JIS R 5203:2015 セメントの水和熱測定方法(溶解熱方法) | ページ 5

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R 5203 : 2015
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
6.2.1 ポル試料投入の20分後 6.2 試料投入の30分後及び 変更 JISの溶解時間でも十分に酸化亜
原理的には一致しているが,溶
トランド 及び40分後の温度 6.3.1 45分後の温度を測定す 解時間に違いがある。 鉛は溶解するので,従来の規定を
セメント を測定する。 る。 採用する。また,セメントの種類
及び高炉 によって溶解時間を変更するの
セメント で,熱容量もそれに併せた条件を
の場合 規定する。
(続き)
6.2.2 フラ試料投入の80分後
イアッシ 及び120分後の温度
ュセメン を測定する。
トの場合
6.3 熱量 酸化亜鉛を投入す 6.3.2 JISと同様の式であるが,変更 ISO規格は15分間の温度差を JISの溶解時間に合わせた20分間
計の熱漏 る前10分間の温度 5.1.1 酸化亜鉛を投入する前15 測定するが,JISは20分間の の温度差によって熱漏れを求め
れ係数の 変化の2倍と溶解終 分間の温度変化と溶解終 温度差から熱漏れを求める。 ることとした。
確認 了直後の20分間の 了直後の15分間の温度変
温度変化との差を, 化との差を,30分間の溶
20分間の溶解時間 解時間で除す。
で除す。 熱漏れ係数Kの判定基準
熱漏れ係数Kは0.06 値はJISに同じ。
未満。
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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
0
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
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番号
: 2
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 の評価
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7.1 未水 ポルトランドセメ 7.1 全ての試料について同じ 変更 JISはセメントの種類によってフライアッシュセメントは溶解
和セメン ント及び高炉セメ 溶解時間を適用してい 溶解時間が異なる。 時間2030分での温度上昇量と
トの溶解 ントとフライアッ る。 80分における温度上昇量では差
熱測定 シュセメントとで 温度の読み取り時間に対 削除 JISでは温度の読み取り時間のがあり,溶解時間が5060分で
は溶解時間が違う し,ポルトランドセメン 簡易的手順を規定しない。 温度上昇量が一定になる。これは
ため,セメントの種 トの場合に簡素化できる 溶解反応が2030分では完全で
類ごとに溶解時間 手順が規定されている。 はないことを意味しており,セメ
を定めた。 ントの種類によって溶解時間を
変える必要がある。
温度の読み取り時間の簡易的手
順は,試料投入前の時間が違うた
め,JISには規定しない。
試料量は(酸液の質 7.1 試料量は(酸液の質量/ 変更 JISの方が厳しい。 測定結果の精度を上げるために
量/試料量)=141 試料量)=140±2。 範囲を厳しくした。
±1。
2回測定を行い,5 2回測定を行い,14 J/g以変更 許容差の違い。JISの方が小さJISの規定は,経験上,十分満た
J/g以内で一致した 内で一致したものの平均 い。 すことができるもので,信頼でき
ものの平均とする。 とする。 る結果とするためには必要であ
る。
7.2.1 水和水和セメントの試 7.2.1 水和セメントの試料は粉 選択 JISでは目開きの大きい850 従来の規定でも水和熱測定結果
セメント 料は粉砕後,目開き 砕後,目開き600 μmのふ mを使用できる。 に影響を及ぼさないことを確認
の試料の 850 μm又は600 m るいを全通させる。 したため,目開き850 mを追加
調製 のふるいを全通さ した。
せる。
粉砕は15分以内に 粉砕は15分以内に行う。 変更 JISは粉砕機の使用時間の規定粉砕機の使用時間を規定するこ
行うことが望まし 粉砕機を使う場合,45± はない。 とは煩雑となり,“極力短くする”
い。粉砕機を用いる 15秒で行う。 で十分である。
ときは極力短くす
る。

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R 5203 : 2015
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
7.2.1 水和材齢の許容差 材齢に対する許容差 追加 各許容差はJISの方が大きい。 ISO規格の許容差は材齢7日以降
セメント 7日±4時間 材齢7日及びそれより長 全て同じであるが,実務的な見地
の試料の 28日±8時間 い場合 : ±2時間 と実験結果とを基に材齢7日は±
調製 なお,フライアッシ 4時間,材齢28日は±8時間とし
(続き) ュセメントの場合, た。また,フライアッシュセメン
材齢7日の試験は± トは溶解時間を120分を要するた
6時間で行ってもよ め,実務的な見地と実験結果から
い。 材齢7日は±6時間で行ってもよ
いこととした。
7.2.2 溶解試料量は未水和セ JISに同じ。 一致 − −
熱の測定 メントの1.4倍量。
ポルトランドセメ 7.2.3 全ての試料について同じ 変更 JISはセメントの種類によってこの表のJISの7.1の理由に同じ。
ント及び高炉セメ 溶解時間を適用してい 溶解時間が異なる。
ントとフライアッ る。
シュセメントとで
は溶解時間が違う
ため,セメントの種
類ごとに溶解時間
を定めた。
水和セメントを950 7.2.2 950±25 ℃で60分間強熱 変更 強熱時間が違う。 高炉セメントにおいて,強熱時間
±25 ℃で90分間強 した後の状態に換算した が60分間では恒量にならない場
熱した後の状態に 質量で計算。 合があるため,JISの規定を維持
換算した質量で計 した。
算。
− 結合水の補正は,酸化カ 削除 JISにはない項目である。 煩雑であり,強熱減量による補正
ルシウム量によってもよ で十分である。
い。
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2回測定を行い,10 − 追加 ISO規格は水和熱の許容差と JISの規定は,経験上,十分満た
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J/g以内で一致した して規定。 すことができるもので,信頼でき
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ものの平均とする。 る結果とするためには必要であ
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る。
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――――― [JIS R 5203 pdf 23] ―――――

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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
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国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
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番号
: 2
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 の評価
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8 水和熱 水和熱の計算方法 8.1 水和熱の計算方法及び桁 追加 JISの方が詳細になっている。 簡便に温度補正が行えるため,
の計算 及び桁数を規定。 8.2 数を規定。 JISの規定を維持した。
測定時の開始温度
のずれを補正する。
− − 8.3 水和熱の繰返し精度及び 削除 規格体系の違い。 JISにはないものの,溶解熱の許
再現精度を規定し,望ま 容差の規定から,十分に満たせる
しい許容差が示されてい ものである。実務的,また,規格
る。 の体系上不要である。
− − 9 必須事項及び報告するこ 削除 規格体系の違い。 規格の体系上,特に必要性が認め
とが望ましい事項が示さ られなかった。
れている。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 29582-1:2009,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致·················· 技術的差異がない。
− 削除·················· 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更·················· 国際規格の規定内容を変更している。
− 選択·················· 国際規格の規定内容とは異なる規定内容を追加し,それらのいずれかを選択するとしている。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD··············· 国際規格を修正している。

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R 5203 : 2015
附属書JB
(参考)
技術上重要な改正に関する新旧対照表
現行規格(JIS R 5203:2015) 旧規格(JIS R 5203:1995) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
2 引用規格 JIS K 0050 化学分析方法通則 1. 適用範 JIS K 8405 酸化亜鉛(試薬) 引用規格を別の箇条に移動した。
JIS K 8001 試薬試験方法通則 囲 JIS K 8541 硝酸(試薬) また,最新JISの制定,改正等の動向を反映し,
JIS K 8005 容量分析用標準物質 JIS R 5201 セメントの物理試験方法 新たに引用した規格を盛り込んだ。
JIS K 8405 酸化亜鉛(試薬) JIS Z 8401 数値の丸め方 なお,数値の丸め方は四捨五入を規定したので,
JIS K 8541 硝酸(試薬) JIS Z 8801 試験用ふるい JIS Z 8401を削除した。
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部 : 金
属製網ふるい
3.1 測定結 四捨五入によって数値を丸める。 5. 測定及 JIS Z 8401の規定によって整数に丸める。 数値の丸めには四捨五入が汎用的に用いられて
果の表示 び結果のま いるため,変更した。
とめ方
3.2 許容差 −
熱容量,未水和セメントの溶解熱,水和セ − 2回の測定結果の差が許容差より大きく,再測
メントの溶解熱の測定において,2回の測 定を実施した場合の手順が明記されていなかっ
定結果の差が許容差より大きい場合,更に たため,明記した。
1回,再測定を行い,許容差を満たす2回
の結果を平均し,測定結果とする。許容差
を満たす測定結果の組みが2組となった場
合は,3回の測定結果の総平均を測定結果
とする。再測定を含めた3回の測定結果に
おいて,許容差を満たす測定結果の組みが
ない場合は,始めからやり直す。
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――――― [JIS R 5203 pdf 25] ―――――

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JIS R 5203:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 29582-1:2009(MOD)

JIS R 5203:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 5203:2015の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK0050:2019
化学分析方法通則
JISK8001:2017
試薬試験方法通則
JISK8005:2014
容量分析用標準物質
JISK8405:2018
酸化亜鉛(試薬)
JISK8541:2015
硝酸(試薬)
JISK8541:2021
硝酸(試薬)
JISZ8801-1:2019
試験用ふるい―第1部:金属製網ふるい