JIS L 1092:2009 繊維製品の防水性試験方法

JIS L 1092:2009 規格概要

この規格 L1092は、繊維製品の防水性の試験方法について規定。

JISL1092 規格全文情報

規格番号
JIS L1092 
規格名称
繊維製品の防水性試験方法
規格名称英語訳
Testing methods for water resistance of textiles
制定年月日
1977年3月1日
最新改正日
2020年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4920:1981(MOD), ISO 811:1981(MOD), ISO 9865:1991(MOD)
国際規格分類

ICS

59.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
繊維 2020
改訂:履歴
1977-03-01 制定日, 1980-02-01 確認日, 1985-09-01 確認日, 1986-11-01 改正日, 1992-03-01 改正日, 1998-06-20 改正日, 2003-12-20 確認日, 2009-02-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認日, 2020-02-20 改正
ページ
JIS L 1092:2009 PDF [39]
                                                                                   L 1092 : 2009

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験場所・・・・[2]
  •  5 試験の種類・・・・[2]
  •  6 試料の採取及び調製・・・・[2]
  •  6.1 試料の採取及び準備・・・・[2]
  •  6.2 試料の前処理・・・・[2]
  •  7 試験方法・・・・[4]
  •  7.1 耐水度試験(静水圧法)・・・・[4]
  •  7.2 はっ水度試験(スプレー試験)・・・・[6]
  •  7.3 雨試験(シャワー試験)A法・・・・[8]
  •  8 試験報告書・・・・[10]
  •  附属書JA(参考)防水性試験方法・・・・[12]
  •  附属書JB(参考)防水加工剤の部属判定方法・・・・[16]
  •  附属書JC(参考)本体及び附属書JAの補足事項・・・・[29]
  •  附属書JD(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[34]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 1092 pdf 1] ―――――

L 1092 : 2009

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人繊維評価
技術協議会(JTETC)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS L 1092:1998は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 1092 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 1092 : 2009

繊維製品の防水性試験方法

Testing methods for water resistance of textiles

序文

  この規格は,1981年に第1版として発行されたISO 811及びISO 4920,並びに1991年に第1版として
発行されたISO 9865を基に対応する部分の技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である
が,対応国際規格には規定されていない内容で,従来日本工業規格(日本産業規格)に規定されていた規定項目及び技術的
内容を追加して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JDに示す。

1 適用範囲

  この規格は,繊維製品の防水性の試験方法について規定する。
なお,防水性とは,耐水性,はっ水性,漏水性などの総称である。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 811:1981,Textile fabrics−Determination of resistance to water penetration−Hydrostatic pressure
test
ISO 4920:1981,Textiles−Determination of resistance to surface wetting (Spray test) f fabrics
ISO 9865:1991,Textiles−Determination of water repellency of fabrics by the Bundesmann rain-shower
test
(全体評価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号 (MOD) は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを
示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 1521 パークロロエチレン(テトラクロルエチレン)
JIS K 2201 工業ガソリン
JIS K 2246 さび止め油
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 139:2005,Textiles−Standard atmospheres for conditioning and testing (MOD)
JIS L 0208 繊維用語−試験部門
JIS L 0217 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法

――――― [JIS L 1092 pdf 3] ―――――

2
L 1092 : 2009
JIS L 1096 一般織物試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS L 0105及びJIS L 0208による。

4 試験場所

  試験場所は,JIS L 0105の5.1(試験場所)による。

5 試験の種類

  試験の種類は,次による。
a) 耐水度試験(静水圧法) 主に通気性がない繊維製品に適用する。
1) 法(低水圧法) 主に防水帆布,テント用布,靴用布及び防水加工したものに適用する。
2) 法(高水圧法) 主に通常10 kPa以上の水圧に耐えるものに適用する。
注記1 ゴム引布,プラスチック引布などは,JIS K 6404-7に規定する方法で試験することが望
ましい。
b) はっ水度試験(スプレー試験) 主に通気性がある繊維製品に適用する。
c) 雨試験(シャワー試験)A法 主に自然降雨に対するはっ水性,漏水性などの性能の確認を要する繊
維製品に適用する。
注記2 雨試験(シャワー試験)にはJA.3.2に記載するB法がある。

6 試料の採取及び調製

6.1 試料の採取及び準備

  試料及び試験片の採取及び準備は,JIS L 0105の箇条6(試料及び試験片の採取及び準備)による。

6.2 試料の前処理

  6.1の試料について,必要がある場合は,次の各処理を単独又は組合せを行ってから箇条7の試験をする。
なお,前処理を行った試料の防水性保持率は,次の式によって処理前及び処理後の試料の試験値から算
出し,JIS Z 8401の規則B(四捨五入法)によって小数点以下1けたに丸める。
RW 100
0
ここに, RW : 防水性保持率 (%)
A0 : 前処理を行っていない試料の試験値
A : 前処理を行った試料の試験値
6.2.1 洗濯処理
洗濯処理は,次のいずれかの方法による。
a) 法(かくはん形洗濯機を用いる方法) JIS L 1096の8.23.1[A法(かくはん形洗濯機を用いる方法)]
に規定する方法とし,乾燥方法はドリップ乾燥とする。
b) 法(シリンダ形洗濯機を用いる方法) JIS L 1096の8.23.2 [B法(シリンダ形洗濯機を用いる方
法)]に規定する方法。
c) 法(家庭用電気洗濯機を用いる方法) JIS L 0217の付表1[記号別の試験方法−洗い方(水洗い)]

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L 1092 : 2009
の番号103に規定する方法。
6.2.2 ドライクリーニング処理
ドライクリーニング処理は,次のいずれかの方法による。
警告 この規格の利用者は,通常の実験室での作業に精通しているとしても,安全及び健康に対する
適切な処置を取らなければならない。パークロロエチレンは,吸引などによって人体に悪影響
を及ぼすおそれがあり,工業ガソリンは,取扱いの不備によって引火などのおそれがあるので
注意して扱う必要がある。
a) 法(パークロロエチレン法) 図1に示すウォッシュシリンダ形洗濯装置のシリンダに約30 ℃の
JIS K 1521に規定するパークロロエチレンを約4 L入れ,その中へ約500 mm×500 mmの試料及び負
荷布1) を合わせて約450 gとなるように調整したものを投入し,10分間運転する。
注1) IS L 0803に規定する綿布(添付白布3-1号)を用い,周辺を縁取りしたもので,試験片と
同じ大きさとする。
b) 法(石油系法) 6.2.2 a)と同様の方法による。ただし,試験液の溶剤は,パークロロエチレンをJIS
K 2201に規定する工業ガソリン5号(クリーニングソルベント)に替えたものとする。
図1−ウォッシュシリンダ形洗濯装置の一例
c) ドライクリーニング処理の脱液及び乾燥 脱液は,遠心脱水機でほぼ液が流出しなくなるまで行うが,
それができないときは,軽く押さえて液を切り,ろ紙2) 又は布の間に挟み,押さえて脱液する。マン
グルで絞ってはならない。
乾燥は,次の4種類のうちいずれか一つを選んで行う。
1) スクリーン乾燥 脱液後,取り出した試験片をねじったり伸ばしたりすることなく不自然なしわを
除いて,水平なスクリーンメッシュ又は類似の孔の開いた面上に載せて広げて自然乾燥する。
2) ライン乾燥 脱液後,たて方向又はウェール方向が垂直になるように,数箇所をつかみ,つるして
自然乾燥する。
注記1 ライン乾燥は,ウェール方向に伸びやすい編地には用いない方がよい。

――――― [JIS L 1092 pdf 5] ―――――

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JIS L 1092:2009の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 4920:1981(MOD)
  • ISO 811:1981(MOD)
  • ISO 9865:1991(MOD)

JIS L 1092:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 1092:2009の関連規格と引用規格一覧