JIS S 2048:2006 携帯用クーラーボックス

JIS S 2048:2006 規格概要

この規格 S2048は、保冷を目的として断熱機能をもつ,魚釣りなどのレジャー用及び冷蔵品などの運搬用として使用する容量35L以下のプラスチック製携帯用クーラーボックスについて規定。

JISS2048 規格全文情報

規格番号
JIS S2048 
規格名称
携帯用クーラーボックス
規格名称英語訳
Portable cooling boxes
制定年月日
1981年6月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

97.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1981-06-01 制定日, 1986-10-01 確認日, 1992-05-01 改正日, 1997-01-20 改正日, 2006-03-25 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS S 2048:2006 PDF [9]
                                                                                   S 2048 : 2006

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人化学技術
戦略推進機構 (JCII) / 財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS S 2048:1997は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS S 2048には,次に示す附属書がある。
附属書(参考) 簡便法による保冷試験方法

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS S 2048 pdf 1] ―――――

S 2048 : 2006

pdf 目 次

ページ

序文 1
1. 適用範囲 1
2. 引用規格 1
3. 定義 1
4. 品質 1
4.1 衛生性 1
4.2 外観 2
4.3 構造 2
4.4 性能 2
5. 材料 2
6. 試験方法 3
6.1 試験の一般条件 3
6.2 本体容量試験 3
6.3 水抜き栓の水漏れ試験 3
6.4 保冷試験 3
6.5 耐衝撃性試験 3
6.6 耐荷重性試験 4
6.7 耐熱性試験 4
6.8 ベルト及びハンドルの強度試験 4
6.9 耐候性試験 4
6.10 ベルトの色落ち試験 4
7. 検査方法 5
8. 表示 5
9. 取扱い注意事項 5
附属書(参考)簡便法による保冷試験方法 6
解説 7

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS S 2048 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                           JIS
S 2048 : 2006

携帯用クーラーボックス

Portable cooling boxes

序文 この規格は,使用材料の多品種化,消費者ニーズの多様化,技術の向上による品質改良などが図ら
れている現況を考慮し,かつ,環境型経済社会を構築するための一助として,有限な資源を効率よく活用
するために再生プラスチック材料の利用を促進する規定内容に改正した。
なお,この規格に対応する国際規格は,現時点では制定されていない。
1. 適用範囲 この規格は,保冷を目的として断熱機能をもつ,魚釣りなどのレジャー用及び冷蔵品など
の運搬用として使用する容量35 L以下のプラスチック製携帯用クーラーボックス(以下,クーラーボック
スという。)について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6900 プラスチック−用語
JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気
JIS K 7105 プラスチックの光学的特性試験方法
JIS K 7211 硬質プラスチックの落錘衝撃試験方法通則
JIS K 7350-1 プラスチック−実験室光源による暴露試験方法 第1部 : 通則
JIS K 7350-4 プラスチック−実験室光源による暴露試験方法−第4部 : オープンフレームカーボン
アークランプ
JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布
JIS L 0805 汚染用グレースケール
JIS L 0848 汗に対する染色堅ろう度試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 6900によるほか,次による。
a) 再生材料 製品として使用された後に廃棄されたプラスチック及び製造工程の廃棄ルートから発生す
るプラスチック端材,成形不良品などを再生利用したもの。ただし,原料として同一工程内で再利用
されたものを除く。
4. 品質
4.1 衛生性 クーラーボックスが食品及び飲料水と接触する部分は,食品衛生法(昭和22年法律第233
号)に基づく食品,添加物などの基準に適合しなければならない。

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4.2 外観 クーラーボックスの外観は,次の項目に適合しなければならない。
a) 欠け,ひび,き裂などがあってはならない。
b) 異物,泡,型きず及びその他の欠陥が目立ってはならない。
c) 汚れ,変形などが目立ってはならない。
d) 変色,退色及び色むらが目立ってはならない。
e) 耐食性材料以外の金属は,さび止め処理が良好で,さびがあってはならない。
4.3 構造 クーラーボックスの構造は,該当するものにあっては,次の各項目に適合しなければならな
い。
a) ハンドル又は取っ手(以下,ハンドルという。)は,使用上支障がない強度をもつもので,容易に本体
から外れない構造でなければならない。
b) 開閉部の固定具及びパッキンは,堅ろうに取り付けられ,繰返し使用に耐えられるものでなければな
らない。
c) 水抜き栓は,容易に脱落しない構造でなければならない。
d) ベルトは,適切な強度をもち,耐久性のある材料で,本体に堅ろうに取り付けなければならない。
4.4 性能 クーラーボックスの性能は,6. によって試験を行ったとき,表1の規定に適合しなければな
らない。
表 1 クーラーボックスの性能
項目 性能 適用箇条
本体容量の許容差 16L未満 ±0.4 6.2
L 16L以上35L以下 ±0.6
水抜き栓の水漏れ(1) 水漏れがあってはならない。 6.3
保冷性 ℃ 16L未満 15以下 6.4
16L以上35L以下 13以下
耐衝撃性 本体 6.5 a)
割れ,ひびなどがなく,ふた,固定具などの機能に
異常があってはならない。
本体内側 割れ,ひびなどが生じてはならない。 6.5 b)
耐荷重性 割れ,著しい変形(2)及びふた,固定具などの機能に
6.6
異常があってはならない。
耐熱性 著しい変形(2)及びふた,固定具などの機能に異常が
6.7
あってはならない。
ベルト及びハンドルの強度(3) 異常があってはならない。 6.8
耐候性 L*a*b*系色差3.0以下 6.9
ベルトの色落ち(3) 6.10
白布に転色が認められてはならない(汚染用グレー
スケール 5級)。
注(1) 水抜き栓のあるものに限る。
(2) 著しい変形とは,使用上支障がある変形をいう。
(3) ベルト,ハンドルなどがあるものに限る。
5. 材料 クーラーボックスに用いる材料は,次による。
a) クーラーボックスに用いる材料は,4.1に規定する衛生性及び4.4に規定する性能を満足しなければな
らない。
なお,再生材料は,その未使用材料の要求事項を満たし,未使用材料によって製造された製品と同

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等の品質が保証されるものに限り使用してもよい。
b) クーラーボックスに用いる耐食性材料以外の金属材料は,さび止め処理が施されたもので,かつ,繰
返し使用に耐えられるものでなければならない。
6. 試験方法
6.1 試験の一般条件
6.1.1 試験場所の標準状態 耐衝撃性試験及び耐荷重性試験については,JIS K 7100に規定する標準温度
23±5 ℃の室内で行う。それ以外の項目については,室温又は受渡当事者間の協定による。
6.1.2 試験結果の表し方 試験結果は,規定の数値より1けた下の位まで求めて,平均値をJIS Z 8401
によって丸める。
6.2 本体容量試験 本体容量試験は,次による。
a) 測定器具 測定器具は,最小単位50 gまで測定できるはかりを用いる。
b) 操作 クーラーボックスの中箱などの附属品を取り除き,はかりを用いて,その質量 (m1) を測定す
る。次いで,その中に常温 (20±15 ℃) の水を満水(4)になるまで注入して,その質量 (m2) を測定し,
m2とm1との差を求め,水1 gを1 mLとして容量に換算する。
注(4) 満水とは,合成繊維フィラメント糸の両端におもりを付け,クーラーボックスの上縁の両端に
張ったとき糸に水が触れた状態とする。
6.3 水抜き栓の水漏れ試験 水抜き栓の水漏れ試験は,次による。
a) 試験に使用する水は水道水とし,試験開始時の室温と水温との温度差は,5 ℃以内とする。
b) クーラーボックスに,その容量の約80 %の水を入れ,ふたを固定具で締めて30分間放置した後,水
抜き栓からの水漏れの有無を目視によって調べる。
6.4 保冷試験 保冷試験は,次による。
a) 測定器具 測定器具は,次に適合するものを用いる。
1) 温度計 温度計は,適正な温度範囲をもつ水銀温度計又は他の方式の温度計で,少なくとも0.5 ℃
目盛付きのもの。
2) 恒温槽 空気かくはん装置付きで,温度を40±2 ℃に調節できるもの。
b) 操作 クーラーボックスの内部のほぼ中心に,温度計の感熱部が位置するように固定し,あらかじめ
氷を砕いて投入してある水を氷とともにクーラーボックスに,その容量の80 %以上注入する。15分
間以上経過後,氷を取り除き,14 ℃の水が容量の80 %になるように調整する。ふたを固定具で締
め,温度 (T1) を測定後,直ちに,あらかじめ40±2 ℃に調整された恒温槽の中に入れて8 時間後の
温度 (T2) を測定し,T1とT2との差を求める。この操作を2 回繰り返して,その平均値を求める。
なお,参考として簡便法を附属書に記載する。
6.5 耐衝撃性試験 耐衝撃性試験は,本体及び本体内側について行う。その操作は,次による。
a) 本体 クーラーボックスに,その容量の約50 %の水又はそれに相当する質量の砂を入れ,附属品を取
り付け,ふたを固定具で締める。クーラーボックスを水平に保持して,コンクリート床面上に約50 cm
の高さから連続3 回落下させ,割れ,ひびなどの有無及び固定具,水抜き栓などの機能の異常の有無
を目視によって調べる。キャスター付きの場合は,キャスターの機能に異常がないことを調べる。
b) 本体内側 クーラーボックスに,あらかじめ氷を砕いて投入してある水を,ほぼ満水に注入し,氷が
一部残るようにして1 時間冷却する。次いで,水及び氷を流し出し,直ちにクーラーボックスをほぼ
水平な台上に置き,本体内側の底の中心部付近にJIS K 7211の6.1.5に規定する球1 形の重錘を50 cm

――――― [JIS S 2048 pdf 5] ―――――

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JIS S 2048:2006の関連規格と引用規格一覧