JIS K 6931:1991 再生プラスチック製の棒,板及びくい | ページ 2

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図4 試験片の採取方法の一例

備考 試料1及び試料2の任意の位置からN N 愀 N 愀
No.4,No.5及びNo.6の試験片を採り,6個とする。
図5 試験片の採取方法の一例
備考 試料1,試料2及び試料3の任意の位置からNo.1,No.2,
No.3,No.4,No.5及びNo.6の試験片を採り,6個と
する。
6.4.3 操作 操作は,次によって行う。
(1) 試験片の高さ及び幅を,また,断面が円形の場合は,任意の直交する2箇所の直径を6.2に準じて測
定する。このとき,ひけマークは考慮しない。
(2) 支点間距離 (L) は,次の式によって算出し,その許容差は±1mmとする。
L=8×h 又は L=8×d
ここに, L : 支点間距離 (mm)
h : 試験片の高さ(一辺,直径又は厚さ) (mm)
d : 試験片の直径 (mm)
(3) 試験速度は,毎分20mmとする。
(4) 加圧くさびを,試験片に衝撃を与えないようにしながら高さ方向に垂直に,支点間の中央に荷重を加
える。
(5) 曲げ応力−たわみ曲線を記録する。
(6) 試験片が破壊せずに最大荷重に達するものについては,最大荷重を記録し,最大荷重に達する以前に
破壊するときは,破壊時の荷重を記録する。
6.4.4 計算 計算は,次によって行う。
(1) 破壊時曲げ応力及び最大曲げ応力は,各試験片について次の式によって算出し,その平均値を求め,
小数点以下1けたに丸める。
断面が長方形又は正方形 (h=b) のとき
3FBL
fB
2bh2
3FL
f
2bh2

――――― [JIS K 6931 pdf 6] ―――――

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断面が円形のとき
8FBL
fB
d3
8FL
f
d3
ここに, 破壊時曲げ応力 (MPa) [{kgf/mm2}]
替 最大曲げ応力 (MPa) [{kgf/mm2}]
FB : 破壊時の荷重 (N) [{kgf}]
F : 最大荷重 (N) [{kgf}]
L : 支点間距離 (mm)
b : 試験片の幅 (mm)
h : 試験片の高さ (mm)
d : 試験片の直径(2) (mm)
注(2) 試験片の直径は,直交する2箇所の平均値とする。
(2) 曲げ弾性率は,各試験片について曲げ応力一たわみ曲線を用いて次の式によって算出し,その平均値
を求め,整数位に丸める。
断面が長方形又は正方形 (h=b) のとき
L3 F
Ef 3
4bh Y
断面が円形のとき
4L3 F
Ef 4
3 d Y
ここに, Ef : 弾性率 (MPa) [{kgf/mm2}]
L : 支点間距離 (mm)
b : 試験片の幅 (mm)
h : 試験片の高さ (mm)
d : 試験片の直径(3) (mm)
F : 曲げ応力−たわみ曲線の直線部のこう配 (N/mm)
Y [{kgf/mm}]
注(3) 試験片の直径は,直交する2箇所の平均値とする。
6.5 圧縮強さ
6.5.1 試験機 試験機は,JIS K 7208の4.1(試験機)に規定するものとする。
6.5.2 試験片 試験片は,次のとおりとする。
(1) 縦方向圧縮の場合の試験片の寸法は,図6に示すように,断面寸法は原寸のままとし,試験片の高さ (h)
は,試験片の断面形状が正方形の場合は一辺 (b),円形の場合は直径 (d) のそれぞれの2倍とする。

――――― [JIS K 6931 pdf 7] ―――――

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図6 縦方向圧縮の試験片
(2) 横方向圧縮の場合の試験片の寸法は,図7に示すように,断面寸法を原寸のままとし,他の一辺を断
面の一辺 (b) と等しくする。
図7 横方向圧縮の試験片
(3) 試験片の数は3個とする。その採取方法は1試料から採取するものとし,特に縦方向圧縮の場合の試
験片の上面及び下面は平行で,滑らかに切削加工しなければならない。
6.5.3 操作 操作は,次によって行う。
(1) 試験片の寸法は,6.4.3(1)によって測定する。
(2) 試験速度は,次の式によって算出し,これを試験機に設定する。
h h
V 5
100 20
ここに, V : 試験速度 (mm/min)
h : 試験片の高さ (mm)
(3) 荷重指示計及び変形示指計が正しく作動するかどうかを確かめる。
(4) 試験片を試験機の加圧面の間に置き,試験片の中心線を加圧面の中心線と一致させる。試験片の両端
が加圧面と平行であることを確かめる。
(5) 上側加圧面を試験片に衝撃を与えないようにして,試験片の高さ方向に垂直に荷重を加え,荷重及び
試験片の高さの変化量を記録し,一次直線の最大荷重を比例限度荷重とする。

――――― [JIS K 6931 pdf 8] ―――――

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図8
6.5.4 計算 計算は,次によって行う。
(1) 圧縮弾性率は,縦方向圧縮及び横方向圧縮ごとに各試験片について圧縮応力−ひずみ曲線を用いて,
次の式によって算出し,それぞれの平均値を求め,整数位に丸める。
Ph
Ec
hA
ここに, Ec : 圧縮弾性率 (MPa) [{kgf/mm2}]
A : 圧縮前の断面積 (mm2)
比例域における上限荷重と下限荷重との差 (N) [{kgf}]
h : 圧縮前の試験片の高さ (mm)
歛 する試験片の高さの変化量 (mm)
(2) 圧縮比例限度強さは,縦方向圧縮及び横方向圧縮ごとに各試験片について,次の式によって算出し,
それぞれの平均値を求め,小数点以下1けたに丸める。
p
Pp
A
ここに, 圧縮比例限度強さ (MPa) [{kgf/mm2}]
A : 圧縮前の断面積 (mm2)
Pp : 比例限度荷重 (N) [{kgf}]
7. 表示 棒,板及びくいには,次の事項を表示しなければならない。
(1) 製品及び包装(又は結束)ごと。
(a) 製造年月又はその略号
(b) 製造業者名又はその略号
(2) 製品又は包装(又は結束)ごと。
(a) 種類
(b) 寸法
例 1種1号のくいで一辺が40mmで長さ900mmの場合は,1種1号40×900

――――― [JIS K 6931 pdf 9] ―――――

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参考試験
1. 空洞率
1.1 全体空洞率 全体空洞率は,次によって求める。
(1) はかり はかりは,試験片の質量が10kg未満の場合は,最小目盛5g又は10kg以上の場合は,最小目
盛50gのものを用いる。
(2) 試験片 試験片は,製品に成形された形状のままとする。
(3) 操作 体積を求めるのに必要な試験片の寸法は,6.4.3(1)によって測定する。
なお,設計上,同一であるべき寸法については,任意の2か所を測定する。この場合ひけマークは,
考慮しないものとする。
次に試験片をはかりに載せ,質量を10kg未満のものについては5gの精度まで,10kg以上のものに
ついては50gの精度まで測定する。
(4) 計算 次の式によって,全体空洞率を算出し,整数位に丸める。
なお,体積を求める場合は,設計上同一であるべき寸法2か所の測定値の平均値によって算出する。
W
Vs 1 100
VD
ここに, Vs : 全体空洞率 (%)
W : 質量 (g)
V : 体積 (cm3)
d : 密度(4) (g/cm3)
注(4) 密度は,6.3で測定したものを用いる。
1.2 部分空洞率 部分空洞率は,次によって求める。
(1) はかり はかりは,1.1(1)に規定するものを用いる。
(2) 試験片 試験片は,製品を縦方向にほぼ3等分に切断したもの。
(3) 操作 操作は,3個の試験片については,1.1(3)による。
(4) 計算 部分空洞率は,3個の試験片について,それぞれ1.1(4)と同様にして算出する。
2. 硬さ
(1) 装置はJIS K 7202(プラスチックのロックウェル硬さ試験方法)に規定されている試験機を用いる。
(2) 試験片はJIS K 7202に規定されているものとし,6.3で採取した位置の近くから切断面をよく観察し,
泡のない箇所から3個の試験片を採取する。
(3) 操作はJIS K 7202によって尺硬さを求めることとし,各試験片について1か所,測定する。測定結果
は,3個の平均値を求め,整数位に丸める。
関連規格 JIS K 7202 プラスチックのロックウェル硬さ試験方法
JIS Z 8203 国際単位系 (SI) 及びその使い方

――――― [JIS K 6931 pdf 10] ―――――

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