JIS L 1931-1:2014 繊維製品の商業クリーニング―第1部:生地及び製品の評価方法

JIS L 1931-1:2014 規格概要

この規格 L1931-1は、商業クリーニングの試験方法に従って処理をした繊維製品の評価方法について規定する(JIS L 1931-2,JIS L 1931-3及びJIS L 1931-4参照)。工業ランドリー(リネンサプライ業など)は除く。

JISL1931-1 規格全文情報

規格番号
JIS L1931-1 
規格名称
繊維製品の商業クリーニング―第1部 : 生地及び製品の評価方法
規格名称英語訳
Textiles -- Professional care, drycleaning and wetcleaning of fabrics and garments -- Part 1:Assessment of performance after cleaning and finishing
制定年月日
2014年10月20日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 3175-1:2010(MOD)
国際規格分類

ICS

59.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
繊維 2020
改訂:履歴
2014-10-20 制定日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS L 1931-1:2014 PDF [13]
                                                                                  L 1931-1 : 2014

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[3]
  •  4 一般通則・・・・[3]
  •  4.1 ドライクリーニングの通則・・・・[3]
  •  4.2 ウエットクリーニングの通則・・・・[4]
  •  5 装置・設備及び試薬・・・・[4]
  •  5.1 クリーニング装置及び仕上げ用設備・・・・[4]
  •  5.2 グレースケール・・・・[4]
  •  5.3 しわレプリカ・・・・[4]
  •  5.4 湿潤状態の比較見本・・・・[4]
  •  5.5 しわ回復性レプリカ・・・・[4]
  •  6 試料・・・・[4]
  •  7 試験手順・・・・[4]
  •  8 試験報告書・・・・[5]
  •  附属書A(規定)その他の商業クリーニング性の評価方法・・・・[7]
  •  附属書B(参考)試験報告書の様式例・・・・[8]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 1931-1 pdf 1] ―――――

L 1931-1 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS L 1931の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS L 1931-1 第1部 : 生地及び製品の評価方法
JIS L 1931-2 第2部 : パークロロエチレンによるドライクリーニング試験方法
JIS L 1931-3 第3部 : 石油系溶剤によるドライクリーニング試験方法
JIS L 1931-4 第4部 : ウエットクリーニング試験方法

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 1931-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 1931-1 : 2014

繊維製品の商業クリーニング−第1部 : 生地及び製品の評価方法

Textiles-Professional care, drycleaning and wetcleaning of fabrics and garments-Part 1: Assessment of performance after cleaning and finishing

序文

  この規格は,2010年に第2版として発行されたISO 3175-1を基とし,我が国の商業クリーニング(ド
ライクリーニング及びウエットクリーニング)の生地及び製品の評価方法について技術的内容を変更して
作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
ドライクリーニングは,家庭洗濯,ウエットクリーニングなどの水洗いの場合に発生する繊維の膨潤又
はしわを発生させずに油脂汚れを溶解し,微粒子汚れを分散する有機溶剤で繊維製品を洗浄する方法であ
る。ドライクリーニング処理においては,汚れ及び染みを除去しやすくすること並びに再汚染防止の目的
で界面活性剤を含む洗剤を溶剤に加える。さらに,水溶性の汚れ及び染みを除去しやすくする目的で少量
の水を追加する場合もあるが,水分の影響を受けやすい繊維製品は,溶剤へ水を加えないでドライクリー
ニングする方がよい。ただし,洗剤には多少の水を含む場合があるので,注意が必要である。
ウエットクリーニングは,特殊な技術を用いた業者による繊維製品の水洗い処理で,洗剤及び/又は水
洗いによる影響を最小限度に抑えるための添加剤などを使用する場合もある。
ドライクリーニング処理又はウエットクリーニング処理の後には通常,適切な仕上げ処理を行う。多く
の場合,アイロン仕上げ処理,スチーム処理及び乾熱プレス処理などである。
生地及び製品の特性(性質,性能)は,ドライクリーニング処理,ウエットクリーニング処理又はスチ
ーム処理若しくはプレス処理などの仕上げ処理で徐々に変化する。多くの場合,一つの処理では寸法変化,
その他の変化はごく僅かであるが,これらの繰り返しによって徐々に変化し,繊維製品の耐用期間に影響
を及ぼす。一般に起こり得る変化は,この規定の処理を3回5回繰り返すことによって現れてくること
が多い。

1 適用範囲

  この規格は,商業クリーニングの試験方法に従って処理をした繊維製品の評価方法について規定する
(JIS L 1931-2,JIS L 1931-3及びJIS L 1931-4参照)。ただし,工業ランドリー(リネンサプライ業など)
は除く。
商業クリーニング工程で変化する生地及び製品の特性(性質,性能)は,これまでの知見及び経験から
ほぼ知られているため,引用規格に規定する試験方法を適切に使用することによって評価することができ
る。その他の重要な特性の評価方法で,表1にない商業クリーニング性の評価方法については,それらの

――――― [JIS L 1931-1 pdf 3] ―――――

2
L 1931-1 : 2014
評価方法とともに附属書Aに示す。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 3175-1:2010,Textiles−Professional care,drycleaning and wetcleaning of fabrics and garments−
Part 1: Assessment of performance after cleaning and finishing(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 139,Textiles−Standard atmospheres for conditioning and testing(MOD)
JIS L 0208 繊維用語−試験部門
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布
注記 対応国際規格 : ISO 105-F10,Textiles−Tests for colour fastness−Part F10: Specification for
adjacent fabric: Multifibre(MOD)
JIS L 0804 変退色用グレースケール
注記 対応国際規格 : ISO 105-A02,Textiles−Tests for colour fastness−Part A02: Grey scale for
assessing change in colour(MOD)
JIS L 0805 汚染用グレースケール
注記 対応国際規格 : ISO 105-A03,Textiles−Tests for colour fastness−Part A03: Grey scale for
assessing staining(MOD)
JIS L 0844 洗濯に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0853 水滴下に対する染色堅ろう度試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 105-E07,Textiles−Tests for colour fastness−Part E07: Colour fastness to
spotting: Water(MOD)
JIS L 0860 ドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 105-D01,Textiles−Tests for colour fastness−Part D01: Colour fastness to
drycleaning using perchloroethylene solvent(MOD)
JIS L 1059-2 繊維製品の防しわ性試験方法−第2部 : しわ付け後の外観評価(リンクル法)
注記 対応国際規格 : ISO 9867,Textiles−Evaluation of the wrinkle recovery of fabrics−Appearance
method(MOD)
JIS L 1060 織物及び編物のプリーツ性試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 7769,Textiles−Test method for assessing the appearance of creases in fabrics
after cleansing(MOD)
JIS L 1076 織物及び編物のピリング試験方法
JIS L 1092 繊維製品の防水性試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 4920,Textile fabrics−Determination of resistance to surface wetting (spray test)
(MOD)

――――― [JIS L 1931-1 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
L 1931-1 : 2014
JIS L 1096 織物及び編物の生地試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 7768,Textiles−Test method for assessing the smoothness appearance of fabrics
after cleansing(MOD)
JIS L 1905 繊維製品のシームパッカリング評価方法
注記 対応国際規格 : ISO 7770,Textiles−Test method for assessing the smoothness appearance of seams
in fabrics after cleansing(MOD)
JIS L 1909 繊維製品の寸法変化測定方法
注記 対応国際規格 : ISO 3759,Textiles−Preparation, marking and measuring of fabric specimens and
garments in tests for determination of dimensional change(MOD)
JIS L 1931-2 繊維製品の商業クリーニング−第2部 : パークロロエチレンによるドライクリーニング
試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 3175-2,Textiles−Professional care, drycleaning and wetcleaning of fabrics and
garments−Part 2: Procedure for testing performance when cleaning and finishing using
tetrachloroethene(MOD)
JIS L 1931-3 繊維製品の商業クリーニング−第3部 : 石油系溶剤によるドライクリーニング試験方法
JIS L 1931-4 繊維製品の商業クリーニング−第4部 : ウエットクリーニング試験方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS L 0105及びJIS L 0208によるほか,次による。
3.1
複合試験試料(composite test specimen)
最終製品に使用する全ての構成部材及び代表的な附属部品をまとめた試験用の試料。
3.2
商業クリーニング性
ドライクリーニング性及びウエットクリーニング性の総称。
3.2.1
ドライクリーニング性(drycleanability)
有機溶剤及び洗剤を使用し,繊維製品を浸せき(漬)かくはんし,ドライクリーニング処理及び仕上げ
処理をしたときの特性の程度。
3.2.2
ウエットクリーニング性(wetcleanability)
水及び洗剤を使用し,繊維製品を浸せきかくはんし,ウエットクリーニング処理及び仕上げ処理をした
ときの特性の程度。

4 一般通則

  繊維製品の商業クリーニングには,ドライクリーニング及びウエットクリーニングがある。

4.1 ドライクリーニングの通則

  二つ以上の同一の試料を用意する。第1の試料は,ドライクリーニング処理及び仕上げ処理は行わず,
試験前の基準試料として保管する。第2の試料は,ドライクリーニング装置及び仕上げ用設備を用い,ド
ライクリーニング処理及び仕上げ処理を行う。これらの装置及び設備は,洗い,遠心脱液,タンブル乾燥,

――――― [JIS L 1931-1 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS L 1931-1:2014の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3175-1:2010(MOD)

JIS L 1931-1:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 1931-1:2014の関連規格と引用規格一覧