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K 7079-2 : 2012
の表面(f)の総計を式(3)によって求める。試験片の裏面のせん断ひずみ値は,表面と同様に裏面(b)の
総計を式(4)によって算出し,それらを式(5)によって平均値を算出する。
f 45f 45f (3)
b 45b 45b (4)
ここに, γf : 各測定点の表面の面内せん断ひずみ(%)
ε+45f : 各測定点の+45°方向の表面ひずみゲージ出力値(%)
ε−45f : 各測定点の−45°方向の表面ひずみゲージ出力値(%)
γb : 各測定点の裏面の面内せん断ひずみ(%)
ε+45b : 各測定点の+45°方向の裏面ひずみゲージ出力値(%)
ε−45b : 各測定点の−45°方向の裏面ひずみゲージ出力値(%)
f
b
(pdf 一覧ページ番号 )
2
ここに, γ : 面内せん断ひずみ(%)
9.2 面内せん断強さ
面内せん断強さを式(6)によって算出する。
Pu
F (6)
A
ここに, F : 面内せん断強さ(MPa)
A : 試験片の最小断面積(mm2)
Pu : 最大力(N)
9.3 極限面内せん断ひずみ
最大力における面内せん断ひずみを極限面内せん断ひずみとする。
9.4 面内せん断弾性率
面内せん断弾性率は,9.1で求めた“面内せん断応力−面内せん断ひずみ線図”を用いて面内せん断ひず
みが,0.5 %(γ")及び0.1 %(γ')における面内せん断応力を求め,次の式(7)によって算出する。
G " ' 1 (7)
" ' 1 000
ここに, G : 面内せん断弾性率(GPa)
τ' : γ'=0.1 %における面内せん断応力(MPa)
τ" : γ"=0.5 %における面内せん断応力(MPa)
9.5 オフセット面内せん断強さ
オフセット面内せん断強さは,“面内せん断応力−面内せん断ひずみ線図”を用いて求める。図6に示す
ように面内せん断弾性率線を面内せん断ひずみ方向に,面内せん断ひずみ0.2 %分だけ平行移動させ,面
内せん断応力−面内せん断ひずみ曲線との交点における面内せん断応力を求め,オフセット面内せん断強
さとする。
――――― [JIS K 7079-2 pdf 11] ―――――
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K 7079-2 : 2012
図6−面内せん断弾性率及びオフセット面内せん断強さの求め方
9.6 結果の表示
最大力,面内せん断強さ,極限面内せん断ひずみ,及び面内せん断弾性率は,それぞれ試験片ごとに算
出し,その平均値をJIS Z 8401によって有効数字3桁に丸める。
標準偏差及び変動係数を必要とするときは,式(8)及び式(9)によって算出し,JIS Z 8401によって有効数
字2桁に丸める。
n 2
x x
s (8)
1
CV 100 (9)
ここに, s : 標準偏差
CV : 変動係数(%)
x : 個々の測定値
x : 測定値の平均値
n : 測定値の数
10 試験報告
試験報告には,次の事項を記載する。
a) 規格番号(JIS K 7079-2)
b) 試験材料の特定に必要な全ての事項
c) 試料の成形方法,積層構成及び炭素繊維の体積含有率又は質量含有率
d) 試験片の形状・寸法,作製方法及び採取方法
e) 試験片の数
f) 試験片の状態調節の温度,湿度及び時間
g) 試験温度及び湿度
h) 用いた試験機
――――― [JIS K 7079-2 pdf 12] ―――――
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K 7079-2 : 2012
i) 試験速度
j) 個々の試験結果(最大力,面内せん断強さ,極限面内せん断ひずみ及び面内せん断弾性率),及び平均
値,破壊の形態
k) 必要に応じて,試験結果の標準偏差及び変動係数,面内せん断応力−面内せん断ひずみ線図,オフセ
ット面内せん断強さ
l) 試験年月日
m) その他特記すべき事項
JIS K 7079-2:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.120 : 強化プラスチック
JIS K 7079-2:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7184:1999
- 測定投影機
- JISB7184:2021
- 測定投影機
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISK7010:1995
- 繊維強化プラスチック用語
- JISK7016-1:1999
- 繊維強化プラスチック―試験板の作り方―第1部:総則
- JISK7072:1991
- 炭素繊維強化プラスチックの試料の作製方法
- JISK7100:1999
- プラスチック―状態調節及び試験のための標準雰囲気
- JISK7144:1999
- プラスチック―機械加工による試験片の調製
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方