この規格ページの目次
JIS R 1701-2:2016 規格概要
この規格 R1701-2は、光触媒を建築材料及びその他の製品の表面に担持させた光触媒材料の空気浄化性能のうち,気体のアセトアルデヒド(CH3CHO)の除去性能を試験する方法について規定。
JISR1701-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS R1701-2
- 規格名称
- ファインセラミックス―光触媒材料の空気浄化性能試験方法―第2部 : アセトアルデヒドの除去性能
- 規格名称英語訳
- Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) -- Test method for air purification performance of photocatalytic materials -- Part 2:Removal of acetaldehyde
- 制定年月日
- 2008年3月20日
- 最新改正日
- 2016年7月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 22197-2:2011(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 81.060.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ファインセラミックス 2018
- 改訂:履歴
- 2008-03-20 制定日, 2012-10-22 確認日, 2016-07-20 改正
- ページ
- JIS R 1701-2:2016 PDF [13]
R 1701-2 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 試験装置・・・・[2]
- 5 試験片・・・・[3]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 試験片の前処理・・・・[4]
- 6.3 測定準備・・・・[4]
- 6.4 予備試験・・・・[5]
- 6.5 アセトアルデヒド除去試験・・・・[5]
- 6.6 アセトアルデヒド除去試験(二酸化炭素濃度が測定できない場合)・・・・[6]
- 7 試験結果の計算・・・・[6]
- 7.1 除去率及び除去量の計算・・・・[6]
- 7.2 二酸化炭素転化率及び転化量の計算・・・・[7]
- 8 除去量が小さい試験片の場合の試験方法・・・・[8]
- 9 報告書・・・・[8]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[9]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS R 1701-2 pdf 1] ―――――
R 1701-2 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
ファインセラミックス協会(JFCA),国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST)及び一般財団法人日
本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標
準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS R 1701-2:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS R 1701の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS R 1701-1 第1部 : 窒素酸化物の除去性能
JIS R 1701-2 第2部 : アセトアルデヒドの除去性能
JIS R 1701-3 第3部 : トルエンの除去性能
JIS R 1701-4 第4部 : ホルムアルデヒドの除去性能
JIS R 1701-5 第5部 : メチルメルカプタンの除去性能
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS R 1701-2 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
R 1701-2 : 2016
ファインセラミックス−光触媒材料の空気浄化性能試験方法−第2部 : アセトアルデヒドの除去性能
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics)-Test method for air purification performance of photocatalytic materials-Part 2: Removal of acetaldehyde
序文
この規格は,2011年に第1版として発行されたISO 22197-2を基とし,その後に制定されたJIS R 1701-2
JIS R 1701-5及びJIS R 1751-1JIS R 1751-5と整合させるために,技術的内容を変更して作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,光触媒を建築材料及びその他の製品の表面に担持させた光触媒材料の空気浄化性能のうち,
気体のアセトアルデヒド(CH3CHO)の除去性能を試験する方法について規定する。
この規格は,主として太陽光の照射下において波長300380 nmの紫外線領域で効果を示す光触媒を対
象としている。可視光だけの照射下におけるアセトアルデヒドの除去性能を試験する場合は,この規格で
はなく,JIS R 1751-2を適用する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 22197-2:2011,Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics)−Test method for
air-purification performance of semiconducting photocatalytic materials−Part 2: Removal of
acetaldehyde(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1962 室内及び試験チャンバー内空気中のホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物の定量
−ポンプサンプリング
JIS K 0055 ガス分析装置校正方法通則
JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則
――――― [JIS R 1701-2 pdf 3] ―――――
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R 1701-2 : 2016
JIS K 0151 赤外線ガス分析計
JIS R 1600 ファインセラミックス関連用語
JIS R 1701-1 ファインセラミックス−光触媒材料の空気浄化性能試験方法−第1部 : 窒素酸化物の除
去性能
JIS R 1709 ファインセラミックス−紫外線励起形光触媒試験用光源
JIS R 1751-2 ファインセラミックス−可視光応答形光触媒材料の空気浄化性能試験方法−第2部 : ア
セトアルデヒドの除去性能
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8806 湿度−測定方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS R 1600及びJIS R 1701-1による。
4 試験装置
4.1 装置の構成 試験装置は,JIS R 1701-1の4.1(装置の構成)による。低濃度のアセトアルデヒドを
含む空気を扱うことから,吸着などによる損失が少なく,測定結果に影響を及ぼさないように配慮したも
のでなければならない。
4.2 試験用ガス供給装置 試験用ガス供給装置は,JIS R 1701-1の4.2(試験用ガス供給装置)による。
高圧容器入りのアセトアルデヒド標準ガスを用いて,所定の濃度・温度・水蒸気濃度の試験用ガスを調製
し,光照射容器に連続的に供給する。流量制御器,加湿器,ガス混合器などからなる。
4.3 光照射容器 光照射容器は,JIS R 1701-1の4.3(光照射容器)による。
4.4 光源 光源は,JIS R 1701-1の4.4(光源)による。また,試験片上表面での紫外放射照度が10.0±0.5
W/m2となるように,光照射容器までの距離を調節する。紫外放射照度の測定には,JIS R 1709に規定する
校正済みの紫外放射照度計を用いる。
4.5 汚染物質濃度測定装置 汚染物質濃度(アセトアルデヒド濃度)の測定には,ガスクロマトグラフ
分析法,又はDNPH誘導体化固相吸着・溶媒抽出−高速液体クロマトグラフ法(DNPH-HPLC法)を用い
る。
ガスクロマトグラフ分析法による場合は,JIS K 0114に規定する装置を用いる。カラムは,炭化水素が
分離できるものであれば,充カラム及びキャピラリーカラムのいずれのタイプでもよい。
なお,アセトアルデヒドの検出は,水素炎イオン化検出器(FID)で行うこととする。サンプリングル
ープを用いてガスクロマトグラフにガスを注入する場合,図1のように6方バルブを配し,試験用ガスを
採取できるようにする。サンプリングループの容量は,濃度測定装置の性能に応じて決める。ガスは,比
較的小さい流量の吸引ポンプを図1の7の位置に取り付け,採取する。分析時にはポンプを止める。サン
プリングループではなくマイクロシリンジを用いる場合は,再現性よくガスを採取できるもの(例えば,
ガスタイトシリンジなど)を用意する。
DNPH-HPLC法による場合は,JIS A 1962に規定する試薬,器具及び装置を用いる。
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3
R 1701-2 : 2016
1 試験用ガス入口 4 キャリヤーガス 7 吸引ポンプ
2 光照射容器 5 6方バルブ 8 ガスクロマトグラフ
3 排出 6 サンプリングループ 9 検出器
図1−ガスのサンプリング方法(例)
4.6 二酸化炭素濃度測定装置 JIS K 0151に規定する非分散形赤外線二酸化炭素分析計,又はメタン化
反応装置付ガスクロマトグラフを用いる。装置の校正は,JIS K 0055の規定に従う。ガスクロマトグラフ
を用いる場合のガスのサンプリング方法は,4.5による。
5 試験片
試験片は,平板状又はフィルタ状の光触媒材料で,幅49.0±1.0 mm,長さ99.0±1.0 mmとする。光照射
容器内で補助板などとの間に隙間ができる場合は,試験片を上流側に寄せるとともに,必要に応じてスペ
ーサーなどを用いて調整する。平板状材料の場合は,光触媒面以外によるガス吸着を抑制するために,試
験片の厚さは5 mm以下とする。しかし,これを超える厚さの材料でも,以上の試験条件が保たれるなら
試験できる。光照射容器の深さが十分にあれば,厚さが5 mm以上の試験片を用いることも可能であるが,
厚い試験片の場合には,側面による吸着が予想されるので,あらかじめ側面をシールしておく。フィルタ
状の場合には,厚さを20 mm以内にする。
6 試験方法
6.1 一般事項
アセトアルデヒド除去試験は,6.26.5に示す手順で実施し,光照射時の除去量及び二酸化炭素転化量
を調べる。この過程におけるアセトアルデヒド及び二酸化炭素濃度の測定例を図2に示す。試験片によっ
ては二酸化炭素濃度が測定できない場合がある。この場合には6.5の代わりに6.6を使う。また,アセト
アルデヒド除去量が非常に小さく,正確な測定が困難な場合は箇条8によって,試験条件を変更すること
ができる。
――――― [JIS R 1701-2 pdf 5] ―――――
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JIS R 1701-2:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 22197-2:2011(MOD)
JIS R 1701-2:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.060 : セラミックス > 81.060.30 : ニューセラミックス
JIS R 1701-2:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1962:2015
- 室内及び試験チャンバー内空気中のホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物の定量―ポンプサンプリング
- JISK0055:2002
- ガス分析装置校正方法通則
- JISK0114:2012
- ガスクロマトグラフィー通則
- JISK0151:1983
- 赤外線ガス分析計
- JISR1600:2011
- ファインセラミックス関連用語
- JISR1701-1:2016
- ファインセラミックス―光触媒材料の空気浄化性能試験方法―第1部:窒素酸化物の除去性能
- JISR1709:2014
- ファインセラミックス―紫外線励起形光触媒試験用光源
- JISR1751-2:2013
- ファインセラミックス―可視光応答形光触媒材料の空気浄化性能試験方法―第2部:アセトアルデヒドの除去性能
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8806:2001
- 湿度―測定方法