JIS T 7337:2020 屈折補正用枠入り眼鏡レンズ | ページ 4

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一対の偏光子は,透過面が水平面に対して+3 °及び−3 °の角度となるように切断する。次に,視野分
割検光子を作成するために,結合線が水平となるように偏光子の上半分及び下半分を結合し,ガラスにマ
ウントしなければならない。視野分割検光子は,対応するポインタの付いたレバーによって回転すること
ができるようにしなければならない。ポインタは,ゼロ及び左右の角度目盛を付けたスケールを横切るよ
うにする。分割視野は,後面から拡散光源で照明しなければならない。上側及び下側レジスタ棒は,枠入
れされたレンズの測定のために,眼鏡フレーム全体を水平子午線に対して平行に固定するために十分な長
さでなければならない。

6.7.3 手順

  レンズの前面を分割視野へ向けて,2本のレジスタ棒の間にくるように眼鏡を装置に設置する。垂直ア
ジャスタを用いて,分割視野がレンズの中心に見えるようにする。
左レンズについて,レンズを通して見たときに,照らし出された分割視野の上下半分の輝度が均等にな
るまでレバーを横に動かす。
レンズの透過面の垂直からの角度(プラス又はマイナス)の差を示すポインタの位置を読み取る。
右レンズについても上記の手順を繰り返す。

6.8 材料及び表面品質の評価方法

  材料及び表面品質を評価するのがよい。評価方法の例を,附属書Aに示す。

7 姿勢指定付き単焦点レンズ及び屈折力変化レンズのマーキング

7.1 恒久的マーキング

  各レンズには,少なくとも次のことを恒久的な方法でマーキングしなければならない。
a) 34 mm離れた二つのマークで構成されるアライメント基準マーク(フィッティングポイント又はプリ
ズム基準点を通る垂直面に対して等距離にある。)
b) 表示する情報を,次に示す。
1) 主参照基準点及び副参照基準点をもつ屈折力変化レンズは,加入屈折力又は変化屈折力(ディオプ
トリ)の表示記号を耳側アライメント基準マークの下に付ける。
2) 逆進屈折力レンズ又は屈折力変化レンズで,副参照基準点をもたないレンズは,1)の要求事項を免
除できるが,一つ以上の変化屈折力又は逆進屈折力をもつレンズの場合には,適切な表示をする。
c) 製造業者,供給業者,商品名又は商標を表示するが,姿勢指定付き単焦点レンズは,この要求事項か
ら除外できる。
注記 これらの恒久的マーキングの一部は,枠入れ加工で消失してもよい。

7.2 任意の非恒久的マーキング

  各レンズには,少なくとも次の事項を容易に消せる方法などでマーキングすることが望ましい。
a) アライメント基準マーク
b) 主参照基準点の表示記号
c) 副参照基準点の表示記号
d) フィッティングポイントの表示記号
e) プリズム測定点の表示記号

8 レンズの外観及び枠入れに関する推奨事項

  レンズの外観及び枠入れに関する推奨事項を,附属書Bに示す。

――――― [JIS T 7337 pdf 16] ―――――

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9 表示

9.1 識別表示

  添付文書に製造業者が明記する情報は,JIS T 7331に適合しなければならない。

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附属書A
(参考)
材料及び表面の品質
A.1 評価
各レンズは,その内部又は表面に視界を妨げるおそれのある欠陥が存在してはならない。これ以外につ
いては,軽微で孤立したものの場合は,材料及び表面の欠陥があっても容認できる。
A.2 試験方法
明暗境界において,拡大鏡を用いずにレンズの検査を行う。推奨する目視検査システムを図A.1に示す。
周囲照度が約200 lxの室内でレンズを検査する。検査用照明として400 lm以上の光源を用いる。例えば,
15 Wの蛍光灯又は部分的にかさを付けた40 Wの透明白熱電球を用いることができる。
注記 この観察は主観的なものであり,ある程度の経験を必要とする。
約300 mm
記号の意味
1 つや消し黒の背景(150 mm×360 mm) 5 移動可能な状態の眼鏡レンズ
2 400 lm以上の光源 6 観察者の目が位置する平面
3 調整可能な遮光部材 7 はっきり見える距離
4 調節可能範囲
注記 遮光部材は,光源から目を遮蔽し,かつ,レンズが照明されるように調整する。
図A.1−レンズの欠陥に適した目視検査システム

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附属書B
(参考)
レンズの外観及び枠入れに関する推奨事項
B.1 レンズ一対の外観に関する推奨事項
B.1.1 幾何学的寸法
組となる2枚のレンズは,形状,大きさ,形態及び質量が合理的に一致することが望ましい。また,組
合せのために必要な場合を除き,2枚のレンズは,機械的安定性をもたらす必要な厚さよりも著しく厚く
しないほうがよい。
注記 特定の状況では,満足のいく左右の釣り合いのために,レンズの特殊加工が必要になる場合が
ある。
B.1.2 色合わせ
組となる2枚のレンズは,色合い(反射防止膜の残留反射率及びミラーコーティングの反射率を含む。)
が明らかに異なっていないことが望ましい。
B.2 枠入れに関する推奨事項
B.2.1 レンズの大きさ及び形状
レンズの大きさ及び形状は,対応するフロントの開口部の大きさ及び形状と実質的に同じことが望まし
い。
枠入れ後の眼鏡前面の寸法が,枠入れ前の対応する寸法と実質的に異ならないように,注意を払うこと
が望ましい。リム形状,開口部サイズ,又はブリッジ寸法の著しい変更は,完成した眼鏡の耐用年数を大
幅に縮める可能性があることに留意するとよい。
メタルフレームに枠入れを行うときには,金属に施された保護被覆をきず付けないように注意すること
が望ましい。
B.2.2 端部がやげん付きのレンズ
やげんは滑らかで規則性があり,切りくず又はきらきずがなく,切子面が上手く見えないよう処理され,
必要に応じて先端部及び各端部は,安全のため面取りされていることが望ましい。
B.2.3 縁なし眼鏡フレーム及び半縁なし眼鏡フレーム用レンズ
端部が平たんなレンズは,滑らかに仕上げられ,必要に応じて各端部が安全のため面取りされているこ
とが望ましい。
縁なしレンズの場合には,枠入れのタイプに応じて,端部から正しい距離に取付け用の穴又は孔をあけ
るとよい。必要な場合には,スロット及び溝の位置を正確に決めるとよい。半縁なし眼鏡フレームの場合
には,玉形のモデルが許すならば,レンズの端部に沿うように,ハーフリムを慎重に調整することが望ま
しい。ねじの端部及び切断部は面取りするなど丁寧に仕上げる。
B.2.4 枠入れ
レンズは,通常の使用条件下で回転しないように,フロントにしっかりと固定することが望ましい。レ
ンズの端部とリムとの間に隙間が見えないのが望ましい。必要以上の力を加えずに,又は丁番部に顕著な
隙間を残さずに,ブロック丁番の半分を適切に閉じることができることが望ましい。
縁なし及び半縁なしフロント用のレンズ及びフレームは,規定の位置にしっかりと固定されるように取

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り付けることが望ましい。
枠入れされたレンズは,偏光計又はひずみ計で測定したとき,著しいひずみがないのがよい。
B.2.5 丸レンズのセッティング
丸レンズのセッティング位置(熱強化ガラス製のレンズを除く。)は,レンズ後面の接合部の隣に極細ド
リル等で入れた恒久的なマークによって,次のように表示するのが望ましい。
a) 右側レンズ : 外側端部の水平中心線上に印一つ
b) 左側レンズ : 外側端部の中心線に対して対称な位置に印二つ(上側に一つ,下側に一つ)(図B.1参照)
右 左
図B.1−後面の印(誇張してある。)を示した丸レンズの正面図

――――― [JIS T 7337 pdf 20] ―――――

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JIS T 7337:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 21987:2017(MOD)

JIS T 7337:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 7337:2020の関連規格と引用規格一覧