JIS T 7337:2020 屈折補正用枠入り眼鏡レンズ | ページ 7

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T 7337 : 2020
プリズムハンドル
プリズム基底方向 プリズム屈折力
目盛 目盛
図JB.1−プリズムコンペンセータ
JB.3.1.3 プリズム注文の有無による計算方法
プリズム注文がないレンズの場合は,上記の測定で求められた,水平方向及び垂直方向の左右の相対的
なプリズム差を,測定した眼鏡のプリズムインバランスとする。プリズム注文のレンズの場合には,求め
た水平方向及び垂直方向の左右の相対的なプリズム差から,指定されているプリズムの左右の相対的なプ
リズム差を中和(neutralizing)することによって,測定した眼鏡のプリズムインバランスとする。
JB.3.1.4 プリズムインバランスの判定方法
JB.3.1.1JB.3.1.3で測定して得られた,水平方向左右レンズの相対的なプリズム誤差であるプリズムイ
ンバランスをJB.1 e)で特定してある水平方向のプリズムインバランスの許容差と比較して,許容差以内か
どうかによって,水平方向のプリズムインバランスを判定する。
また,測定して得られた垂直方向左右レンズの,相対的なプリズム誤差であるプリズムインバランスを
JB.1 f)で特定してある垂直方向のプリズムインバランスの許容差と比較して,許容差以内かどうかによっ
て,垂直方向のプリズムインバランスを判定する。
JB.3.2 オートレンズメータを使用する場合
オートレンズメータでプリズム測定を行ったときに,プリズム基底方向が水平及び垂直成分ベースイン,
ベースアウトに分けて表示されるように,プリズムの測定結果表示方式を切り替えておく。
JB.3.2.1 左右レンズのプリズムインバランスの算出機能を搭載していないオートレンズメータの場合
眼鏡の水平を維持するために,眼鏡フレームのリムの下端側を奥側にしてレンズメータの眼鏡受け台に
当て,右レンズの心取り点の位置でレンズの後面をレンズメータの開口部に当て,右レンズの水平成分の
プリズム値及びその基底方向ベースイン,ベースアウト並びに垂直成分のプリズム値及びその基底方向ベ
ースアップ,ベースダウンを読み取り,記録しておく。
次に,眼鏡のフレームのリムの下端側を眼鏡受け台に当てたまま,左レンズの心取り点の位置でレンズ
の後面をレンズメータの開口部に当て,左レンズの水平成分のプリズム値及びその基底方向ベースイン,
ベースアウト並びに垂直成分のプリズム値及びその基底方向ベースアップ,ベースダウンを読み取り,記
録しておく。
なお,左右で心取り点の垂直方向の高さが異なる場合は,眼鏡受け台の前後位置を調整して眼鏡の水平
方向を維持した状態で左右それぞれ異なる高さの心取り点の位置で測定する。

――――― [JIS T 7337 pdf 31] ―――――

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記録された左右のレンズの水平成分及び垂直成分のプリズム値から,水平方向及び垂直方向の左右レン
ズの相対的なプリズム差を求める。
水平方向の左右の相対的なプリズム差を求める場合,基底方向ベースイン,ベースアウトが左右で同じ
場合は,左右の水平方向のプリズム値を加算し,基底方向ベースイン,ベースアウトが左右で異なる場合
は,左右の水平方向のプリズム値を減算して求める。
垂直方向の左右の相対的なプリズム差を求める場合,基底方向ベースアップ,ベースダウンが左右で同
じ場合は,左右の垂直方向のプリズム値を減算し,基底方向ベースアップ,ベースダウンが左右で異なる
場合は,左右の垂直方向のプリズム値を加算して求める。
プリズム注文がないレンズの場合は,上記の測定で求められた水平方向及び垂直方向の左右の相対的な
プリズム差が,測定した眼鏡のプリズムインバランスとする。
プリズム注文のレンズの場合には,求めた水平方向及び垂直方向の左右の相対的なプリズム差から,指
定されているプリズムの,左右の相対的なプリズム差を差し引いて中和(neutralizing)することによって,
測定した眼鏡のプリズムインバランスとする。
JB.3.2.2 左右レンズのプリズムインバランスの算出機能を搭載しているオートレンズメータの場合
このタイプのオートレンズメータでは,心取り点の位置で,左右のレンズを順に測定することによって,
測定結果をメモする必要がなく,また,左右の測定結果を用いて計算することなく,左右レンズのプリズ
ムインバランスを算出して表示又は印字することができる。実際の測定方法は,機種によって異なるので
それぞれの操作方法に従う。
眼鏡の水平を維持するために眼鏡フレームのリムの下端側を奥側にしてレンズメータの眼鏡受け台に当
て,右側のレンズの心取り点の位置で,レンズの後面をレンズメータの開口部に当て,測定ボタンを押し,
次に,眼鏡のフレームのリムの下端側を眼鏡受け台に当て,左レンズの心取り点の位置でレンズの後面を
レンズメータの開口部に当て測定ボタンを押して,表示された左右レンズの水平方向及び垂直方向のプリ
ズムインバランスを読み取る。
なお,左右で心取り点の垂直方向の高さが異なる場合は,眼鏡受け台の前後位置を調整して眼鏡の水平
方向を維持した状態で,左右それぞれ異なる高さの心取り点の位置で測定する。
プリズム注文がないレンズの場合は,上記の測定で求められた水平方向及び垂直方向の左右の相対的な
プリズム差が,測定した眼鏡のプリズムインバランスとする。
プリズム注文のレンズの場合には,求めた水平方向及び垂直方向の左右の相対的なプリズム差から,指
定されたプリズムの左右の相対的なプリズム差を差し引いて中和(neutralizing)することによって,測定
した眼鏡のプリズムインバランスとする。レンズメータの機種によっては,指定されたプリズム値をあら
かじめ入力しておき,指定プリズムの相対的なプリズム差を差し引いて中和させて,眼鏡のプリズムイン
バランスを表示するタイプのレンズメータもある。
JB.3.2.3 プリズムインバランスの判定方法
JB.3.1.1JB.3.1.3で測定して得られた水平方向左右レンズの相対的なプリズム誤差であるプリズムイン
バランスをJB.1 e)で特定してある水平方向のプリズムインバランスの許容差と比較して,許容差以内かど
うかによって,水平方向のプリズムインバランスを判定する。
また,測定して得られた垂直方向左右レンズの相対的なプリズム誤差であるプリズムインバランスを
JB.1 f)で特定してある垂直方向のプリズムインバランスの許容差と比較して,許容差以内かどうかによっ
て,垂直方向のプリズムインバランスを判定する。

――――― [JIS T 7337 pdf 32] ―――――

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JB.3.3 フローチャートによる判定
図JB.2に従って判定することで,適切な判定手順を実施することが可能である。

――――― [JIS T 7337 pdf 33] ―――――

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開始
左右レンズの心取り点の位置に印を付ける
プリズムが斜めの基底方 YES
向で注文されている
斜めの基底方向のプリズムから水平成
分及び垂直成分のプリズムを算出する
NO
PH=P×COS(PAX)
PV=P×SIN(PAX)
左右の水平及び垂直方向のプリズム成分のうち
のそれぞれ大きい方の値を定める
左右レンズの四つの主経線屈折力から最大の値を定める
左右の水平方向及び垂直方向の大きい方のプリズム成分の値及び
最大の主経線屈折力を基にして,
表5から水平方向及び垂直方向のプリズムインバランスの許容差を特定する
手動式レンズメータ レンズメータ オートレンズメータ
のタイプ
プリズム プリズム
なし あり なし あり
コンペンセータ インバランス算
の有無 出機能の有無
1 2 3 4
図JB.2−単焦点レンズ(姿勢指定付き単焦点レンズを除く。)及び多焦点レンズの
プリズムインバランスの測定の流れ

――――― [JIS T 7337 pdf 34] ―――――

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1 2 3 4
フレームの下端側を(眼 フレームの下端側を眼鏡 フレームの下端側を眼鏡 測定を開始する前に,オー
鏡受け台に当て,右レン 受け台に当て,右レンズの受け台に当て,右レンズのトレンズメータのプリズ
ズの心取り点の位置でタ 心取り点でターゲット像 心取り点の位置で測定し,ムインバランスの測定を
ーゲット像の視野中心か が視野内の中心にくるよ 表示された水平及び垂直 するモードに切り替えて
らの変位から水平及び垂 うにプリズムコンペンセ 成分のプリズム値を記録 おく
a)
直成分のプリズムを読み ータを調整する する
取り記録する
フレームの下端側を眼鏡
受け台に当て,右レンズの
心取り点で測定し測定ボ
フレームの下端側を眼鏡 フレームの下端側を眼鏡
フレームの下端側を眼鏡 タンを押す
受け台に当て,左レンズの受け台に当て,左レンズの
受け台に当て,左レンズ a)
心取り点の位置でターゲ 心取り点の位置で測定し,
の心取り点の位置でター
ット像の視野中心からの 表示された水平及び垂直
ゲット像の視野中心から フレームの下端側を眼鏡
変位によるプリズムを左 成分のプリズム値を記録
の変位によって水平及び 受け台に当て,左レンズの
右の相対的なプリズム差 する
垂直成分のプリズムを読 心取り点で測定し測定ボ
み取り記録する として読み取る タンを押す
a)
メモした左右のプリズム
メモした左右のプリズム の水平成分及び垂直成分 表示又は印字された水平
の水平成分及び垂直成分 から,水平及び垂直方向の及び垂直方向の左右の相
から,水平及び垂直方向 左右の相対なプリズム差 対なプリズム差を読み取
の左右の相対なプリズム を求める る
a)
差を求める
測定された水平及び垂直方向の左右の相対なプリズム差を,あ
らかじめ表5から特定してあった水平方向及び垂直方向のプリ
ズムインバランスの許容差と比較して許容差以内かを判定する
終了
注a) 実際の操作方法はオートレンズメータの機種によって異なるので,個々の機種の操作マニュアルに従う。
図JB.2−単焦点レンズ(姿勢指定付き単焦点レンズを除く。)及び多焦点レンズの
プリズムインバランスの測定の流れ(続き)

――――― [JIS T 7337 pdf 35] ―――――

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JIS T 7337:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 21987:2017(MOD)

JIS T 7337:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 7337:2020の関連規格と引用規格一覧