JIS K 6725:1977 ポリ酢酸ビニル試験方法

JIS K 6725:1977 規格概要

この規格 K6725は、ポリ酢酸ビニルの試験方法について規定。

JISK6725 規格全文情報

規格番号
JIS K6725 
規格名称
ポリ酢酸ビニル試験方法
規格名称英語訳
Testing method for polyvinyl acetate
制定年月日
1956年6月23日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

83.080.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
プラスチック I(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021
改訂:履歴
1956-06-23 制定日, 1959-05-25 確認日, 1962-03-30 確認日, 1965-06-01 確認日, 1968-07-01 確認日, 1971-10-01 確認日, 1975-04-01 確認日, 1977-05-01 改正日, 1980-10-01 確認日, 1986-01-01 確認日, 1994-09-01 確認日, 2002-01-20 確認日, 2006-10-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS K 6725:1977 PDF [3]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K6725-1977

ポリ酢酸ビニル試験方法

Testing Method for Polyvinyl Acetate

1. 適用範囲 この規格は,ポリ酢酸ビニルの試験方法について規定する。
引用規格 : 2ページに示す。
2. 試料採取方法 受渡当事者間の協定に基づく技術的・統計的に合理的な方法による。
3. 試験方法
3.1 不揮発分 試料約1gを100mlのはかりびんに正確にはかり取り,アセトン20mlを加えて完全に溶
解させた後,水20mlを静かに添加する。これを8090℃で蒸発させた後,更に105℃で恒量になるまで
乾燥し,次の式によって不揮発分の百分率を算出する。
はかりびん中の残分 (g)
不揮発分 (%) 100
試 料 (g)
3.2 平均重合度 3.1で得た試料の不揮発分約0.4gをベンゼン (JIS K 8858) 100mlに溶解した後12時
間放置し,その上澄液10mlをオストワルド粘度計(付図参照)に取り,恒温そう中で30±0.1℃で同温度
のベンゼンに対する相対粘度 攀 定する。
別に上澄液20mlをあらかじめ質量を量った蒸発ざらに取り,石油ベンジン(JIS K 8594の1級)40ml
を添加して蒸発乾固した後,更に105℃で恒量となるまで乾燥してベンジン溶液の濃度を求め,これをc
(g/l) とする。相対粘度 攀 湟 詩 類 数[
spc
/

1 .0275sp
ただし, 瀰 湟 侮
攀 1
重合度Pは[ 湟 侮
[ ] 10 4
logP .1613log
.891
3.3 遊離酸 試料約2gを三角フラスコ250mlに正確に量り取り,99%メチルアルコール(JIS K 8891の
1級)70mlを加え,逆流冷却器を付けて加熱溶解した後,ブロムチモールブルー(1)を指示薬としてN/40
アンモニア水で滴定する。次に同様の条件で空試験を行い,次の式によって遊離酸の百分率を酢酸として
算出する。
1 60 100
遊離酸(酢酸として)(%)(A B) F
40 1000 S
ここに A : 本試験に用いたN/40アンモニア水の使用量 (ml)
B : 空試験に用いたN/40アンモニア水の使用量 (ml)

――――― [JIS K 6725 pdf 1] ―――――

2
K6725-1977
F : N/40アンモニア水の力価
S : 試料の質量 (g)
注(1) 指示薬の調製 ブロムチモールブルー(JIS K 8842の1級)0.10gをエチルアル
コール(99.5容量%)(JIS K 8101の1級)20m1に溶解した後,水80m1を加える。
3.4 残存単量体 共せん三角フラスコ250mlに試料約1gを正確に量り取り,75%酢酸〔JIS K 8355(酢
酸)の1級〕100mlを加え,24時間放置して溶解する。臭素の酢酸溶液(2)をビュレットから滴下して中味
が黄色に着色した後,5%よう化カリウム溶液〔JIS K 8913(よう化カリウム)の1級〕15mlを加え,1%
でんぷん溶液を指示薬としてN/10チオ硫酸ナトリウム溶液で逆滴定する。別に空試験として75%酢酸
100mlに臭素の酢酸溶液(2)5mlを加え,更に5%よう化カリウム溶液15mlを加えて,1%でんぷん溶液を指
示薬としてN/10チオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する。これらの操作を行った後,次の式によって残存単量
体の百分率を算出する。
(G E 5 D) .00043 F
残存単量体 (%) 100
S
ここに D : 本試験に用いたN/10チオ硫酸ナトリウム溶液の使用量 (ml)
H : 空試験に用いたN/10チオ硫酸ナトリウム溶液の使用量 (ml)
F : N/10チオ硫酸ナトリウム溶液の力価
G : 本試験に用いた臭素の酢酸溶液の使用量 (ml)
S : 試料の質量 (g)
注(2) 臭素の酢酸溶液は酢酸(JIS K 8355の1級)に臭素(JIS K 8529の1級を溶解し
たもので,臭素の酢酸溶液1mlがN/10チオ硫酸ナトリウム溶液2.52.8mlに
対応する濃度のものである。
付図 オストワルド粘度計
備考1. 印の寸法は特に正確であること。
2. 30℃における水の落下秒数は120±20sであること。
引用規格 :
JIS K 8101 エチルアルコール(99.5容量%)(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8529 臭素(試薬)
JIS K 8594 石油ベンジン(試薬)
JIS K 8842 ブロムチモールブルー(試薬)
JIS K 8858 ベンゼン(試薬)
JIS K 8891 メチルアルコール(メタノール)(試薬)

――――― [JIS K 6725 pdf 2] ―――――

                                                                                              3
K6725-1977
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
化学部会 酢酸ビニル専門委員会 構成表(昭和31年6月23日制定のとき)
氏名 所属
(委員会長) 水 谷 久 一 東京農工大学
進 藤 喜 信 電気化学工業株式会社
今 村 晴 男 倉敷レイヨン株式会社
安 井 義 一 日本合成化学工業株式会社
西 野 弘 新日本窒素肥料株式会社
松 本 吉 正 昭和合成化学工業株式会社
渡 辺 正 雄 三菱レイヨン株式会社
矢 次 正 埼玉澱粉工業株式会社
戸河里 正 鐘淵化学工業株式会社
山 賀 準 二 積水化学工業株式会社
藤 井 雅 弘 大同化成工業株式会社
渕 本 信 輔 神東塗料株式会社
奥 田 平 高分子化学工業株式会社
井 上 準 高井田化工株式会社
山 田 充 助 小西安兵衛商店
折 美 儔 プラスチックス協会
宮 沢 鉄 蔵 通商産業省軽工業局
霜 永 忠 平 工業技術院標準部
(事務局) 木 村 允 工業技術院標準部繊維化学規格課
大 串 理 工業技術院標準部繊維化学規格課
大 森 莞 爾 工業技術院標準部繊維化学規格課
(事務局) 青 木 誠 治 工業技術院標準部繊維化学規格課(昭和52年5月1日改正のとき)
石 川 哲之介 工業技術院標準部繊維化学規格課(昭和52年5月1日改正のとき)

JIS K 6725:1977の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6725:1977の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK8101:2006
エタノール(99.5)(試薬)
JISK8355:2006
酢酸(試薬)
JISK8355:2021
酢酸(試薬)
JISK8529:2016
臭素(試薬)
JISK8594:2015
石油ベンジン(試薬)
JISK8842:2012
ブロモチモールブルー(試薬)
JISK8858:2007
ベンゼン(試薬)
JISK8891:2006
メタノール(試薬)
JISK8913:2006
よう化カリウム(試薬)