JIS L 1092:2009 繊維製品の防水性試験方法 | ページ 3

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注4) 長さ方向上方に半径630 mmで緩やかに曲がっている。
b) 湿潤状態の比較見本 図7に示すように湿潤状態によってその等級が定めてあるもの。
c) 遠心機 直径175 mmの水平な試験片保持面を備えた1分間に700回転する(運転開始後2秒以下で
この回転数に達する。)円盤で,回転部分の総質量が410 gのもの。試験片保持面には,約50の放射
状のうね(高さ1 mm)があり,また,試験片を止めるための長さ6 mmの鋼製ピンが,回転軸から
60 mmの箇所に等間隔で4本あるものとする。
d) 天びん 0.01 gまで測定できるもの。
e) 水 温度20 ℃±3 ℃とする。これ以外の場合は,試験時の温度を試験報告書に記載する。
単位 mm
図6−ブンデスマン雨試験装置
7.3.2 シャワーの準備
試験装置の各部を点検した後,シャワー部から約15分間降雨して,各試験カップに2.5分間に200 mL
±10 mLの水がたまるように,シャワー部の降雨量調節バルブを調節する。
7.3.3 操作
箇条6の試料から,直径140 mmの円形の試験片を4枚採取してその質量を0.01 gまで量り,試験カッ
プに取り付け,試験部の架台に固定して運転を始める。シャワー部から10分間降雨(降雨時間は,1分又
は5分で行ってもよい。)した後,降雨を止める。試験片の表面の湿潤状態を,比較見本と比較して採点し,
試験片を試験カップから取り外し,遠心機に取り付けて15秒間操作して試験片上の余分な水滴を除去した
後,直ちにその質量を0.01 gまで量る。さらに,試験片を透過してカップにたまった水の体積を量って漏
水量 (mL) とする。
7.3.4 試験結果
7.3.4.1 吸水量及び吸水率
次の式によって試験片の吸水量V (g) 及び吸水率 R (%) を算出し,4枚の平均値をJIS Z 8401の規則B
(四捨五入法)によって,吸水量は,小数点以下2けたまで,吸水率は,小数点以下1けたに丸める。
V M−M0
ここに, V : 吸水量 (g)

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M0 : 試験前の試験片の質量 (g)
M : 試験後の試験片の質量 (g)
M−M0
R 100
M0
ここに, R : 吸水率 (%)
M0 : 試験前の試験片の質量 (g)
M : 試験後の試験片の質量 (g)
7.3.4.2 はっ水度
はっ水度は,図7に示すように,湿潤状態によってその等級を定める。4枚の平均値をJIS Z 8401の規
則B(四捨五入法)によって整数位に丸める。
注記 雨試験(シャワー試験)A法は,ISO 9865と同様な試験方法である。

8 試験報告書

  試験報告書には,試験の種類別に次の事項を記載する。ただし,6.2の試料の前処理をした場合には,そ
の処理方法,処理回数及び処理時の条件を記載する。
a) 試験年月日
b) 規格番号
c) 試験の種類
d) 試験条件(試験場所の温度及び湿度,水温等)
e) 試験結果

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5級 4級
3級 2級
1級
図7−湿潤状態の比較見本

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附属書JA
(参考)
防水性試験方法
JA.1 適用範囲
この附属書は,従来日本工業規格(日本産業規格)に規定されていた一定水圧法又は漏水法による耐水度試験及び雨試験
B法について記載する。
JA.2 試験の種類
試験の種類は,次による。
a) 耐水度試験(一定水圧法又は漏水法) この試験は,主に通気性がない繊維製品に適用する。
1) 法(低水圧法)
2) 法(高水圧法) 通常,10 kPa以上の水圧を加えて試験できる試料に適用する。
b) 雨試験(シャワー試験)B法
JA.3 試験方法
JA.3.1 耐水度試験(一定水圧法又は漏水法)
試験は一定水圧法又は漏水法で行い,A法(低水圧法)又はB法(高水圧法)による。
JA.3.1.1 A法(低水圧法)
JA.3.1.1.1 装置及び材料
装置及び材料は,次による。
a) 耐水度試験装置(低水圧用) 7.1.1.1 a) と同等のもの。
b) 水圧計(マノメータ) 7.1.1.1 b) と同等のもの。
c) ストップウォッチ 0.5秒を計測できるもの。
d) メスシリンダー 1 mL目盛のもの。
e) 水 蒸留水又はイオン交換水を用い,試験時の温度は20 ℃±2 ℃とするが,ほかの場合は,そのと
きの温度を付記する。
JA.3.1.1.2 操作
箇条6の試料から,約150 mm×150 mmの試験片を次の各試験について,それぞれ5枚ずつ採取し,耐
水度試験装置(低水圧用)に試験片の表側1) が水に当たるように取り付け,水を入れた水準装置を600
mm/min±30 mm/min又は100 mm/min±5 mm/minの速さで上昇させて,次のいずれかの方法で耐水度を求
め,5回の平均値を小数点以下1けたに丸める。この場合,用いた方法を付記する。
注1) 表側とは,防水面又は使用時に水が当たる側をいう。
JA.3.1.1.3 一定水圧法
水位を一定水位に上昇させて放置したとき,試験片の裏側に3か所から水が出たときまでの時間を0.5
秒まで計る。試験結果には,一定水位を記載する。ただし,3か所から水が出ない場合は,1か所又は2
か所から水が出たときまでの時間を計るか,高い水位に変更して行い,その旨を付記する。
なお,水滴が現れてから大きくならない非常に小さい水滴は,計算に入れない。

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JA.3.1.1.4 漏水法
水位を一定水位に上昇させた後,一定時間後に試験片を透過した水をメスシリンダーに入れてその体積
(mL) を量り,面積 (cm2) 当たりで表す。試験結果には,一定水位及び一定時間を付記する。
JA.3.1.2 B法(高水圧法)
JA.3.1.2.1 装置及び材料
装置及び材料は,次による。
a) 耐水度試験装置(高水圧用) 7.1.2.1 a) と同等のもの。
b) ストップウォッチ 0.5秒を計測できるもの。
c) メスシリンダー 1 mL目盛のもの。
d) 水 蒸留水又はイオン交換水を用い,試験時の温度は20 ℃±2 ℃とするが,ほかの場合は,そのと
きの温度を付記する。
JA.3.1.2.2 操作
箇条6の試料から,約150 mm×150 mmの試験片を次の各試験について,それぞれ5枚ずつ採取し,耐
水度試験装置(高水圧用)に試験片の表側1) が水に当たるように取り付け,シリンダに水を入れ,ピスト
ンハンドルを回して1分間に100 kPaの割合で水圧を加え,次の各方法によって耐水度を求め,5回の平均
値を小数点以下1けたに丸める。この場合,用いた方法を付記する。
JA.3.1.2.3 一定水圧法
一定水圧を加えて放置したとき,試験片の裏側に3か所から水が出たときまでの時間(0.5秒まで)を計
る。試験結果には,一定水圧(kPa)を記載する。ただし,3か所から水が出ない場合は,1か所又は2か所
から水が出たときまでの時間を計るか,高い水圧に変更して行い,その旨を付記する。
なお,水滴が現れてから大きくならない非常に小さい水滴は,計算に入れない。
JA.3.1.2.4 漏水法
一定水圧を加えた後,一定時間後に試験片を透過した水をメスシリンダーに集めて,その体積 (mL) を
量り,単位面積 (cm2) 当たり小数点以下1けたに丸める。試験結果には,一定水圧(kPa)及び一定時間を付
記する。
JA.3.2 雨試験(シャワー試験)B法
注記 この試験で,試験片のはっ水度を7.3によって求めることができる。
JA.3.2.1 装置及び材料
装置及び材料は,次による。
a) 人工降雨試験装置 図6に示すもの。
b) 雨量計 降雨量を測定できるもの。
c) ろ紙 JIS P 3801に規定する2種の円形ろ紙(直径150 mm)を用いる。
d) カーペット 降雨時,水のはね返りを防止できるもの。
e) 天びん 0.1 gまで測定できるもの。
f) 水 蒸留水又はイオン交換水を用い,試験時の温度は20 ℃±2 ℃とするが,ほかの場合は,そのと
きの温度を付記する。
JA.3.2.2 操作
図JA.1の人工降雨試験装置を用いて,雨量計をカーペットの上に置いて降雨させたとき,降雨量が6
mm/h8 mm/h 2) になるように人工降雨装置の給水量及び試験片保持台の設置場所を選定する。
次に,箇条6の試料から,約200 mm×200 mmの試験片を3枚採取し,その裏側に0.1 gの単位まで量

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JIS L 1092:2009の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 4920:1981(MOD)
  • ISO 811:1981(MOD)
  • ISO 9865:1991(MOD)

JIS L 1092:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 1092:2009の関連規格と引用規格一覧