JIS S 0251:2018 尿吸収製品用ポリアクリル酸系吸水性樹脂 | ページ 2

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4) 塩酸 JIS K 8180に規定する塩酸。
5) グリセリン JIS K 8295に規定するグリセリン。
6) 硝酸鉛(II) JIS K 8563に規定する硝酸鉛(II)。
7) 硝酸 JIS K 8739に規定する発煙硝酸。
8) フェノールフタレイン JIS K 8799に規定するフェノールフタレイン。
9) 硫化ナトリウム九水和物 JIS K 8949に規定する硫化ナトリウム九水和物。
10) 硫酸 JIS K 8951に規定する硫酸。
11) 鉛標準原液 硝酸鉛(II)160 mg±5 mgを量り,硝酸10.5 mLに水を加えて100 mLとした希硝酸
10 mLに溶かし,水を加えて正確に1 000 mLとする。さらに,この鉛溶液1 mLに水を加えて正確
に50 mLとする。この原液は鉛を2 mg/L含む。
12) 硫化ナトリウム溶液 硫化ナトリウム九水和物5 gを水10 mL及びグリセリン30 mLの混液に溶か
し,硫化ナトリウム溶液とする。
13) フェノールフタレイン溶液 フェノールフタレイン1 gをエタノール(95)100 mLに溶かす。
14) アンモニア溶液 アンモニア水400 mLに水を加えて1 000 mLとする。
15) 希酢酸 JIS K 8355に規定する酢酸6 gに水を加えて100 mLとする。
b) 操作 検液及び比較溶液の操作は,次による。
1) 検液
1.1) 試料1.00±0.01 gを石英製又は磁製のるつぼに量り,緩く蓋をした後,弱く加熱し,炭化する。
1.2) 冷却後,硝酸2 mL及び硫酸5滴を加え,白煙が生じなくなるまで注意して加熱した後,500600 ℃
で強熱し,灰化する。
1.3) 冷却後,塩酸2 mLを加え,水浴上で蒸発乾固させてから,残留物に塩酸を3滴加え,熱湯10 mL
を加えて2分間加湿する。
1.4) フェノールフタレイン溶液1滴を加え,アンモニア溶液を液が微赤色となるまで滴下し,希酢酸2
mLを加え,必要があればろ過した後,水10 mLで洗う。次にろ液及び洗液をネスラー管に入れ,
水を加えて50 mLとし,検液とする。
2) 比較溶液
2.1) 石英製又は磁製のるつぼに硝酸2 mL及び硫酸5滴を加え,白煙が生じなくなるまで注意して加熱
した後,500600 ℃で,強熱し,灰化する。
2.2) 冷却後,塩酸2 mLを加え,水浴上で蒸発乾固させてから,残留物に塩酸を3滴加え,熱湯 10 mL
を加えて2分間加湿する。
2.3) フェノールフタレイン溶液1滴を加え,アンモニア溶液を液が微赤色となるまで滴下し,希酢酸2
mLを加え,必要があればろ過した後,水10 mLで洗う。次にろ液及び洗液をネスラー管に入れ,
鉛標準原液10 mL及び水を加えて50 mLとする。この比較溶液は鉛を0.4 mg/L含む。
c) 測定 検液及び比較溶液に硫化ナトリウム溶液1滴ずつを加えて混和し,5分間放置した後,両管を
白色の背景を用い,上方又は側方から観察して液の色を比較する。
d) 判定 検液の呈する色は,比較溶液の呈する色より濃くてはならない。
注記 検液の着色が比較溶液よりうすければ,試料中の鉛濃度は,20 mg/kg以下となる。

7 検査

  箇条6の試験を行い,表1に適合したものを合格とする。抜取検査方式は,受渡当事者間の協定による。

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8 製品保管

  吸水性樹脂は,密閉された容器に保管し,この容器は直射日光の当たらない屋内に保管する。

9 表示

  この規格の全ての要求事項に適合した吸水性樹脂には,容器,送り状などに次の事項を表示する。
a) 製品名
b) 規格番号
c) 製造業者名又はその略号
d) 製品を識別できる表記。例えば,製造年月日若しくはその略号,又はロット番号。

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