この規格ページの目次
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R 6252 : 2022
表2−研磨紙の引張強さ
単位 N
基材の坪量による種類 引張強さ
縦方向 横方向
Aw 98以上 49以上
Cw 196以上 98以上
Dw 294以上 147以上
Ew 490以上 −
注記 引張強さは,幅25 mmの試験片を用いて測定した場合の引張強さで表す。
7 寸法及び寸法許容差
7.1 寸法
研磨紙の寸法は,9.2によって測定を行い,表3による。
表3−研磨紙の寸法
単位 mm
形状による種類 寸法
研磨紙シート 短辺×長辺 70×115,70×230,93×230,115×140,115×280,140×230,230×280
研磨紙ロール 幅 12.5,15,25,35,40,50,75,80,93,100,115,120,125,150,200,300,
600
長さ 25 000,36 500,50 000
研磨紙ディスク 外径 50,75,100,125,150,180,200,235
7.2 寸法許容差
研磨紙の寸法許容差は,9.2によって測定を行い,表4による。
表4−研磨紙の寸法許容差
単位 mm
形状による種類 寸法許容差
対象寸法 許容差
研磨紙シート 全ての辺 ±3
研磨紙ロール 幅 35未満 ±1
35以上 ±2
全ての長さ ±1(%)
研磨紙ディスク 外径 50,75,100 ±1
125,150,180 ±2
200,235 ±3
8 材料
8.1 基材
研磨紙に使用する基材は,クラフト紙又はこれと同等以上の引張強さをもつ研磨原紙1)とする。その坪
量は,9.3によって測定を行い,表5による。
――――― [JIS R 6252 pdf 6] ―――――
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R 6252 : 2022
注1) JIS P 0001の番号6056を参照。
表5−基材の種類
単位 g/m2
基材の坪量による種類 坪量
Aw 95未満
Cw 95以上 140未満
Dw 140以上 200未満
Ew 200以上
8.2 研削研磨材
研磨紙に使用する研削研磨材は,その品質はJIS R 6111の箇条6(品質)による。また,その粒度は,
JIS R 6010の4.(粒度分布)による。なお,ガーネット研削研磨材の品質は,受渡当事者間の協定による。
8.3 接着剤
研削研磨材に塗布する接着剤は,使用中に著しく研削研磨材の脱粒を起こさないと(砥)粒保持力をも
つものとする。
9 試験方法
9.1 引張強さ
引張強さ試験は,JIS R 6251の9.1(引張強さ)による。
9.2 寸法
寸法の測定は,JIS R 6251の9.2(寸法)による。
9.3 基材の坪量
研磨紙に使用する基材の坪量の測定は研削研磨材を接着する前の基材について行い,JIS P 8124に規定
された測定方法による。ただし,平均した結果は,JIS Z 8401に規定する規則Bによって整数に丸めて表
す。
10 検査
研磨紙及びその基材の検査は,合理的な抜取方式によって試料を採取し,外観,引張強さ,寸法及び基
材の坪量について,箇条9によって試験及び測定を行い,箇条6,箇条7及び8.1に適合しなければなら
ない。
11 製品の呼び方
研磨紙の呼び方は,“名称(研磨紙)”,“形状による種類の区分”,“研削研磨材の材質による記号”及び
“研削研磨材の粒度による種類”の順とする。
例 研磨紙−シート−A−P100
――――― [JIS R 6252 pdf 7] ―――――
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R 6252 : 2022
12 表示
12.1 製品への表示
この規格の全ての要求事項に適合した研磨紙には,1製品ごとに,基材の接着剤を塗布していない面に
容易に消えない方法で,次の事項を表示する。
a) 基材の坪量による種類
b) 研削研磨材の材質による種類の記号
c) 研削研磨材の粒度による種類
d) 製造業者名又はその略号
12.2 包装への表示
研磨紙には,1包装ごとに,容易に消えない方法で,次の事項を表示する。
a) 基材の坪量による種類
b) 研削研磨材の材質による種類の記号
c) 研削研磨材の粒度による種類
d) 寸法(“短辺×長辺”,“幅×長さ”又は“外径”)(表3に示すいずれかの寸法)
e) 製造業者名又はその略号
――――― [JIS R 6252 pdf 8] ―――――
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R 6252 : 2022
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS R 6252 ISO 3366:1999,ISO 21948:2001,ISO 21950:2001,(MOD)
a) JISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) JISと対応国際規格との技術的差異の e) JISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
1 ISO 3366 追加 ISO規格では,研磨布紙の形状別に別規格我が国の事情のため,ISO
1 削除 とし,JISでは基材別に別規格としており,
規格への提案は行わな
ISO 21948 い。
規格の体系が異なっている。このJISでは,
1 研磨紙だけについて規定し,研磨紙に必要
ISO 21950 な要求事項を全て適用範囲とした。また,被
1 削材についても追加した。
ISO規格では,用途についての記載がある
がJISとしては不要なので削除した。ただ
し,実質的な技術的差異はない。
3 − 追加 JISとして必要な研磨紙の用語及び定義を我が国の事情のため,ISO
規定した。 規格への提案は行わな
い。
4 − 追加 JISとして必要な研磨紙の構造を追加した。 我が国の事情のため,ISO
規格への提案は行わな
い。
5 ISO 3366 追加 我が国の事情のため,ISO
我が国の市場の実態に合わせて,JISとして
3.1 必要な種類を追加した。 規格への提案は行わな
ISO 21948 い。
3.1
ISO 21950
3.1
5 ISO 21950 削除 我が国の事情のため,ISO
ディスクについて,ISO規格では,中心部が
3.1 穴あきタイプ(タイプB)を規定している規格への提案は行わな
い。
が,JISでは我が国の市場の実態に整合させ
て,このタイプは削除した。
6 − 追加 JISとして必要な研磨紙の外観及び引張強次回のISO規格の見直し
さの規定を追加した。 の際,修正提案を検討す
る。
7 ISO 3366 追加 我が国の事情のため,ISO
我が国の市場の実態に合わせて,JISとして
3.1 削除 必要な寸法を追加及び変更した。 規格への提案は行わな
ISO 21948 変更 い。
3.1
ISO 21950
3.1
8 − 追加 我が国の事情のため,ISO
JISとして必要な研磨紙の材料である基材,
研削研磨材及び接着剤の規定を追加した。
規格への提案は行わな
い。
9 − 追加 我が国の事情のため,ISO
JISとして必要な研磨紙の試験方法である,
規格への提案は行わな
引張強さ,寸法,基材の坪量及び試験片の前
処理の規定を追加した。 い。
――――― [JIS R 6252 pdf 9] ―――――
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R 6252 : 2022
a) JISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) JISと対応国際規格との技術的差異の e) JISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
9 ISO 3366 変更 我が国の事情のため,ISO
我が国の市場の実態を反映させて,保持時
3.2 間を変更した。 規格への提案は行わな
ISO 21948 い。
3.2
ISO 21950
3.2
10 − 追加 JISとして必要な検査の規定を追加した。次回のISO規格の見直し
の際,修正提案を検討す
る。
11 ISO 3366 追加 JISとして必要な製品の呼び方を追加した。 我が国の事情のため,ISO
4 規格への提案は行わな
ISO 21948 い。
4
ISO 21950
4
12.1 ISO 3366 追加 JISとして必要な材質の種類を追加した。我が国の事情のため,ISO
5 規格への提案は行わな
ISO 21948 い。
5
ISO 21950
5
12.2 ISO 3366 削除 我が国の事情のため,ISO
我が国の市場の実態を反映させて,規格番
4 号などの表示は削除した。 規格への提案は行わな
ISO 21948 い。
4
ISO 21950
4
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味を,次に示す。
− 削除 : 対応国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 : 対応国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 : 対応国際規格の規定内容又は構成を変更している。
注記2 JISと対応国際規格との対応の程度の全体評価の記号の意味を,次に示す。
− MOD : 対応国際規格を修正している。
JIS R 6252:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 21948:2001(MOD)
- ISO 21950:2001(MOD)
- ISO 3366:1999(MOD)
JIS R 6252:2022の国際規格 ICS 分類一覧
JIS R 6252:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISP0001:1998
- 紙・板紙及びパルプ用語
- JISP8124:2011
- 紙及び板紙―坪量の測定方法
- JISR6004:2010
- 研削材及び研磨材,といし並びに研磨布紙―用語及び記号
- JISR6004:2020
- 研削研磨材,といし及び研磨布紙―用語及び記号
- JISR6010:2000
- 研磨布紙用研磨材の粒度
- JISR6111:2005
- 人造研削材
- JISR6111:2020
- 人造研削研磨材
- JISR6251:2006
- 研磨布
- JISR6251:2022
- 研磨布
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方