この規格ページの目次
4
S 0041 : 2010
a) 自動販売機の例
b) 硬貨投入口の例 c) 紙幣挿入口の例
図1−自動販売機及び操作部の例
――――― [JIS S 0041 pdf 6] ―――――
5
S 0041 : 2010
d) 返却レバーの例 e) 硬貨返却口の例
f) 商品取出口の例
g) 商品選択ボタンの例 h) 商品選択補助ボタンの例
図1−自動販売機及び操作部の例(続き)
――――― [JIS S 0041 pdf 7] ―――――
6
S 0041 : 2010
i) 補助テーブルの例 j) 電子マネー装置の例
図1−自動販売機及び操作部の例(続き)
4.4 その他の配慮事項
手荷物,購入した商品などを一時的に置く場所として,補助テーブルなどを自動販売機に備え付ける[図
1 i) 参照]。
5 視覚障害者への配慮
5.1 点字表記
視覚障害者への配慮として,代表的な点字表記を,表2及び表3に示す。点字は,JIS T 0921の規定に
よっていずれの場所に表示する場合でも,左から右に触読できるように配置する。点字表記は正しく行う。
注記 点字の表記方法は,日本点字委員会が発行する“日本点字表記法”に記載がある。
a) 貨幣の投入・回収,販売商品の取り出しなどに関する点字を,表2によってその対象物の近辺に表示
する。
表2−主要機能を表す点字表示
略語又は
墨字 点字読み 点字表記
置換した単語
硬貨投入口 こいん コイン
紙幣挿入口 しへい シヘイ
硬貨返却口 おつり オツリ
商品取出口 とりだしぐち トリダシグチ
b) 缶飲料,たばこなど,販売している商品の種類を表す点字の例を,表3に示す。硬貨投入口の近辺又
は補助テーブルが取り付けられている場合は,補助テーブルの縁の中央付近に点字表示することが望
ましい。
――――― [JIS S 0041 pdf 8] ―――――
7
S 0041 : 2010
表3−自動販売機の種類を表す点字表記の例
略語又は
墨字 点字読み 点字表記
置換した単語
缶・瓶飲料自動販売機 かん カン
紙容器飲料自動販売機 かみようき カミヨーキ
たばこ自動販売機 たばこ タバコ
c) 商品名,販売価格及び冷温区分が認知できる点字シールがは(貼)り付けられるスペースを,その対
象物の近辺に確保することが望ましい。
d) 商品名,販売価格及び冷温区分を点字表示する場合は,商品選択ボタンの上又は左に,墨字及び点字
を併記して表示する。
5.2 報知音
報知音の例として,商品の冷温案内は,JIS S 0013及びJIS S 0014の規定によるほか,次による。
a) 貨幣を入れる前に商品選択ボタンを押すと,1回又は一定の間隔を置いて連続した2回の報知音を発
信する方法で判別できなければならない。
b) 報知音のON/OFFパターンの例は,表4による。また,その周波数は2.5 kHzを超えないことが望ま
しい。
表4−報知音による商品の冷温案内の例
区分 パターン ON時間 OFF時間 報知音
ON
コールド商品 0.1秒 − ピッ
ON ON
ホット商品 0.1秒 0.05秒 ピッピッ
OFF
5.3 音声表示
商品名,商品の保存状態などを音声で説明する機能を付加することが望ましい。
参考文献
JIS S 0024 高齢者・障害者配慮設計指針−住宅設備機器
JIS T 9201 手動車いす
JIS T 9203 電動車いす
JIS S 0041:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 55 : 包装及び物流 > 55.230 : 配送機械及び自動販売機械
JIS S 0041:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISS0012:2018
- アクセシブルデザイン―消費生活用製品のアクセシビリティ一般要求事項
- JISS0013:2011
- 高齢者・障害者配慮設計指針―消費生活製品の報知音
- JISS0014:2013
- 高齢者・障害者配慮設計指針―消費生活用製品の報知音―妨害音及び聴覚の加齢変化を考慮した音圧レベル
- JISS0031:2013
- 高齢者・障害者配慮設計指針―視覚表示物―色光の年代別輝度コントラストの求め方
- JISS0032:2003
- 高齢者・障害者配慮設計指針―視覚表示物―日本語文字の最小可読文字サイズ推定方法
- JIST0921:2017
- アクセシブルデザイン―標識,設備及び機器への点字の適用方法