JIS K 6346:1999 送吸油用ゴムホース | ページ 2

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5.1.4 電気試験 電気導通性試験は,他に規定がなければ,継手金具間でJIS K 6330-5によって行う。
両端の継手金具間の電気導通性は,耐圧性試験中及び試験後であっても維持されなければならない。
最大許容抵抗値は,2×106 圀一
5.2 破壊試験
5.2.1 試験方法 試験片としてモールド試験片を指定していなければ,ホースを試料として破壊試験に使
用する。
破壊試験は,製造方法,材料又は,構造に変更があった場合に実施される。
備考 鋼線を製品に使用している場合は,試料から鋼線を取り除いてもよい。
5.2.2 破裂試験 破裂試験は,JIS K 6330-2によって行う。
最高使用圧力まで加圧して,直ちにゼロに戻す。
15分以上かけて,最高使用圧力の4倍まで加圧し,15分以上保持する。
異状の有無を検査する。
次に,ホースが破裂するまで加圧し,破裂圧力を記録する。
5.2.3 外面ゴム 各クラスのホースの外面ゴムは,表5の規定に適合しなければならない。
表5 各クラスのホースの外面ゴム性能
試験項目 性能 試験方法
体積変化率 80%以下 JIS K 6258
(試験用燃料油B,標準温度,70h)
体積変化率 100%以下 JIS K 6258
(No.3試験油,100℃,70h)
耐オゾン性 き裂があってはならない JIS K 6330-7
(50 pphm, 40 ℃, 72h)
耐摩耗性 最大減量200mm3(1) JIS K 6264の9.
注(1) 摩耗容積はJIS K 6264による相対摩耗容積ではなく,実際の摩耗容積である。
5.2.4 内面ゴム
5.2.4.1 手順 JIS K 6250に従って,製品の製造時と同一の配合,加硫時間,温度で作製された試験片を
準備する。
5.2.4.2 クラス1 クラス1のホースは,表6の規定に適合しなければならない。
表6 クラス1のホースの内面ゴム性能
試験項目 性能 試験方法
体積変化率 50%以下 JIS K 6258
(試験用燃料油C,標準温度,70h)
5.2.4.3 クラス2 クラス2のホースは,表7の規定に適合しなければならない。
表7 クラス2のホースの内面ゴム性能
試験項目 性能 試験方法
体積変化率 50%以下 JIS K 6258
(試験用燃料油E,標準温度,70h)
5.2.5 接着試験
5.2.5.1 手順 製品の製造時に使用した材料で作製された,300mm±5mmの試料ホースを固定して,試験
液に浸せきする。標準温度で,48時間保持した後,取り出してJIS K 6330-6によって接着試験を行う。
5.2.5.2 性能 ホースの各層間の接着力は,表8の規定に適合しなければならない。

――――― [JIS K 6346 pdf 6] ―――――

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表8 各層間の接着力
試験項目 性能
内面ゴム層,補強層,外面ゴム層の各層間の接着力(各クラス) 4kN/m以上
試験用燃料油Cに浸せき後の各層間の接着力(クラス1) 2kN/m以上
(JIS K 6258参照)
試験用燃料油Eに浸せき後の各層間の接着力(クラス2) 1.1kN/m以上
(JIS K 6258参照)
5.2.6 低温曲げ試験 すべてのタイプ及びクラスのホースは,表9の規定に適合しなければならない。
表9 低温曲げ性能
試験項目 性能 試験方法
−25℃±3℃で,5時間保持した後,き裂があってはならない JIS K 6330-4
試料ホースを曲げる B法
6. 発注 発注者は,次の項目を発注書で指定する。
a) 呼び径
b) 長さ(他に指定がない場合は,全長)
c) タイプ,クラス,グレード
d) 継手金具の種類
e) 必要な試験
7. 表示 ホースには,下記の内容を容易に消えない方法で表示する。
a) 製造業者名又はその略号
b) 適用規格番号 (JIS K 6346)
c) タイプ,クラス及びグレード
d) 呼び径
e) 製造年月
f) 最高使用圧力 (MPa)
例 MN/JIS K 6346/R2C/80/99-06/1.5

――――― [JIS K 6346 pdf 7] ―――――

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附属書(規定) クラスJ−低芳香族油用ゴムホース
(芳香族25%以下)
1. 適用範囲 この附属書は,原油又は石油精製品の送吸油に使用する継手金具付ゴムホース(以下,ホ
ースという。)について,規定する。ただし,液化石油ガス用,海上荷役用及び芳香族25%を超えるもの
には,適用しない。
2. 引用規格 この附属書の引用規格を,次に示す。
JIS G 3521 硬鋼線
JIS G 3522 ピアノ線
JIS K 6251 加硫ゴムの引張試験方法
JIS K 6257 加硫ゴムの老化試験方法
JIS K 6258 加硫ゴムの浸せき試験方法
JIS K 6330-2 ゴム及び樹脂ホース試験方法−第2部 : 耐圧性試験
JIS K 6330-3 ゴム及び樹脂ホース試験方法−第3部 : 負圧試験
JIS K 6330-5 ゴム及び樹脂ホース試験方法−第5部 : 電気試験
3. 種類
3.1 クラス ここに規定するホースは,クラスJとする。
3.2 グレード ホースのグレードは,最高使用圧力によって附属書表1のように3種類に分ける。
附属書表1
グレード 最高使用圧力
1種 0.5MPa
2種 1.0MPa
3種 1.5MPa
4. 品質
4.1 外観 ホースは,内径,肉厚共に均一で,たわみ性に富み,使用上支障となるきず,気泡,き裂,
その他の欠点があってはならない。
4.2 ホースの性能 ホースの性能は,附属書表2の規定に適合しなければならない。

――――― [JIS K 6346 pdf 8] ―――――

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附属書表2
試験項目 性能 主な試験条件 適用箇条
ホース 耐圧性試験 耐圧試験 漏れ,局部的膨れなど異状 附属書表3の試験圧力ま JIS K 6330-2の7.1
があってはならない。 で加圧し,3060秒保持

加圧変化 加圧時の長 5.0%以下 附属書表3の試験圧力 JIS K 6330-2の7.2
試験 さ変化率
加圧後の長 1.5%以下 附属書表3の放圧後10分
さ変化率 後
破裂試験 1種 2.0MPa以上 破壊に要する時間が14 JIS K 6330-2の7.3
2種 4.0MPa以上 分呼び径300のホースに
3種 6.0MPa以上 ついては,受渡当事者間で
協議する
負圧試験 くびれ,はく離など異状が −0.095MPa JIS K 6330-3
あってはならない。
電気試験 導通試験(1) 導通しなければならない。 JIS K 6330-5の4.
絶縁試験(2) 100k 坎 上 JIS K 6330-5の5.
ゴム層 引張試験 引張強さ 6.5MPa以上 JIS K 6251
伸び 250%以上
老化試験 引張強さの変化率 −25%以内 70℃±1℃, 96h JIS K 6257
耐油試験 体積変化率 30%以下 試験用燃料油B JIS K 6258
(内面ゴム層) 40℃±1℃, 48 h
注(1) 導通試験は,静電除去を必要とするホースについてだけ行う。
(2) 絶縁試験は,電気絶縁を必要とするホースについてだけ行う。
5. 構造 ホースの構造は,その用途に適合するものであって,内面ゴム層,補強層,らせん状鋼線(3),
外面層などからなるゴム部本体及び継手金具から構成されたものである。
注(3) らせん状鋼線は,JIS G 3521,JIS G 3522に規定するものなどとする。
6. 継手金具 継手金具は,他に規定がなければ,フランジ部とニップル部とからなり,十分な機能をも
つように加工製造したものとする。
7. 寸法 ホースの内径寸法は,継手金具の近似内径とし,呼びで表し,65,75,100,125,150,200,
250及び300とする。ホース長さの許容差は,+2.5%,−1.5%とする。
8. 測定及び試験方法
8.1 長さの測定 ホース長さの測定は,ホースを平面上に置き,真っすぐな状態にして全長を測定する。
8.2 耐圧性試験 耐圧性試験は,耐圧試験,加圧変化試験及び破裂試験を行う。
8.2.1 耐圧試験 耐圧試験は,JIS K 6330-2の7.1(耐圧試験)に規定する方法によって行う。
附属書表3の試験圧力を加え,3060秒間経過後,漏れ,局部的膨れなどの異状の有無を調べる。
附属書表3
種類 試験圧力
1種 0.75 MPa
2種 1.5 MPa
3種 2.25 MPa

――――― [JIS K 6346 pdf 9] ―――――

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8.2.2 加圧変化試験 加圧変化試験は,JIS K 6330-2の7.2(加圧変化試験)に規定する方法によって行
う。
8.2.3 破裂試験 破裂試験は,JIS K 6330-2の7.3(破裂試験)に規定する方法によって行う。
8.3 負圧試験 負圧試験は,JIS K 6330-3に規定する方法によって行う。この場合,試験圧力は大気圧
から−0.095MPaまで吸引して行う。
8.4 電気試験 電気試験は,導通試験又は絶縁試験を行う。
8.4.1 導通試験 導通試験は,JIS K 6330-5の4.(電気導通性の測定)に規定する方法によって行う。
8.4.2 絶縁試験 絶縁試験は,JIS K 6330-5の5.(電気非導通性の測定)に規定する方法によって行う。
8.5 引張試験 引張試験は,JIS K 6251に規定する方法によって行う。
8.6 老化試験 老化試験は,JIS K 6257の4.(空気加熱老化試験)に規定する方法によって行う。この
場合,試験温度は70℃±1℃,試験時間は96時間とする。
8.7 耐油試験 耐油試験は,JIS K 6258に規定する方法による。この場合の試験条件は,試験用燃料油B,
試験温度40℃±1℃,試験時間は48時間とする。
9. 表示 ホースには,1本ごとに次の内容を表示しなければならない。
a) 製品名又は略号(例えば,OIL SD)
b) 種類
c) 製造業者名又はその略号
d) 製造年又はその略号

――――― [JIS K 6346 pdf 10] ―――――

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JIS K 6346:1999の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 1823-1:1997(MOD)

JIS K 6346:1999の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6346:1999の関連規格と引用規格一覧