料採取器の例
A.5 取扱い上の注意事項
A.5.1 保護具の着用
目,皮膚などを保護するため,適切な保護具を着用する。
A.5.2 操作
操作は,安全を確認しながら行う。
――――― [JIS K 2436 pdf 23] ―――――
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A.5.3 採取場所
試料から出る蒸気を吸わないように風上において採取する。
A.5.4 廃棄物の処置
廃棄する試料などは,大気,水質の汚染源とならないように処置する。
A.5.5 法規の順守
関連する法令・法規に従って取り扱わなければならない。
参考文献 JIS K 2425 クレオソート油・加工タール及びタールピッチ試験方法
JIS K 2435-2 ベンゼン・トルエン・キシレン−第2部 : トルエン
JIS K 2435-3 ベンゼン・トルエン・キシレン−第3部 : キシレン
JIS K 2437 フェノール類(フェノール・クレゾール及びクレゾール酸・キシレノール酸)
JIS K 2438 ピリジン類(ピリジン・ピコリン・キノリン)
JIS K 2439 クレオソート油・加工タール・タールピッチ
ISO 1995 : 1981 Aromatic hydrocarbons−Sampling
ISO 3165 : 1976 Sampling of chemical products for industrial use−Safety in sampling
ISO 3170 : 2004 Petroleum liquids−Manual sampling
ISO 3171 : 1988 Petroleum liquids−Automatic pipeline sampling
JIS K 2436:2007の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 2436:2007の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC3105:1994
- 硬銅より線
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0068:2001
- 化学製品の水分測定方法
- JISK0114:2012
- ガスクロマトグラフィー通則
- JISK2435-1:2006
- ベンゼン・トルエン・キシレン―第1部:ベンゼン
- JISK8040:2020
- アセトン(残留農薬・PCB試験用)(試薬)
- JISK8125:1994
- 塩化カルシウム(水分測定用)(試薬)
- JISK8279:2013
- キノリン(試薬)
- JISK8305:2013
- m-クレゾール(試薬)
- JISK8552:2017
- 硝酸コバルト(II)六水和物(試薬)
- JISK8798:2012
- フェノール(試薬)
- JISK8949:2019
- 硫化ナトリウム九水和物(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISM8100:1992
- 粉塊混合物―サンプリング方法通則
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方