JIS K 6396:2007 合成ゴム―IIR―試験方法

JIS K 6396:2007 規格概要

この規格 K6396は、イソブテン・イソプレンゴム(IIR)の原料ゴムの化学試験及び物理試験並びに加硫特性を評価するための標準配合,混練り手順及び加硫特性試験方法について規定。

JISK6396 規格全文情報

規格番号
JIS K6396 
規格名称
合成ゴム―IIR―試験方法
規格名称英語訳
Isobutene-isoprene rubber (IIR) -- Test methods
制定年月日
1997年12月20日
最新改正日
2017年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 2302:2005(MOD)
国際規格分類

ICS

83.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ゴム・エラストマー I 2020, ゴム・エラストマー II 2020
改訂:履歴
1997-12-20 制定日, 2002-08-20 確認日, 2007-10-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS K 6396:2007 PDF [13]
                                                                                   K 6396 : 2007

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 試料採取・・・・[2]
  •  4 原料ゴムの物理試験及び化学試験・・・・[2]
  •  4.1 ムーニー粘度・・・・[2]
  •  4.2 揮発分・・・・[2]
  •  4.3 灰分・・・・[2]
  •  5 混練り方法・・・・[3]
  •  5.1 標準配合・・・・[3]
  •  5.2 手順・・・・[3]
  •  6 加硫試験機による加硫特性試験・・・・[6]
  •  6.1 ディスク加硫試験機による試験・・・・[6]
  •  6.2 ダイ加硫試験機による試験・・・・[7]
  •  7 練りゴム加硫物の引張試験・・・・[7]
  •  8 精度・・・・[7]
  •  9 試験報告書・・・・[7]
  •  附属書JA(参考)精度・・・・[9]
  •  附属書JB(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6396 pdf 1] ―――――

K 6396 : 2007

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本ゴム工業会
(JRMA) 及び財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申
出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによっ
て,JIS K 6396 : 1997は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 6396 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6396 : 2007

合成ゴム−IIR−試験方法

Isobutene-isoprene rubber (IIR)-Test methods

序文

  この規格は,2005年に第5版として発行されたISO 2302を基に,技術的内容を変更して作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
警告 この規格の利用者は,通常の試験室での作業に精通しているものとする。この規格は,その使用に
関連して起こるすべての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,各
自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。

1 適用範囲

  この規格は,イソブテン・イソプレンゴム(IIR)の原料ゴムの化学試験及び物理試験並びに加硫特性を
評価するための標準配合,混練り手順及び加硫特性試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 2302 : 2005,Isobutene-isoprene rubber (IIR)−Evaluation procedures (MOD)
なお,対応の程度を表す記号 (MOD) は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを
示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
には適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 1410 酸化亜鉛
JIS K 3331 工業用硬化油・脂肪酸
JIS K 6220-2 ゴム用配合剤−試験方法−第2部 : 有機加硫促進剤及び有機加硫剤
JIS K 6222-2 ゴム用粉末硫黄
JIS K 6228 ゴム―灰分の定量
注記 対応国際規格 : ISO 247 : 1990,Rubber−Determination of ash (MOD)
JIS K 6238 原料ゴム―揮発分の求め方(定量)
注記 対応国際規格 : ISO 248 : 1991,Rubbers, raw-Determination of volatile-matter content (MOD)
JIS K 6250 ゴム―物理試験方法通則

――――― [JIS K 6396 pdf 3] ―――――

2
K 6396 : 2007
注記 対応国際規格 : ISO 23529, Rubber−General procedures for preparing and conditioning test pieces
for physical test methods (MOD)
JIS K 6251 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方
注記 対応国際規格 : ISO 37,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of tensile stress-strain
properties (MOD)
JIS K 6298 原料ゴム−天然ゴム・合成ゴム−試験用試料の採取手順
注記 対応国際規格 : ISO 1795 : 2000,Rubber,raw natural and raw synthetic−Sampling and further
preparative procedures (MOD)
JIS K 6299 : 2001 ゴム−試験用試料の作製方法
注記 対応国際規格 : ISO 2393 : 1994,Rubber test mixes−Preparation, mixing and vulcanization−
Equipment and procedures (MOD)
JIS K 6300-11): 2001 未加硫ゴム−物理特性−第1部 : ムーニー粘度計による粘度及びスコーチタイ
ムの求め方
注記 対応国際規格 : ISO 289-1 : 1994,Rubber, unvulcanized−Determinations using a shearing-disc
viscometer−Part 1 :Determination of Mooney viscosity (MOD)
対応国際規格 : ISO 289-2 : 1994,Rubber,unvulcanized−Determinations using a shearing-disc
viscometer−Part 2 : Determination of pre-vulcanization characteristics (MOD)
注1) ムーニー粘度試験における試験片作成において,ロール通しを必要とする場合については
JIS K 6300-1 : 2001の5.5.2 a) 2) がISO 1795に対応する。ISO 1795の対応する規格JIS K
6298 : 2004では,附属書1の2.3.2 b) にロール通し法を定めているが,参考であるため引用
しない。
JIS K 6300-2 未加硫ゴム―物理特性―第2部 : 振動式加硫試験機による加硫特性の求め方
注記 対応国際規格 : ISO 6502,Rubber―Guide to the use of curemeters (MOD)

3 試料採取

  JIS K 6298によって約1.5 kgの試験室サンプルを採取し,そこから試験サンプルを準備する。

4 原料ゴムの物理試験及び化学試験

4.1 ムーニー粘度

  箇条3に規定する試験室サンプルから,ロール通しなしで試験片を直接切り出す。試験片は,できる限
り空気を含まないようにし,また,ロータ及びダイの表面とサンプルとの間に空気を残さないようにする。
受渡当事者間で合意がある場合,又は試験室サンプルの状態がロール通しを必要とする場合(例 : 極端に
多孔)は,JIS K 6300-1 : 2001の5.5.2 a) 2) によりロール通しを行う。
この試験片を用いて,JIS K 6300-1によってムーニー粘度を測定し,結果をML (1+8) 125 ℃として記
録する。

4.2 揮発分

  揮発分の測定は,JIS K 6238の4. に規定された熱ロール法又は5. に規定されたオーブン法による。

4.3 灰分

  灰分の測定は,JIS K 6228に規定するA法又はB法のいずれかによる。

――――― [JIS K 6396 pdf 4] ―――――

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K 6396 : 2007

5 混練り方法

5.1 標準配合

  標準配合を表1に示す。イソブテン−イソプレンゴム (IIR)は,箇条3の試験室サンプルを用いる。配合
剤は,日本工業規格(日本産業規格)に適合する材料を用いるか,又は受渡当事者間によって合意された材料を使用する。
配合剤のひょう量許容差は,JIS K 6299 : 2001の6.による。
表1−標準配合
ゴム及び配合剤 質量部
イソブテン−イソプレンゴム (IIR) 100.00
ステアリン酸a),b) 1.00
カーボンブラック IRBc) 50.00
酸化亜鉛a),d) 3.00
硫黄a),e) 1.75
加硫促進剤 TMTDa),f) 1.00
合計 156.75
注a) 粉末の原料を用いる。
b) IS K 3331に規定する工業用ステアリン酸を用いる。
c) 入手可能な工業用標準カーボンブラック(Industry Reference Black)を用いる。
d) IS K 1410に規定する酸化亜鉛を用いる。
e) IS K 6222-2に規定する粉末硫黄を用いる。
f) MTD (Tetramethylthiuram disulfide)は,JIS K 6220-2に規定するものを用いる。

5.2 手順

5.2.1  装置及び手順
混練り,加硫並びに状態調節の装置及び手順は,JIS K 6299 : 2001の5.,7.,8. 及び9. による。
5.2.2 混練り手順
5.2.2.1 一般
混練りの方法は,次のいずれかによる。
− A法 : ロール機を使用する方法
− B法 : ミニチュア密閉式混練機を使用する方法
− C法 : 一段目練りを密閉式混練機で,二段目練りをロールで行う方法
注記 これらの混練り方法は,必ずしも同じ結果とはならない。
5.2.2.2 A法−ロール機を使用する方法
配合量は,表1に示す質量部の合計の4倍を基本とする(すなわち,4×156.75 g=627 g)。ロール表面
温度は,混練り中,45 ℃±5 ℃を維持する。
混練り中,良好なロールバンクの状態を維持する。維持できない場合は,ロールすき間を微調整しても
よい。
配合量は,表1の質量部の合計の 2 倍とすることもできるが,この場合ロールすき間の調整が必要とな
る。
混練り手順は,次による。

――――― [JIS K 6396 pdf 5] ―――――

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