JIS K 6931:1991 再生プラスチック製の棒,板及びくい

JIS K 6931:1991 規格概要

この規格 K6931は、各種の再生プラスチック素材を用い,必要によって充てん材,強化材などを加えて成形した棒,板及びくいについて規定。

JISK6931 規格全文情報

規格番号
JIS K6931 
規格名称
再生プラスチック製の棒,板及びくい
規格名称英語訳
Reclaimed plastics bars, rods, plates and piles
制定年月日
1979年3月1日
最新改正日
2015年10月20日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

83.140.99
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1979-03-01 制定日, 1984-03-01 確認日, 1991-03-01 改正日, 1996-03-01 確認日, 2001-10-20 確認日, 2006-03-25 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS K 6931:1991 PDF [11]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6931-1991

再生プラスチック製の棒,板及びくい

Reclaimed plastics bars, rods, plates and piles

1. 適用範囲 この規格は,各種の再生プラスチック素材を用い,必要に応じて充てん材,強化材などを
加えて成形した棒,板及びくい(以下,棒,板及びくいという。)について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS K 6900 プラスチック用語
JIS K 7112 プラスチックの密度と比重の測定方法
JIS K 7208 プラスチックの圧縮試験方法
JIS Z 2113 木材の曲げ試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
2. この規格の中で [{}] を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって参
考値である。
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 6900によるほか,次のとおりとする。
(1) 再生プラスチック素材 各種プラスチックの重合及び加工工程において発生したくず,各種プラスチ
ックの使用済みの成形品など。
(2) 空洞率 成形品の内部の空洞のほか,外部のひけマークを含めて計算した空洞の容積百分率。
(3) 圧縮比例限度強さ 圧縮荷重をかけた場合の弾性限度内における単位面積当たりの最大応力。
(4) 縦方向 長手の方向。
(5) 横方向 縦方向と直交する方向。
3. 種類 棒,板及びくいの種類は,密度及び曲げ弾性率によって区分し,表1のとおりとする。

――――― [JIS K 6931 pdf 1] ―――――

2
K 6931-1991
表1 棒,板及びくいの種類
種類 密度 g/cm3 曲げ弾性率MPa [{kgf/mm2}]
1種 1号 1.0未満 295 [{30.1}]未満
2号 1.0以上
2種 1号 1.0未満 295 [{30.1}]以上
2号 1.0以上 690 [{70.4}]未満
3種 1号 1.0未満 690 [{70.4}]以上
2号 1.0以上 1 480 [{150.9}]未満
4種 1号 1.0未満 1 480 [{150.9}]以上
2号 1.0以上
4. 品質
4.1 外観 棒,板及びくいの外観は,使用上支障となる,割れ,欠け,反り,ねじれ及びひけマークが
あってはならない。
4.2 性能 棒,板及びくいの性能は,6.によって試験し,表2に適合しなければならない。ただし,丸棒
及び丸くいについては圧縮弾性率及び圧縮比例限度強さの横方向は規定しない。
また,板については,圧縮弾性率及び圧縮比例限度強さは規定しない。
表2 性能
性能項目 性能 適用試験箇条
1種 2種 3種 4種
1号 2号 1号 2号 1号 2号 1号 2号
密度 g/cm3 6.3
1.0未満 1.0以上 1.0未満 1.0以上 1.0未満 1.0以上 1.0未満 1.0以上
Mpa 295 [{30.1}] 未満 295 [{30.1}] 以上 6.4
1480 [{150.9}] 以上
690 [{70.4}] 以上
曲げ弾性率 1480 未満
[{150.9}]
[{kgf/mm2}] 690 [{70.4}] 未満
曲 破壊時曲げ Mpa 5.0 以上
[{0.5}] 6.4
12.0 [{1.2}] 以上 17.0 [{1.7}] 以上 25.0 [{2.5}] 以上
げ 応力又は最 [{kgf/mm2}]

さ 大曲げ応力
圧 圧 縦 Mpa 6.5
80.0 [{8.2}] 以上 180 [{18.4}] 以上 275 [{28.0}] 以上 440 [{44.9}] 以上
縮 縮 方 [{kgf/mm2}]
強 弾 向
さ 性
率 横 Mpa 30.0 [{3.1}] 以上 80.0 [{8.2}] 以上 130 [{13.3}] 以上 200 [{20.4}] 以上
方 [{kgf/mm2}]

圧 限 縦 Mpa 1.0 [{0.1}] 以上3.0 [{0.3}] 以上6.0 [{0.6}] 以上12.0 [{1.2}] 以上
6.5
縮 度 方 [{kgf/mm2}]
比 強 向
例 さ
横 Mpa 1.0 [{0.1}] 以上3.0 [{0.3}] 以上4.0 [{0.4}] 以上9.0 [{0.9}] 以上
方 [{kgf/mm2}]

空洞率 一辺(1)が50mm以下の場合,18以下 参考試験
全体 %
(参考) 一辺が60mm以上の場合,25以下
一辺が50mm以下の場合,3個の試験片とも,20以下
部分 %
一辺が60mm以上の場合,3個の試験片とも,30以下
硬さ (参考) HRR − − (30以上) (60以上) 参考試験
注(1) 断面形状が円形の場合は直径とし,板の場合は厚さとする。

――――― [JIS K 6931 pdf 2] ―――――

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K 6931-1991
5. 形状及び寸法
5.1 形状 棒,板及びくいの形状は,次のとおりとする。
(1) 棒の断面形状は,正方形又は円形とする。
(2) 板の断面形状は,長方形とする。
(3) くいの断面形状は,正方形又は円形で,片方の先端がとがった形状とする。
備考1. この規格で板とは,原則として厚さが30mm以下で,幅が厚さの4倍以上のものをいう。
2. 棒及びくいは,断面形状によって,それぞれ角棒,丸棒,角くい及び丸くいという。
5.2 寸法 棒,板及びくいの寸法は,次のとおりとする。
(1) 角棒の寸法は,一辺と長さで表し,表3による。
(2) 丸棒の寸法は,直径と長さで表し,表4による。
(3) 板の寸法は,断面寸法と長さで表し,表5による。
なお,断面寸法(厚さ及び幅)は,表5のうち○印をつけたものとする。
(4) 角くいの寸法は,一辺と長さで表し,表6による。
(5) 丸くいの寸法は,直径と長さで表し,表7による。
表3 角棒の寸法
単位mm
一辺 40, 45, 50, 60, 70, 90, 110, 120, 150
長さ 900, 1 000, 1 200, 1 500, 2 000, 3 000, 4 000
表4 丸棒の寸法
単位mm
直径 60, 65, 80, 100, 120
長さ 1 000, 1 500, 2 000
表5 板の寸法
単位mm
厚さ 幅 長さ
100 120 150 250 500 1 000 1 100
7 ○ ○ 900, 1 000
10 ○ ○ 1 200, 1 500
15 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 000, 3 000
20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 4 000
25 ○ ○ ○ ○ ○ ○
30 ○ ○ ○ ○ ○
表6 角くいの寸法
単位mm
一辺 45, 50, 60, 70, 90, 110
長さ 450, 600, 700, 900, 1 000
表7 丸くいの寸法
単位mm
直径 60, 65, 80, 100, 120
長さ 600, 1 000, 1 500, 1 800, 2 000
5.3 寸法の許容差 棒,板及びくいの寸法の許容差は,次のとおりとする。

――――― [JIS K 6931 pdf 3] ―――――

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K 6931-1991
(1) 棒,板及びくいの断面寸法の許容差は,表8による。
(2) 棒及び板の長さの許容差は,表9による。
(3) くいの長さの許容差は,表10による。
表8 棒,板及びくいの断面寸法の許容差
単位mm
断面寸法 許容差 断面寸法 許容差
7 ±1 60 ±3
10 65 ±4
15 70
20 80
25 ±2 90 ±5
30 100
40 110 ±6
45 ±3 120
50 150 ±8
表9 棒及び板の長さの許容差
単位mm
長さ 900 1 000 1 200 1 500 2 000 3 000 4 000
許容差 +27 +30 +36 +45 +60 +90 +120
0 0 0 0 0 0 0
表10 くいの長さの許容差
単位mm
長さ 450 600 700 900 1 000 1 500 1 800 2 000
許容差 +23 +30 +35 +45 +50 +75 +90 +100
0 0 0 0 0 0 0 0
6. 試験方法
6.1 試験の般条件
6.1.1 試験場所の温度 試験場所の温度は,23±2℃とする。
なお,試験は,試験片をこの条件に12時間以上状態調節した後,行う。
6.1.2 試験数値の丸め方 試験数値は,JIS Z 8401によって丸める。
6.2 寸法の測定方法
6.2.1 棒,板及びくいの断面寸法は,JIS B 7507に規定するノギスを用いて,6.2.2の測定箇所を0.1mm
の精度で測定し,整数値に丸める。
また,長さは,JIS B 7512に規定する鋼製巻尺又はJIS B 7516に規定する金属製直尺を用いて,6.2.2の
測定箇所を1mmの精度で測定する。
6.2.2 各寸法の測定箇所は,図1及び図2に示す断面寸法及び長さとする。

――――― [JIS K 6931 pdf 4] ―――――

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K 6931-1991
図1 棒及び板の寸法測定置所
図2 くいの寸法測定箇所
6.3 密度 密度は,JIS K 7112に規定するA法(水中置換法)又はC法(浮沈法)によって測定する。
この場合,試験片は,試料を長手方向にほぼ3等分した位置から切断面をよく観察し,泡のない箇所を選
び,各位置から約5gの試験片を1個ずつ採取し,この3個の試験片の密度の平均値を求め,小数点以下2
けたに丸める。
6.4 曲げ強さ及び曲げ弾性率
6.4.1 試験機 試験機は,クロスヘッド移動速度を一定に保つことのできるもので,次の(1)及び(2)の条
件に適合するものでなければならない。
試験装置の一例を図3に示す。
図3 試験装置の一例
(1) 支持台 支持台は,直径が30mmとし,支点間距離が調節できるものとする。
(2) 加圧くさび 加圧くさびは,JIS Z 2113に規定する荷重点の形状のものとする。
6.4.2 試験片 試験片は,次のとおりとする。
(1) 試験片の断面寸法は原寸のままとし,長さは,高さ (h) (長方形の場合は厚さ,正方形の場合は一辺,
円形の場合は直径)の8倍に100200mmを加えた長さとする。
(2) 試験片の数は6個とし,その採取方法は図4又は図5に準じて採取する。
(3) この場合,同試料から規定する試験片が6個採れる場合は,同一試料から6個採ることができる。た
だし,採れない場合は図4,図5に従って採る。

――――― [JIS K 6931 pdf 5] ―――――

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