JIS K 8922:2008 よう素酸カリウム(試薬)

JIS K 8922:2008 規格概要

この規格 K8922は、試薬として用いるよう素酸カリウムについて規定。

JISK8922 規格全文情報

規格番号
JIS K8922 
規格名称
よう素酸カリウム(試薬)
規格名称英語訳
Potassium iodate (Reagent)
制定年月日
1951年6月26日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6353-3:1987(MOD)
国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 II 2020
改訂:履歴
1951-06-26 制定日, 1954-06-26 改正日, 1957-06-26 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1979-07-01 改正日, 1984-12-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 1996-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2008-01-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS K 8922:2008 PDF [11]
                                                                                   K 8922 : 2008

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 一般事項・・・・[2]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 性質・・・・[2]
  •  5.1 性状・・・・[2]
  •  5.2 定性方法・・・・[2]
  •  6 品質・・・・[2]
  •  7 試験及び検査方法・・・・[2]
  •  7.1 試験及び検査方法の条件及びその結果・・・・[2]
  •  7.2 純度 (KIO3)・・・・[3]
  •  7.3 水溶状・・・・[3]
  •  7.4 乾燥減量 (105 ℃)・・・・[3]
  •  7.5 pH (50 g/l,25 ℃)・・・・[3]
  •  7.6 塩化物,塩素酸塩,臭化物及び臭素酸塩(Clとして)・・・・[3]
  •  7.7 よう化物 (I)・・・・[3]
  •  7.8 硫酸塩 (SO4)・・・・[3]
  •  7.9 窒素化合物(Nとして)・・・・[4]
  •  7.10 重金属(Pbとして)・・・・[4]
  •  7.11 ナトリウム (Na)・・・・[4]
  •  7.12 鉄 (Fe)・・・・[4]
  •  8 容器・・・・[5]
  •  9 表示・・・・[5]
  •  10 取扱い上の注意事項・・・・[5]
  •  附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8922 pdf 1] ―――――

K 8922 : 2008

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本試薬
協会(JRA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申
出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8922:1996は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8922 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 8922 : 2008

よう素酸カリウム(試薬)

Potassium iodate (Reagent)

                                    KIO3    FW : 214.00

序文

  この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 6353-3を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対
応国際規格の規定の一部を技術的に改良をしたため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
警告 この規格の使用者は,試験室での作業に精通するように努めなければならない。また,この規
格の使用に関連して起こるすべての安全上の問題は記載していないので,MSDS(化学物質等
安全データシート)などを参考にして安全及び健康に留意した適切な措置をとらなければなら
ない。

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いるよう素酸カリウムについて規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3:Specifications−Second series (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示
す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8322 クロロホルム(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)

――――― [JIS K 8922 pdf 3] ―――――

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K 8922 : 2008

3 一般事項

  試験及び検査方法の一般的な事項は,JIS K 8001による。

4 種類

  種類は,特級とする。

5 性質

5.1 性状

  よう素酸カリウムは,白い結晶又は結晶性粉末で,水にやや溶けやすく,エタノールにほとんど溶けな
い。

5.2 定性方法

  定性方法は,次による。
a) 試料0.1 gに水100 mlを加えて溶かす(A液)。A液5 mlに硝酸銀溶液(20 g/l)1滴を加えると,白い沈
殿が生じる。A液5 mlに塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液(100 g/l)1滴を加えて加熱すると,よう素
を遊離する。
b) 試料0.5 gに水10 mlを加えて,加熱して溶かし,JIS K 8001の5.29(炎色試験)(1)(アルカリ金属及
びアルカリ土類金属試験法)によると,紫が現れる。

6 品質

  品質は,箇条7によって試験及び検査したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値
純度 (KIO3) 質量分率 % 99.7 以上
水溶状 試験適合
乾燥減量 (105 ℃) 質量分率 % 0.05 以下
pH (50 g/l,25 ℃) 5.08.0
質量分率 %
塩化物,塩素酸塩,臭化 0.02 以下
物及び臭素酸塩
(Clとして)
よう化物 (I) 質量分率 % 0.002 以下
硫酸塩 (SO4) 質量分率 % 0.005 以下
窒素化合物(Nとして) 質量分率 % 0.002 以下
重金属(Pbとして) 質量分率 ppm 5 以下
ナトリウム (Na) 質量分率 % 0.005 以下
鉄 (Fe) 質量分率 % 0.001 以下

7 試験及び検査方法

7.1 試験及び検査方法の条件及びその結果

  試験及び検査方法の環境は,JIS K 8001の3.7(試験操作など)(1)(試験の環境)による。湿度管理は,
必要に応じて実施する。また,表1で規定する各品質項目は,次の各試験及び検査方法によって行う。得

――――― [JIS K 8922 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 8922 : 2008
られる測定値の計算方法及び規格値に対する判定は,JIS K 8001の3.5(測定値)によって行い,これに適
合しなければならない。

7.2 純度 (KIO3)

  試料1 gを0.1 mgのけたまではかりとり,水を加えて溶かした後に全量フラスコ250 mlに入れ,水を標
線まで加える。その25 mlを正確に共通すり合わせ三角フラスコ200 mlにとり,水30 ml,JIS K 8913に
規定するよう化カリウム3 g及び硫酸(1+5)5 mlを加え,直ちに栓をして暗所に5分間放置し,0.1 mol/l
チオ硫酸ナトリウム溶液で滴定し,終点の近くででんぷん溶液を指示薬として加え,滴定を続ける。終点
は,液の色が青から無色に変わる点とする。この場合,0.1 mol/l チオ硫酸ナトリウム溶液1 mlは,0.003 5667
g KIO3に相当する。
別に,同一条件で空試験を行って滴定量を補正する。

7.3 水溶状

  水溶状は,JIS K 8001の5.2(溶状)による。この場合,試料は1 gを用い,加熱して溶かした後、冷却
する。濁りの程度の適合限度標準は(a)(澄明)を用いる。

7.4 乾燥減量 (105 ℃)

  乾燥減量は,JIS K 0067の4.1.4(操作)(1)(第1法 大気圧下で加熱乾燥する方法)による。この場合,
試料4 gを0.1 mgのけたまではかりとり,105 ℃で2時間乾燥する。

7.5 pH (50 g/l,25 ℃)

  溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料溶液 試料5.0 gを二酸化炭素を含まない水に溶かして100 mlにする。
b) 操作 JIS K 8001の5.5(pH)(2)(操作)による。

7.6 塩化物,塩素酸塩,臭化物及び臭素酸塩(Clとして)

  溶液の調製,操作及び判定は,次による。
a) 試料側溶液 試料0.25 gに水を加えて溶かし,15 mlにする。
b) 標準側溶液 塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/ml)5.0 mlに水を加えて15 mlにする。
c) 操作 試料側溶液及び標準側溶液に亜硫酸水1) 20 mlを加えて水浴上で30分間加熱した後,更に沸騰
するまで加熱する。これを冷却した後にJIS K 8085に規定するアンモニア水(濃度が質量分率25 %
のもの。)10 ml及び硝酸銀溶液(20 g/l)20 mlを加え,水で70 mlにし,洗浄ろ紙[JIS P 3801に規定
するろ紙(化学分析用)(5種C)]でろ過してそれぞれのろ液35 mlをとり,JIS K 8541に規定する硝
酸(濃度が質量分率65 %のもの。)6 mlを加えて酸性にし,5分間放置する。
注1) 亜硫酸水は,濃度(SO2として)が質量分率5.0 %以上のものを用いる。
d) 判定 試料側の濁りは,標準側の濁りより濃くない。

7.7 よう化物 (I)

  溶液の調製,操作及び判定は,次による。
a) 試料側溶液 試料1.5 gを共通すり合わせ平底試験管にとり,水を加えて溶かし,30 mlにする。
b) 標準側溶液 試料0.5 gを共通すり合わせ平底試験管にとり,水を加えて溶かし,よう化物標準液(I :
0.01 mg/ml)2.0 ml及び水を加えて30 mlにする。
c) 操作 試料側溶液及び標準側溶液それぞれに,0.5 mol/l 硫酸1 ml及びJIS K 8322に規定するクロロ
ホルム1 mlを加え激しく振り混ぜる。
d) 判定 試料側のクロロホルム相の色は,標準側のクロロホルム相の紅色より濃くない。

7.8 硫酸塩 (SO4)

――――― [JIS K 8922 pdf 5] ―――――

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JIS K 8922:2008の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6353-3:1987(MOD)

JIS K 8922:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8922:2008の関連規格と引用規格一覧