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K 6741 : 2016
単位 mm
呼び径 寸法
L l B b R
25以下 90 25 8 5±0.5 6
30以上 300以下 100 35 15 10±0.5 25
350以上 180 50 30 20±0.5
図1−試験片の形状及び寸法
b) 状態調節 試験片は,23 ℃±2 ℃で60分間以上状態調節を行う。
9.1.2 耐圧試験
管の耐圧試験は,JIS S 3200-1による。ただし,試験水圧は,表5のとおりとする。
表5−試験水圧値
単位 MPa
管の記号 水圧値
VP,HIVP 2.5
VM 2.0
VU 1.5
9.1.3 接合部耐圧試験
管の受口に差口を接合し,全長1 000 mm以上とした試験片に,JIS Z 8703に規定する常温(温度20 ℃
±15 ℃)の水で表5に示す水圧を加え,そのまま1分間保持し,受口接合部を目視によって調べる。
9.1.4 偏平試験
管の偏平試験は,供試管から長さ50 mm以上の環状試験片を切り取り,これを23 ℃±2 ℃で60分間
以上状態調節後,2枚の平板間に挟み,管軸に直角の方向に10 mm/min±2 mm/minの速さで,管の外径が
その1/2になるまで圧縮し,管外表面を目視によって調べる。試験温度は,23 ℃±2 ℃とする。試験片を
圧縮する平板の寸法は,1/2まで圧縮したとき,変形した試験片より十分大きくする。
9.1.5 耐衝撃試験
管の耐衝撃試験は,附属書JAによる。
9.1.6 ビカット軟化温度試験
管のビカット軟化温度試験は,JIS K 6816による。
9.1.7 水密試験
管接合部の水密試験は,EN 1053による。
――――― [JIS K 6741 pdf 11] ―――――
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注記 EN 1053の概要は次のとおりである。供試体を水で満たす。空気を排出するために最大12°ま
で供試体を傾斜させてもよい。次に,50 kPaまで昇圧し,15分間保持した後,水漏れの有無を
確認する。試験温度は23 ℃±5 ℃とする。
9.1.8 気密試験
管接合部の気密試験は,EN 1054による。
注記 EN 1054の概要は,次のとおりである。供試体を横にした状態で半分まで水で満たす。次に,
空気バルブを開け10 kPa±1 kPaまで昇圧し,5分間保持した後,空気及び水漏れの有無を確認
する。
9.1.9 冷熱繰返し流下試験
管路の冷熱繰返し流下試験は,EN 1055:1996による。
注記 EN 1055:1996の概要は,次のとおりである。試験配管を20 ℃以下の水で満たした後,15分間
放置し漏れの有無を確認する。漏れがない場合,外径40 mm以上は,流速30 L/minで,外径
40 mm未満は,15 L/minで,93 ℃±2 ℃の温水を60秒間以上で満たし1分間保持した後,温
水を排出する。次に15 ℃±5 ℃の冷水を60秒間以上で満たし1分間保持後,冷水を排出する。
これを1 500回繰返した後,試験配管を20 ℃以下の水で満水にし,15分間放置後,漏れの有
無の確認及び所定の位置でのたわみを測定する。
9.1.10 偏平密封試験
管接合部の偏平密封試験は,EN 1277による。
注記 EN 1277の概要は,次のとおりである。直管部を10 %,受口部を5 %偏平した状態で,供試体
を水で満たす。供試体の温度を均一にするために,外径400 mm未満は5分間,400 mm以上で
は,15分間放置する。次に0.005 MPa±10 %まで昇圧し,15分間保持し漏れの有無を確認する。
10 ┰ 圧し15分間保持後,漏れの有無を確認する。次に
漏れがなければ,更に0.05 MPa 0
水を抜き−0.03 MPa±5 %の負圧を与え,15分間保持後内圧を確認する。試験場所の温度は,
23 ℃±2 ℃とする。
9.1.11 曲げ密封試験
管接合部の曲げ密封試験は,EN 1277による。
注記 EN 1277の概要は,次のとおりである。偏平密封試験の状態で,更に曲げを加える。偏平密封
試験と同じ操作を行い漏れの有無,及び内圧を確認する。曲げ角度は,直径315 mm以下は,2°,
315 mmを超え630 mm以下は,1.5°及び630 mmを超えると1°とする。
9.1.12 熱間内圧クリープ試験
管の熱間内圧クリープ試験は,ISO 1167-1及びISO 1167-2による。試験条件は,表6及び表7による。
表6−熱間内圧クリープ試験の試験条件(管状)
試験温度 円周応力 試験時間 適用する管の記号
℃ MPa h
20 42 1 IWVP
60 12.5 1 000
10 ISVP
――――― [JIS K 6741 pdf 12] ―――――
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表7−熱間内圧クリープ試験の試験条件(接合部)
呼び径 試験温度 ℃ 試験圧力 試験時間 適用する管の記号
MPa h
90以下 20 4.2 1 IWVP
90超 3.36
9.1.13 外衝撃耐久試験(回転法)
管の外衝撃耐久試験(回転法)は,EN 744:1995による。
試験に用いる打撃体の質量及び落下高さは,表8による。
表8−打撃体の質量及び落下高さ
呼び径 打撃体の質量 打撃体の落下高さ
kg mm
ND32 0.5 600
ND40 800
ND50 1 000
ND63 0.8
ND75
ND80
ND82
ND90 1 200
ND100
ND110 1 1 600
ND125 1.25 2 000
ND140 1.6 1 800
ND160 1.6 2 000
ND180 2 1 800
ND200 2 000
ND225 2.5 1 800
ND250 2 000
ND280 3.2 1 800
ND315 2 000
9.1.14 外衝撃耐久試験(階段法)
管の外衝撃耐久試験(階段法)は,EN 1411による。
試験に用いる打撃体の質量は,表9による。
――――― [JIS K 6741 pdf 13] ―――――
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K 6741 : 2016
表9−外衝撃耐久試験(階段法)の打撃体の質量
単位 kg
呼び径 打撃体の質量
ND32以上 ND43以下 1.25
ND50以上 ND63以下 2
ND75以上 ND82以下 2.5
ND90以上 ND100以下 3.2
ND110 4
ND125 5
ND140 6.3
ND160 8
ND180
ND200 10
ND250以上 12.5
9.1.15 加熱伸縮試験
管の加熱伸縮試験は,JIS K 6814による。
9.1.16 耐ジクロロメタン試験
管の耐ジクロロメタン試験は,ISO 9852による。
9.1.17 示差走査熱量(DSC)試験
管のDSC試験は,ISO 18373-1による。
9.2 外観及び形状
管の外観及び形状は,目視によって調べる。
9.3 寸法
管の寸法は,JIS B 7502に規定するマイクロメータ,JIS B 7507に規定するノギス又はこれらと同等以
上の精確さ(真度及び精度)をもつものを用いて測定する。
9.4 試験結果の数値の表し方
9.1.1,9.1.6,9.1.13,9.1.14,9.1.15及び9.1.17の測定結果は,表2の性能に規定する数値より1桁下の
位まで求め,JIS Z 8401によって規定の数値に丸める。
10 検査
管の検査は,形式検査と受渡検査とに区別し,それぞれの検査項目は,表10で○が付いた項目とする。
各項目は,この規格に適合しなければならない。ただし,受渡検査は,受渡当事者間の協定によって表10
の項目の中から選択して行うことができる。
なお,検査の試料の採取方法は,受渡当事者間の協定による。
――――― [JIS K 6741 pdf 14] ―――――
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表10−形式検査及び受渡検査の項目
検査項目 検査
形式検査 受渡検査
VP HIVP VM VU IDVP ISVP IWVP VP HIVP VM VU IDVP ISVP IWVP
引張降伏 ○ ○ ○ ○ − − − ○ ○ ○ ○ − − −
強さ
耐圧性 ○ ○ ○ ○ − − − ○ ○ ○ ○ − − −
接合部 ○ ○ ○ ○ − − − ○ ○ ○ ○ − − −
耐圧性
偏平性 ○ ○ ○ ○ − − − ○ ○ ○ ○ − − −
耐衝撃性 − ○ − − − − − − ○ − − − − −
ビカット ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − − − − − − −
軟化温度
水密性 − − − − ○ − − − − − − − − −
気密性 − − − − ○ − − − − − − − − −
冷熱繰返 − − − − ○ − − − − − − − − −
し流下性
偏平密封 − − − − − ○ − − − − − − − −
性
曲げ密封 − − − − − ○ − − − − − − − −
性
熱間内圧 − − − − − ○ ○ − − − − − − −
クリープ
性
外衝撃耐 − − − − ○ ○ ○ − − − − ○ ○ ○
久性(回転
法)
外衝撃耐 − − − − ○ ○ − − − − − ○ − −
久性(階段
法)
加熱伸縮 − − − − ○ ○ ○ − − − − ○ ○ ○
性
耐ジクロ − − − − ○ ○ ○ − − − − − − −
ロメタン
性
示差走査 − − − − − − ○ − − − − − − −
熱量
(DSC)
外観及び ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
形状
寸法 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
表示 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
11 表示
11.1 管の色
管の色は,硬質ポリ塩化ビニル管が灰色,耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管が暗い灰青色とする。ただし,
受渡当事者間の協定によって,その他の色を使用してもよい。
――――― [JIS K 6741 pdf 15] ―――――
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JIS K 6741:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1452-1:2009(MOD)
- ISO 1452-2:2009(MOD)
- ISO 3633:2002(MOD)
- ISO 4435:2003(MOD)
JIS K 6741:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.30 : 非流体用プラスチックパイプ及び継手
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.040 : パイプライン部品及びパイプライン > 23.040.20 : プラスチック管
JIS K 6741:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISK6353:1997
- 水道用ゴム
- JISK6742:2016
- 水道用硬質ポリ塩化ビニル管
- JISK6814:2008
- 熱可塑性プラスチック管―加熱伸縮率試験方法
- JISK6816:2008
- 熱可塑性プラスチック管及び継手―ビカット軟化温度試験方法
- JISK6900:1994
- プラスチック―用語
- JISS3200-1:1997
- 水道用器具―耐圧性能試験方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態