JIS K 7219-1:2011 プラスチック―屋外暴露試験方法―第1部:通則

JIS K 7219-1:2011 規格概要

この規格 K7219-1は、プラスチックの屋外暴露試験方法の通則について規定。

JISK7219-1 規格全文情報

規格番号
JIS K7219-1 
規格名称
プラスチック―屋外暴露試験方法―第1部 : 通則
規格名称英語訳
Plastics -- Methods of exposure to solar radiation -- Part 1:General guidance
制定年月日
2011年12月20日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 877-1:2009(MOD)
国際規格分類

ICS

83.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
プラスチック I(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021
改訂:履歴
2011-12-20 制定日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS K 7219-1:2011 PDF [17]
                                                                                  K 7219-1 : 2011

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 原理・・・・[3]
  •  5 試験装置・・・・[3]
  •  5.1 屋外暴露試験装置・・・・[3]
  •  5.2 気象因子の測定装置・・・・[3]
  •  6 試験片・・・・[5]
  •  6.1 作製方法・・・・[5]
  •  6.2 試験片の数量・・・・[5]
  •  6.3 状態調節及び保存・・・・[6]
  •  7 試験片の暴露条件・・・・[6]
  •  7.1 気候区分・・・・[6]
  •  7.2 暴露の種類・・・・[6]
  •  8 暴露ステージ・・・・[7]
  •  8.1 一般的条件・・・・[7]
  •  8.2 暴露期間・・・・[7]
  •  8.3 太陽放射露光量・・・・[7]
  •  9 手順・・・・[8]
  •  9.1 試験片の取付け・・・・[8]
  •  9.2 参照材料の取付け・・・・[8]
  •  9.3 気象観測・・・・[8]
  •  9.4 試験片の暴露・・・・[8]
  •  9.5 特性変化の測定(要求があれば)・・・・[8]
  •  10 試験結果の報告・・・・[9]
  •  10.1 特性変化の測定・・・・[9]
  •  10.2 暴露ステージの水準・・・・[9]
  •  10.3 気象条件・・・・[9]
  •  11 試験報告書・・・・[9]
  •  附属書A(参考)気候区分・・・・[11]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[14]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 7219-1 pdf 1] ―――――

K 7219-1 : 2011

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本ウエザリングテストセンター
(JWTC)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。これによ
って,JIS K 7219:1998は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS K 7219の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 7219-1 第1部 : 通則
JIS K 7219-2 第2部 : 直接暴露試験及び窓ガラス越し暴露試験

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 7219-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
K 7219-1 : 2011

プラスチック−屋外暴露試験方法−第1部 : 通則

Plastics-Methods of exposure to solar radiation-Part 1: General guidance

序文

  この規格は,2009年に第1版として発行されたISO 877-1を基に,技術的内容を変更して作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
ISO 877は,次の各部で構成されている。しかし,第3部については試験を実施するための気象条件(年
間日照時間が3 500時間以上,日中の平均湿度が30 %以下を推奨)を日本国内で得ることがほとんど不可
能なので,日本工業規格(日本産業規格)として制定しない。
− Part 1: General guidance
− Part 2: Direct weathering and exposure behind window glass
− Part 3: Intensified weathering using concentrated solar radiation

1 適用範囲

  この規格は,プラスチックの屋外暴露試験方法の通則について規定する。この規格は,全ての種類のプ
ラスチック材料,プラスチック製品及び製品の一部に適用する。この規格は,ブラックボックス暴露試験
方法には適用しない。
注記1 JIS Z 2381(参考文献[1]参照)に,ブラックボックス暴露試験に関する記述がある。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 877-1:2009,Plastics−Methods of exposure to solar radiation−Part 1: General guidance
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気
注記 対応国際規格 : ISO 291:1997,Plastics−Standard atmospheres for conditioning and testing(MOD)
なお,ISO 877-1:2009では,ISO 291:1997の改正版ISO 291:2008を引用しているが,引用
事項において,JIS K 7100と技術的差異はない。
JIS K 7144 プラスチック−機械加工による試験片の調製

――――― [JIS K 7219-1 pdf 3] ―――――

2
K 7219-1 : 2011
注記 対応国際規格 : ISO 2818:1994,Plastics−Preparation of test specimens by machining(IDT)
JIS K 7219-2 プラスチック−屋外暴露試験方法−第2部 : 直接暴露試験及び窓ガラス越し暴露試験
注記 対応国際規格 : ISO 877-2:2009,Plastics−Methods of exposure to solar radiation−Part 2: Direct
weathering and exposure behind window glass(MOD)
JIS K 7350-1 プラスチック−実験室光源による暴露試験方法 第1部 : 通則
注記 対応国際規格 : ISO 4892-1:1994,Plastics − Methods of exposure to laboratory light sources−
Part 1: General guidance(IDT)
なお,ISO 877-1:2009では,ISO 4892-1:1994の改正版ISO 4892-1:1999を引用しているが,
引用事項において,JIS K 7350-1と技術的差異はない。
JIS K 7362 プラスチック−アンダーグラス屋外暴露,直接屋外暴露又は実験室光源による暴露後の
色変化及び特性変化の測定方法
注記 対応国際規格 : ISO 4582:1998,Plastics−Determination of changes in colour and variations in
properties after exposure to daylight under glass, natural weathering or laboratory light sources
(MOD)
なお,ISO 877-1:2009では,ISO 4582:1998の改正版ISO 4582:2007を引用しているが,引
用事項において,JIS K 7362と技術的差異はない。
ISO 472 Plastics−Vocabulary
注記 JIS K 6900:1994 プラスチック−用語とISO 472:1988とは,IDTの関係にある。
ISO 877-3,Plastics−Methods of exposure to solar radiation−Part 3: Intensified weathering using concentrated
solar radiation
ISO 9370,Plastics−Instrumental determination of radiant exposure in weathering tests−General guidance and
basic test method
注記 JIS K 7363:1999 プラスチック−耐候性試験における放射露光量の機器測定−通則及び基
本的測定方法とISO 9370:1997とは,MODの関係にある。
ASTM G 179,Standard Specification for Metal Black Panel and White Panel Temperature Devices for Natural
Weathering Tests
ASTM G 183,Standard Practice for Field Use of Pyranometers, Pyrheliometers and UV Radiometers

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,ISO 472及びISO 9370によるほか,次による。
3.1
照合材料(control material)
試験材料と類似の組成及び構造をしており,比較のために試験材料と同時に暴露する材料。コントロー
ル材料ともいう。
3.2
参照材料(reference material)
特性がよく分かっており,比較のために試験材料と同時に暴露する材料。また,暴露試験条件の同一性
を判定するためにも使用する。リファレンス材料ともいう。

――――― [JIS K 7219-1 pdf 4] ―――――

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K 7219-1 : 2011

4 原理

  試験片を太陽光にJIS K 7219-2に規定するA法(直接暴露)又はB法(窓ガラス越し暴露)によって暴
露する。
暴露後,試験片を暴露装置から取り外し,光学的,機械的又は関心のある特性の変化を測定する。暴露
ステージは,期間,総放射露光量又は紫外線放射露光量で示す。 主目的が対象物の太陽光に対する耐久性
の評価である場合には,気候,場所及び時期による分光放射の影響を最小にするために,計測器を用いて
放射照度を測定し,一定時間内の総放射露光量又は紫外線放射露光量を積算することが望ましい。
注記1 太陽光に暴露されたときに,色その他の特性が変化する物理的標準が放射露光量の測定に用
いられる場合があるが,これらの手順を用いる放射露光量の測定は,実測での太陽光の放射
露光量の測定より,信頼度は,低くなる。
JIS K 7219-2のA法又はB法を用いた暴露試験結果をISO 877-3と比較するときは,試験片の温度,紫
外線の放射露光レベル及び結露の差異を考慮に入れなければならない。さらに,JIS K 7219-2のB法とISO
877-3による結果を比較する場合は,フィルタとして用いるガラス又はその他の透明な材料は,特性が同
一のものでなければならない。ISO 877-3による結果をJIS K 7219-2のA法又はB法と比較する場合は,
同じ放射露光量レベルでなければならない。
暴露試験中は,箇条10に規定する必要な報告項目を記録する。
比較のために,照合材料又は参照材料を,試験する材料と同時に暴露することが望ましい。
特段の規定がない場合は,色の変化及び機械的特性の変化を測定する試験片は,外力が掛からない状態
で暴露する。
JIS K 7219-2の B法は,風雨の影響が除かれる。
注記2 気候の差異及び暴露条件の差異が屋外暴露の結果の変動に与える影響についての詳細が,
ASTM G 141(参考文献[2]参照)に記述してある。

5 試験装置

5.1 屋外暴露試験装置

  暴露試験装置に用いる架台は,基本的に,試料保持枠を備えた暴露架台を用いる。
試料保持枠,試料ホルダ,試料固定具などは,試験結果に影響を与えないよう不活性な材料(耐食性ア
ルミニウム合金,ステンレス鋼,セラミックスなど)で製作する。無処理の木材は,用いることができる
が,湿度の高い場所では腐食に注意する必要がある。防腐処理した木材,銅,銅合金,亜鉛,亜鉛合金,
鉄及び無電解めっき鋼は,用いないことが望ましい。これらの材料は,試験片近傍で用いると,熱伝導度
などの熱特性の差から,試験結果に影響を与える可能性がある。
試験片を保持する必要性又は実際の使用条件を模擬するために,裏面支持材を用いる場合は,裏面支持
材の材料は,不活性な材料を用いる。試験片の保持に必要な裏面支持材は,細糸金網,アルミニウム合金
製又はステンレス鋼製のメタルラスなどを用いることが望ましい。 これらによって温度の上昇を抑え,硬
い裏面支持材を用いなくてよくなる。金網は,線径1 mm2 mm,網目12 mm13 mm程度及び開口率60 %
70 %のものが望ましい。A法及びB法用個別の屋外暴露用架台に関する要件は,JIS K 7219-2に規定す
る。

5.2 気象因子の測定装置

5.2.1  放射露光量の測定装置
5.2.1.1 一般

――――― [JIS K 7219-1 pdf 5] ―――――

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