JIS K 2436:2007 工業用ナフタレン

JIS K 2436:2007 規格概要

この規格 K2436は、工業用ナフタレンについて規定。

JISK2436 規格全文情報

規格番号
JIS K2436 
規格名称
工業用ナフタレン
規格名称英語訳
Naphthalene for industrial use
制定年月日
1978年10月1日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.080.15
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1978-10-01 制定日, 1984-02-01 確認日, 1989-06-01 確認日, 1990-03-01 改正日, 2003-05-20 確認日, 2007-11-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS K 2436:2007 PDF [24]
                                                                                   K 2436 : 2007

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[1]
  •  4 品質・・・・[2]
  •  5 試験方法・・・・[2]
  •  5.1 一般事項・・・・[2]
  •  5.2 試料の採取及び調製・・・・[2]
  •  5.3 凝固点・・・・[2]
  •  5.4 純度・・・・[3]
  •  5.5 不純物・・・・[4]
  •  5.6 硫酸着色試験方法・・・・[9]
  •  5.7 不揮発分・・・・[10]
  •  5.8 水分測定方法・・・・[11]
  •  6 検査・・・・[12]
  •  7 表示・・・・[12]
  •  附属書A(規定)試料採取方法・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 2436 pdf 1] ―――――

K 2436 : 2007

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本芳香
族工業会 (JAIA) 及び財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 2436 : 1990は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 2436 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 2436 : 2007

工業用ナフタレン

Naphthalene for industrial use

序文

  この規格は,旧規格から,アントラセン及びカルバゾールに関する規定を削除するとともに,可能な限
り化学製品共通のはん(汎)用的な試験方法に関する日本工業規格(日本産業規格)を引用することによって,規格の重複
を避けることなどを目的として改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,工業用ナフタレンについて規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 3105 硬銅より線
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0114 ガスクロマトグラフ分析通則
JIS K 2435-1 ベンゼン・トルエン・キシレン−第1部 : ベンゼン
JIS K 8040 アセトン(残留農薬・PCB試験用)(試薬)
JIS K 8125 塩化カルシウム(水分測定用)(試薬)
JIS K 8279 キノリン(試薬)
JIS K 8305 m-クレゾール(試薬)
JIS K 8552 硝酸コバルト(II)六水和物(試薬)
JIS K 8798 フェノール(試薬)
JIS K 8949 硫化ナトリウム九水和物(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS M 8100 粉塊混合物−サンプリング方法通則
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 種類

  工業用ナフタレンの種類は,精製ナフタレン及び95 %ナフタレンとする。

――――― [JIS K 2436 pdf 3] ―――――

2
K 2436 : 2007

4 品質

  品質は,種類によって区分し,箇条5によって試験したとき,表1による。
表1−品質
種類 精製ナフタレン 95 %ナフタレン
項目
凝固点 ℃ 79.5以上 77.5以上
(脱水試料につき)
純度 %(質量分率) 99以上 95以上
(脱水試料につき)
不純物 受渡当事者間の取決めによる受渡当事者間の取決めによる
硫酸着色試験 比色標準液2番より暗くない −
不揮発分 %(質量分率) − 0.2以下
水分 %(質量分率) − 0.2以下

5 試験方法

5.1 一般事項

  一般事項は,JIS K 0050による。ただし,次を追加する。
a) 単に溶液と記し,特に溶媒を示さないものは,水溶液を指す。
b) 液面で目盛を読むときは,表面張力によって上昇した液面の下縁で読む。
c) 温度計は,あらかじめ標準温度計によって,校正したものを用いる。

5.2 試料の採取及び調製

5.2.1  試料の採取
試料の採取方法は,附属書Aによる。
5.2.2 試料の調製
試料の調製は,次による。
a) 代表試料約100 gを取り,乳鉢で粉砕し,よく混ぜ合わせて均一にしたものを試験に用いる。
b) ) の50 gをビーカー100 mLに取り,温度約85 ℃に加熱して融解する。JIS K 8125に規定する塩化
カルシウム10 gを入れ,温度約85 ℃に保ちながらしばらくの間かき混ぜる。510分間静置した後,
上澄み液を取り,脱水試料とする。

5.3 凝固点

5.3.1  要旨
試料を試験管に取り,試料の予想される凝固点より低い温度の水浴中で静かにかき混ぜながら冷却し,
試料が凝固したときの最高温度を測定する。
5.3.2 精製ナフタレンの凝固点
5.3.2.1 装置及び器具
装置及び器具は,次による。
a) 装置 図1による。
b) 試験管 ほうけい酸ガラス製。形状及び寸法は,図1による。
c) 温度計 温度計は,JIS K 2435-1の5.10.2 b) の表9による。
d) かき混ぜ棒 直径約1 mmの針金で,その先端の一方を円形にしたもの。

――――― [JIS K 2436 pdf 4] ―――――

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K 2436 : 2007
e) 大形試験管 形状及び寸法は,図1による。
f) ビーカー 容量1 000 mL。図1に示すもの。
単位 mm
図1−凝固点測定装置
5.3.2.2 操作
操作は,次による。
a) 試料を融解して液状とした後,約25 mLを試験管に取り,温度90 ℃以上で試料を完全に液状に保ち
ながら,これに温度計及びかき混ぜ棒を差し込んだコルク栓を取り付ける。温度計の水銀球は,図1
に示すように,試験管内の試料の中央に位置するように調節する。
b) これに外とうとして大形試験管を取り付けた後,温度約75 ℃の温水を満たしたビーカー中に差し込
み,2秒間に1回の割合で試料をかき混ぜながら冷却する。
c) 試料が凝固し始めると同時に温度計の示度が上昇し始め,全部が凝固し終わると温度の上昇が止まり,
再び下降し始める。このときの温度計の最高示度を凝固点とする。ただし,温度計露出部の温度補正
は行わない。
5.3.3 95 %ナフタレンの凝固点
脱水試料を使用し,温水温度は約73 ℃として,5.3.2に規定する方法によって,凝固点を測定する。

5.4 純度

  5.3によって測定した凝固点から,表2を用いて精製ナフタレン及び95 %ナフタレンの純度を求める。

――――― [JIS K 2436 pdf 5] ―――――

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JIS K 2436:2007の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 2436:2007の関連規格と引用規格一覧