この規格ページの目次
JIS P 8116:2022 規格概要
この規格 P8116は、紙の(面外への)引裂強さを試験する方法について規定。引裂強さが試験装置の測定範囲内にあれば,軽量の板紙に適用することも可能である。段ボールは適用範囲に含めないが,段ボールを構成する板紙には適用してもよい。
JISP8116 規格全文情報
- 規格番号
- JIS P8116
- 規格名称
- 紙―引裂強さ試験方法―エルメンドルフ形引裂試験機法
- 規格名称英語訳
- Paper -- Determination of tearing resistance -- Elmendorf tearing tester method
- 制定年月日
- 1952年10月23日
- 最新改正日
- 2022年2月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 19.060, 85.060
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1952-10-23 制定日, 1955-10-23 確認日, 1958-10-23 確認日, 1960-03-01 改正日, 1963-06-01 改正日, 1966-07-01 確認日, 1969-12-01 確認日, 1973-01-01 改正日, 1975-10-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1979-03-01 確認日, 1984-03-01 確認日, 1989-06-01 確認日, 1994-12-01 改正日, 2000-12-20 改正日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2020-10-20 確認日, 2022-02-21 改正
- ページ
- JIS P 8116:2022 PDF [18]
P 8116 : 2022
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 原理・・・・[2]
- 5 試験装置・・・・[3]
- 6 サンプリング・・・・[5]
- 7 調湿・・・・[5]
- 8 試験片の調製・・・・[5]
- 9 装置の調整及び校正・・・・[6]
- 10 操作・・・・[6]
- 11 計算及び結果の表し方・・・・[7]
- 12 試験報告書・・・・[8]
- 附属書A(規定)エルメンドルフ形引裂試験機の調整及び整備・・・・[9]
- 附属書B(規定)エルメンドルフ形引裂試験機の校正・・・・[11]
- 附属書C(参考)精度・・・・[13]
- 参考文献・・・・[15]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[16]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS P 8116 pdf 1] ―――――
P 8116 : 2022
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,紙パルプ技術
協会(JAPAN TAPPI)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格
を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格
である。これによって,JIS P 8116:2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS P 8116 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
P 8116 : 2022
紙−引裂強さ試験方法−エルメンドルフ形引裂試験機法
Paper-Determination of tearing resistance- Elmendorf tearing tester method
序文
この規格は,2012年に第4版として発行されたISO 1974を基とし,規格利用者の利便性向上を図るた
め,技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,紙の(面外への)引裂強さを試験する方法について規定する。引裂強さが試験装置の測定
範囲内にあれば,軽量の板紙に適用することも可能である。
この規格は,段ボールは適用範囲に含めないが,段ボールを構成する板紙には適用してもよい。繊維配
向性の高い紙(又は板紙)の横方向(CD)の引裂強さを試験することには適さない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 1974:2012,Paper−Determination of tearing resistance−Elmendorf method(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS P 0001 紙·板紙及びパルプ用語
JIS P 8110 紙及び板紙−平均品質を測定するためのサンプリング方法
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 186,Paper and board−Sampling to determine average
quality
JIS P 8111 紙,板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 187,Paper, board and pulps−Standard atmosphere for
conditioning and testing and procedure for monitoring the atmosphere and conditioning of samples
JIS P 8124 紙及び板紙−坪量の測定方法
――――― [JIS P 8116 pdf 3] ―――――
2
P 8116 : 2022
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 536,Paper and board−Determination of grammage
JIS Z 9041-1 データの統計的な解釈方法−第1部 : データの統計的記述
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS P 0001による。
3.1
引裂強さ(tearing resistance)
試験片にあらかじめ入れた切込みから引き裂き始め,引き裂き続けるのに必要な,シート1枚当たりの
平均の力
注釈1 切込みの方向が縦方向(MD)の場合は,“縦方向の引裂強さ”とし,横方向(CD)の場合は,
“横方向の引裂強さ”とする。
注釈2 引裂強さは,ミリニュートン(mN)で表す。
3.2
比引裂強さ(tear index)
紙(又は板紙)の引裂強さを,坪量で除した数値
注釈1 比引裂強さは,ミリニュートンメートル2乗毎グラム(mN·m2/g)で表す。
3.3
試験片(test piece)
同じ大きさの長方形のシートを複数枚(通常は4枚)重ねて1組にしたもの
4 原理
試験片1組にあらかじめ切込みを入れておき,続いて,振子を用いて決められた距離を1本の引裂線に
沿って面外に引き裂く(図1参照)。試験片を引き裂くために要した仕事を,振子のエネルギーの損失とし
て測定する。
引き裂くために要した仕事を,引き裂いた距離と試験片中のシートの枚数とで除して,シート1枚当た
りの平均の引裂強さを求める。
――――― [JIS P 8116 pdf 4] ―――――
3
P 8116 : 2022
記号説明
a : 引き裂く力
図1−エルメンドルフ形引裂試験機法の原理
5 試験装置
5.1 エルメンドルフ形引裂試験機 引裂試験に適切な振子の容量であり,次の部品から成るもの。
5.1.1 フレーム 水平を取ることが可能で堅ろう(牢)な台に設置したもの。自重によって,又は安定し
た台に取り付けることによって,測定中,静止した状態を保たなければならない。
5.1.2 振子 フレームに装着したもの。通常,振子は扇形で,摩擦の小さいベアリングによる水平な軸受
で自由に振れる構造のもの。
広い範囲の引裂強さが測定可能なように,異なる容量(表1)をそろえた交換式の振子のセット,又は
交換式のおもりを備えた振子を使用してもよい。測定値が目盛の最大値のおおよそ20 %から80 %までの
間となるように振子の容量を選定しなければならない。
表1−推奨する振子の容量
単位 mN
容量
2 000
4 000
8 000
16 000
他の容量,例えば,32 000 mNの振子があってもよい。容量の大きな振子をアスファルト紙のような非
常に強度の高い紙の試験に用いてもよい。
――――― [JIS P 8116 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS P 8116:2022の国際規格 ICS 分類一覧
JIS P 8116:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISP0001:1998
- 紙・板紙及びパルプ用語
- JISP8110:2006
- 紙及び板紙―平均品質を測定するためのサンプリング方法
- JISP8111:1998
- 紙,板紙及びパルプ―調湿及び試験のための標準状態
- JISP8124:2011
- 紙及び板紙―坪量の測定方法
- JISZ9041-1:1999
- データの統計的な解釈方法―第1部:データの統計的記述