この規格ページの目次
JIS K 8775:2020 規格概要
この規格 K8775は、試薬として用いる8-キノリノールについて規定。
JISK8775 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8775
- 規格名称
- 8-キノリノール(試薬)
- 規格名称英語訳
- 8-Quinolinol (Reagent)
- 制定年月日
- 1951年11月28日
- 最新改正日
- 2020年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1951-11-28 制定日, 1954-11-27 改正日, 1957-10-30 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1980-02-01 改正日, 1985-06-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1994-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2020-02-20 改正
- ページ
- JIS K 8775:2020 PDF [10]
K 8775 : 2020
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 純度(C9H7NO)・・・・[3]
- 6.3 エタノール溶状・・・・[4]
- 6.4 酢酸溶状・・・・[4]
- 6.5 融点・・・・[5]
- 6.6 強熱残分(硫酸塩)・・・・[5]
- 6.7 塩化物(Cl)・・・・[6]
- 6.8 硫酸塩(SO4)・・・・[6]
- 6.9 マグネシウム分析適合性・・・・[7]
- 7 容器・・・・[8]
- 8 表示・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8775 pdf 1] ―――――
K 8775 : 2020
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を
改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格で
ある。これによって,JIS K 8775:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8775 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
K 8775 : 2020
8-キノリノール(試薬)
8-Quinolinol (Reagent)
C9H7NO FW : 145.16
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる8-キノリノールについて規定する。
注記 別名 : 8-ヒドロキシキノリン, オキシン
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 6201 化学分析用白金るつぼ
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0064 化学製品の融点及び溶融範囲測定方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
JIS K 0117 赤外分光分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8042 アニリン(試薬)
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8223 過塩素酸(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8886 無水酢酸(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8995 硫酸マグネシウム七水和物(試薬)
――――― [JIS K 8775 pdf 3] ―――――
2
K 8775 : 2020
JIS K 9071 リトマス試験紙(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 1301 化学分析用磁器るつぼ
JIS Z 0701 包装用シリカゲル乾燥剤
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
8-キノリノールは,白からうすい黄又は明るい灰みの赤みを帯びた黄の結晶,結晶性粉末又はフレーク
で,エタノール(99.5)及びジエチルエーテルに溶けやすく,水に極めて溶けにくい。うすい酸,うすい
アルカリ溶液にも溶ける。
4.2 定性方法
試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数3 179 cm-1,1 509 cm-1,1 411 cm-1,
1 380 cm-1,1 287 cm-1,1 223 cm-1,1 207 cm-1,781 cm-1,742 cm-1及び 711 cm-1付近に主な吸収を認める。
この場合,試料調製は,JIS K 0117の5.2 b)(錠剤法)による。錠剤の調製に臭化カリウムを用いたとき
の赤外吸収スペクトルの例を図1に示す。
図1−赤外吸収スペクトルの例
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
――――― [JIS K 8775 pdf 4] ―――――
3
K 8775 : 2020
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(C9H7NO) 質量分率 % 99.0以上 6.2
エタノール溶状 − 試験適合 6.3
酢酸溶状 − 試験適合 6.4
融点 ℃ 7276 6.5
強熱残分(硫酸塩) 質量分率 % 0.05以下 6.6
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.001以下 6.7
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.01以下 6.8
マグネシウム分析適合性 − 試験適合 6.9
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度(C9H7NO)
純度(C9H7NO)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次による。
1) 酢酸(非水滴定用) 非水滴定に用いる酢酸は,次の試験に適合したものを用いる。
JIS K 8042に規定するアニリン1 gをJIS K 8355に規定する酢酸で溶かし,酢酸で100 mLにし
たものをA液とする。A液25 mLを正確にとり,0.1 mol/L 過塩素酸(酢酸溶液)で電位差滴定し
たときの滴定量をV1 mLとする。A液25 mLを正確にとり,酢酸75 mLを加え,0.1 mol/L 過塩素
酸(酢酸溶液)で電位差滴定したときの滴定量をV2 mLとする。V2−V1は,0.1 mL以下でなければ
ならない。
なお,酢酸(非水滴定用)の水分測定は,JIS K 0068の6.3.5 a)(直接滴定)による。試料10 g
を用いる。この場合,滴定溶媒はメタノールに代えて,クロロホルムとアルキレンカルボネートと
を主成分とするカールフィッシャー用脱水溶剤40 mLを用いる。水分は,質量分率0.3 %以下であ
る。
2) 0.1 mol/L 過塩素酸(酢酸溶液)(HClO4 : 10.05 g/L) JIS K 8223に規定する過塩素酸(質量分率
70.0 %72.0 %)及びJIS K 8886に規定する無水酢酸を用い,JIS K 8001のJA.6.4 f)[0.1 mol/L 過
塩素酸(酢酸溶媒)]に従って,調製,標定及び計算したもの。
b) 装置 主な装置は,次による。
・ 電位差滴定装置 電位差滴定の機能をもち,最小吐出量が0.01 mL以下のもの。
c) 操作 操作は,次による。
1) 試料0.3 gをビーカー200 mLなどに0.1 mgの桁まではかりとり,酢酸(非水滴定用)50 mLを加え
て溶かす。
2) 0.1 mol/L 過塩素酸(酢酸溶液)でJIS K 0113の5.(電位差滴定方法)によって,指示電極にガラ
ス電極及び参照電極に銀−塩化銀電極,又はそれらを組み合わせた複合電極若しくは複合金属電極
を用い,電位差滴定を行う(V3 mL)。
3) 滴定の終点は,変曲点とする。
4) 別に同一条件で空試験を行って滴定量(V4 mL)を補正する。
d) 計算 純度(C9H7NO)は,次の式によって算出する。
――――― [JIS K 8775 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 8775:2020の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8775:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISH6201:1986
- 化学分析用白金るつぼ
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0064:1992
- 化学製品の融点及び溶融範囲測定方法
- JISK0068:2001
- 化学製品の水分測定方法
- JISK0113:2005
- 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
- JISK0117:2017
- 赤外分光分析通則
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8042:2014
- アニリン(試薬)
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8223:2016
- 過塩素酸(試薬)
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8886:2008
- 無水酢酸(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8995:2015
- 硫酸マグネシウム七水和物(試薬)
- JISK8995:2021
- 硫酸マグネシウム七水和物(試薬)
- JISK9071:2020
- リトマス試験紙(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR1301:1987
- 化学分析用磁器るつぼ
- JISZ0701:1977
- 包装用シリカゲル乾燥剤