JIS S 6040:1995 一般工作用接着剤 | ページ 2

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図2 試験片の形状及び寸法
(2) 5種及び6種
(2.1) 試験片材料
(a) 5種並びに6種A及びB 厚さ1.6mmのJIS G 3141に規定するSPCC鋼板を用いる。接着面はJIS
R 6252に規定するP240又は240番の研磨紙で金属光沢が出るまで磨き,アセトンなどの溶剤で十
分に洗って乾燥する。
(b) 6種C 厚さ3.0mmのJIS K 6747に規定する1種1類を用いて製造したポリプロピレン板を用いる。
接着面は,アセトンで湿らせた綿布で清浄にし,溶剤の臭気が表面から消えるまで接着面を上にし
て乾燥する。
(2.2) 試験片の作製
(a) 5種 試験片材料の接着しようとする面に,あらかじめよくかき混ぜた接着剤を1m2当たり約200g
を均等に塗り,10分以内に接着面をはり合わせてしっかり圧締し,そのまま23±2℃で24時間放置
する。除圧後,さらに48時間保ってから,図3に示す形状及び寸法に仕上げる。
試験片の数は,10個とする。試験片は,個々に作製してもよい。
図3 試験片の形状及び寸法
(b) 6種A 試験片材料の接着しようとする面の片方に,あらかじめよくかき混ぜた接着剤を,試験片
を合わせたときにオーバーフローするのに十分な量(約0.03ml)を滴下して試験片を重ね合わせ,
約20Nの圧力で圧着し,そのまま24時間放置する。試験片の形状及び寸法は図3に示すとおりと
する。
試験片の数は,10個とする。試験片は,個々に作製してもよい。
(c) 6種B 試験片材料の接着しようとする面の片方に,製造業者の指定する硬化促進剤を均一に塗布
し,塗布面を上にして乾燥する。もう一方の片面に接着剤を,試験片を合わせたときにオーバーフ
ローするのに十分な量(約0.03ml)を滴下して硬化促進剤を塗布した試験片と重ね合わせ,約20N

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の圧力で圧着し,そのまま24時間放置する。試験片の形状及び寸法は,図3のとおりとする。
試験片の数は,10個とする。試験片は,個々に作製してもよい。
(d) 6種C 試験片材料の接着しようとする面の両方に,製造業者の指定する表面処理剤を均一に塗布
し,塗布面を上にして乾燥する。乾燥後,表面処理剤を塗布した面の片方に接着剤を,試験片を合
わせたときにオーバーフローするのに十分な量(約0.03ml)を滴下して表面処理剤を塗布した試験
片と重ね合わせ,約20Nの圧力で圧着し,そのまま24時間放置する。試験片の形状及び寸法は,
図3のとおりとする。
試験片の数は,10個とする。試験片は,個々に作製してもよい。
(2.3) 試験機 試験機は,試験片の破壊荷重が試験機の容量の1585%に当たるものを用い,荷重速度が
毎分約5kN以下,又はクロスヘッドの移動速度が毎分50mm以下とする。
備考 試験機は,当分の間,荷重が従来単位によって表示されたものを使用してもよい。この場合,
荷重速度は毎分約500kgf以下とする。
(2.4) 操作 試験片のつかみ部分を支持体とともに試験機のつかみ具に固定し,試験片の長軸と試験機の
つかみ具の中心線が一直線上にあり,荷重が正しくその線上を通るようにして荷重をかけ,試験片
が破壊するまでの最大荷重を測定する。これを10個の試験片について行う。
(2.5) 計算 各々の引張せん断接着強さは,次の式によって算出した値をJIS Z 8401によって有効数字3
けたに丸める。
また,引張せん断接着強さは,10個の試験片の平均値とする。
P3
S2
A
ここに, S2 : 各々の引張せん断接着強さ (N/mm2)
P3 : 最大荷重 (N)
A : 試験片のせん断面積 (mm2)
備考 荷重が従来単位によって表示された試験機を用いた場合,各々の接着強さは,次の式によって
算出する。
P4 .9806 67
S2
A
ここに, P4 : 最大荷重(kgf)
6.4.4 セットタイム試験
(1) 試験片 6.4.3の6種の試験片に準ずる。ただし,試験片は,両端から25mm内側の中央に,図4に示
す直径6±0.5mmの穴をあける。
(2) 操作 試験片をはり合わせた後,一定時間経過ごとに図4の試験片Aの上端をジグで固定し,試験片
Bの下端に5kgのおもりを取り付けて引張荷重をかけ,試験片の接着破壊が生じなくなるまでのはり
合わせ後の経過時間をストップウオッチではかり,セットタイムとして秒で表示する。

――――― [JIS S 6040 pdf 7] ―――――

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図4 試験片及び取付具
6.4.5 はく離接着強さ試験 はく離接着強さ試験は,次によって行う。
(1) 試験片材料 試験片材料は,次のとおりとする。
(a) 2種B及び4種B 表面に汚れのない厚さ2mmのJIS K 6745に規定する1種2号の硬質塩化ビニ
ル板及び表3に示す厚さ0.3mmの軟質塩化ビニルフィルムを用いる。
表3 軟質塩化ビニルフィルムの組成
配合物 質量比
塩化ビニル樹脂 100.0
イソジオクチルフタレート 40.0
安定剤(金属石けん類) 1.5
備考 樹脂の重合度 : 1 0001 300
(b) 3種B及び4種A 表4に示す厚さ2mmの加硫ゴム板を用いる。その接着面を,アセトンで湿らせ
た綿布で3回ふき,溶剤の臭気が表面から失われるまで接着面を上にして乾燥する。次に,接着面
をJIS R 6252に規定するAP80又はA80番の研磨紙であらし,面に残留した粒子は,きれいな乾燥
綿布でふき取る。さらにアセトンを用いて繰り返しふく。
表4 加硫ゴム板の組成
配合物 質量比 備考
SBR(12) 100.0 −
酸化亜鉛 5.0 JIS K 1410に規定するもの。
硫黄 2.0 JIS K 6222に規定するもの。
ステアリン酸 1.5 JIS K 3331に規定するもの。
ジベンゾチアゾール 3.0 JIS K 6202のMBTSに規定するも
ジサルファイド の。
SRFカーボンブラック 40.0 −
注(12) BRは,スチレンブタジエンゴムの略である。
備考 加硫条件 : 155±1.5℃,15分

――――― [JIS S 6040 pdf 8] ―――――

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(c) 5種Bの試験片材料 表面に汚れのない厚さ2mmの軟鋼板を用いる。
(2) 試験片の作製 試験片材料の接着しようとする面のそれぞれに,あらかじめよくかき混ぜた接着剤を
1m2当たり150200gを均等に塗り,製造業者が指定する乾燥時間をとる。接着面をはり合わせた後,
ハンドローラーを用いて約50Nの荷重(13)をかけ,長さ方向に往復しないように5回繰り返し圧着す
る。そのまま23±2℃で7日間放置した後,図5に示す形状及び寸法に仕上げる。
試験片の数は10個とする。試験片は,個々に作製してもよい。
注(13) 荷重を確認する計器は,当分の間,荷重が従来単位によって表示されたものを使用してもよい。
この場合,荷重は5kgfとする。
(3) 試験機 試験機は,試験片の破壊荷重が試験機の容量の1585%に当たるものを用い,クロスヘッド
の移動速度は毎分200±20mmとする。
備考 試験機は,当分の間,荷重が従来単位によって表示されたものを使用してもよい。
(4) 操作 試験片の接着部分の一端をあらかじめ約10mmはく離し,図6に示すように両端を試験機のか
み具に取り付ける。試験片をはく離するときの引張荷重の曲線をグラフに描き,その波状部の各頂点
(数値の高い側)の平均値を求める。測定は,接着部分の残りが約10mmになるまで続ける。
この操作を5個の試験片について行う。
(5) 計算 各々のはく離接着強さは,次の式によって算出した値をJIS Z 8401によって有効数字3けたに
丸める。
また,はく離接着強さは,5個の試験片の平均値とする。
P5
S3
B
ここに, S3 : 各々のはく離接着強さ (kN/m)
P5 : はく離荷重の最大値 (N)
B : 試験片の幅 (mm)
備考 荷重が従来単位によって表示された試験機を用いた場合,各々のはく離接着強さは,次の式に
よって算出する。
P6 .9806 67
S3
B
ここに, P6 : はく離荷重の平均値(kgf)

――――― [JIS S 6040 pdf 9] ―――――

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図5 試験片の形状及び寸法
(1) 2種B及び4種Bの場合
(2) 4種Aの場合

――――― [JIS S 6040 pdf 10] ―――――

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