JIS S 3107:2013 自動車窓ガラス用フィルム

JIS S 3107:2013 規格概要

この規格 S3107は、自動車の窓ガラスに用いる自動車窓ガラス用フィルムについて規定。ガラスには有機ガラスは含まれない。

JISS3107 規格全文情報

規格番号
JIS S3107 
規格名称
自動車窓ガラス用フィルム
規格名称英語訳
Adhesive film for automotive windows
制定年月日
1998年9月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

43.040.65, 83.140.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1998-09-20 制定日, 2003-12-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2013-11-20 改正日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS S 3107:2013 PDF [17]
                                                                                   S 3107 : 2013

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 フィルムの種類及び記号・・・・[2]
  •  4.1 用途による区分・・・・[2]
  •  4.2 性能による区分・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[3]
  •  5.1 一般・・・・[3]
  •  5.2 外観・・・・[3]
  •  5.3 性能・・・・[3]
  •  6 試験方法・・・・[5]
  •  6.1 一般事項・・・・[5]
  •  6.2 外観試験・・・・[5]
  •  6.3 可視光線透過率試験・・・・[5]
  •  6.4 遮蔽係数試験・・・・[5]
  •  6.5 紫外線透過率試験・・・・[7]
  •  6.6 引張強さ及び伸び試験並びに厚さの測定・・・・[7]
  •  6.7 粘着力試験・・・・[8]
  •  6.8 耐燃性試験・・・・[8]
  •  6.9 耐候性試験・・・・[9]
  •  6.10 ガラス飛散防止性能試験・・・・[10]
  •  7 検査・・・・[12]
  •  8 表示・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS S 3107 pdf 1] ―――――

S 3107 : 2013

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本
保安用品協会(JSAA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)
を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)
である。これによって,JIS S 3107:1998は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS S 3107 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
S 3107 : 2013

自動車窓ガラス用フィルム

Adhesive film for automotive windows

序文

  この規格は,1998年に制定され,その後1回の改正を経て今日に至っている。制定後の使用状況及び品
質向上に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,自動車の窓ガラスに用いる自動車窓ガラス用フィルム(以下,フィルムという。)について
規定する。ただし,ガラスには有機ガラスは含まれない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7721 引張試験機・圧縮試験機−力計測系の校正方法及び検証方法
JIS B 7753 サンシャインカーボンアーク灯式の耐光性試験機及び耐候性試験機
JIS D 1201 自動車,及び農林用のトラクタ・機械装置−内装材料の燃焼性試験方法
JIS K 6253-3 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第3部 : デュロメータ硬さ
JIS R 3106 板ガラス類の透過率・反射率・放射率・日射熱取得率の試験方法
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JIS R 3211 自動車用安全ガラス
JIS R 3212 自動車用安全ガラス試験方法
JIS Z 0237 粘着テープ・粘着シート試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
ISO 9050,Glass in building−Determination of light transmittance, solar direct transmittance, total solar energy
transmittance, ultraviolet transmittance and related glazing factors

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
日射
電磁波として太陽から放射されたエネルギーのうち,地上に到達した波長300 nm2 500 nmの放射。

――――― [JIS S 3107 pdf 3] ―――――

2
S 3107 : 2013
3.2
可視光線
視器官を通して,視感覚を起こすことができる波長380 nm780 nmの放射。
注記 一般に可視光線の波長範囲の短波長限界は,380 nm400 nm,長波長限界は,760 nm780 nm
である。
3.3
紫外線
日射のうちUVB域(300 nm315 nm)及びUVA域(315 nm380 nm)の放射。
3.4
透過率
透過光の光束( と入射光の光束( との比( 。量記号は 柿 百分率(%)で表す。
なお,透過とは,光がその単色光成分の振動数を変えずに媒質を通過する現象をいう。
3.5
反射率
反射光の光束( と入射光の光束( との比( 。量記号は 爰柿 百分率(%)で表す
なお,反射とは,光が媒質の境界面に入るとき,その単色光成分が戻る現象をいう。
3.6
遮蔽係数
フィルムを貼り付けた厚さ3 mmの板ガラスに入射した日射が,一度吸収された後に入射面の反対側に
再放射される分も含んで通過する率(透過分及び再放射分の和)を,板ガラスだけの場合の率を1として
表した係数。
3.7
板ガラス
JIS R 3202に規定するフロート板ガラス。
3.8
強化ガラス
JIS R 3211に規定する強化ガラス。

4 フィルムの種類及び記号

4.1 用途による区分

  フィルムの種類及び記号は,用途によって区分し,表1による。
表1−用途による区分
種類 記号
日射調整フィルム V−SC
ガラス飛散防止フィルム V−GS

4.2 性能による区分

  4.1の用途によって区分したフィルムを,次の性能によってa)及びb)に区分する。
なお,日射調整及びガラス飛散防止の二つの性能を合わせもつフィルムについては,これらの記号を併
記する[箇条8 b)参照]。

――――― [JIS S 3107 pdf 4] ―――――

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S 3107 : 2013
a) 日射調整フィルム 日射調整フィルムは,遮蔽性能によって区分し,表2による。
表2−遮蔽性能による区分
遮蔽係数 記号
0.60未満 A
0.60以上 0.80未満 B
0.80以上 0.90未満 C
b) ガラス飛散防止フィルム ガラス飛散防止性能をもつフィルム[5.3 h)参照]。

5 品質

5.1 一般

  フィルムは,透明性,均一性,可とう(撓)性及び温湿度の変化による寸法の安定性があり,次による。
a) フィルムは,ガラスを汚損又は腐食してはならない。
b) フィルムは,ガラスに均一に貼り付けることができ,かつ,必要に応じてがすことができなければ
ならない。
c) フィルムは,貼付けの作業性が良好でなければならない。

5.2 外観

  外観は,6.2によって試験したとき,フィルム透視に差し支えるような汚れ,泡,脈理,きず,異物など
があってはならない。

5.3 性能

  フィルムの種類ごとに要求される性能の項目は,表3とし,フィルムに要求される性能は,a)   h)によ
る。
なお,日射調整及びガラス飛散防止の二つの性能を合わせもつフィルムについては,それぞれ要求され
る全ての性能を満たさなければならない。
表3−フィルムの種類及び性能
種類
性能 日射調整 ガラス飛散
フィルム 防止フィルム
可視光線透過率 ○ −
遮蔽係数 ○ −
紫外線透過率 ○ −
引張強さ及び伸び ○ ○
粘着力 ○ ○
耐燃性 ○ ○
耐候性 ○ ○
ガラス飛散防止性能 − ○
注記 ○印は,フィルムの種類ごとに要求される性能を示す。
a) 可視光線透過率 日射調整フィルムの可視光線透過率は,6.3によって試験したとき,89 %以下でな
ければならない。
b) 遮蔽係数 日射調整フィルムの遮蔽係数は,6.4によって試験したとき,表2の性能に適合しなければ
ならない。

――――― [JIS S 3107 pdf 5] ―――――

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JIS S 3107:2013の関連規格と引用規格一覧