JIS T 8026:2018 防護服―溶融金属に対する評価方法

JIS T 8026:2018 規格概要

この規格 T8026は、溶融金属に対する防護服材料の熱伝達性の評価方法について規定。また,適用する金属及び鉱石は,アルミニウム,氷晶石,銅,鉄及び軟鋼とする。

JIST8026 規格全文情報

規格番号
JIS T8026 
規格名称
防護服―溶融金属に対する評価方法
規格名称英語訳
Protective clothing -- Assessment of resistance of materials to molten metal splash
制定年月日
2018年4月25日
最新改正日
2018年4月25日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

ISO 9185:2007(MOD)
国際規格分類

ICS

13.340.10
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
労働安全・衛生 2019
改訂:履歴
2018-04-25 制定
ページ
JIS T 8026:2018 PDF [14]
                                                                                   T 8026 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 試験装置・・・・[2]
  •  6 試料調整・・・・[4]
  •  7 試験片の採取・・・・[5]
  •  8 試験者の安全管理・・・・[5]
  •  9 試験手順・・・・[5]
  •  9.1 試験環境・・・・[5]
  •  9.2 装置の準備・・・・[5]
  •  9.3 溶融金属又は氷晶石の準備・・・・[5]
  •  9.4 試験片の試験片ホルダーへの取付け・・・・[5]
  •  9.5 流下・・・・[5]
  •  9.6 観察・・・・[6]
  •  9.7 試験金属の流下量の測定・・・・[6]
  •  9.8 繰返し試験・・・・[6]
  •  10 無効な試験・・・・[6]
  •  11 試験報告書・・・・[7]
  •  附属書A(規定)試験金属及び氷晶石に対する試験条件・・・・[8]
  •  附属書B(規定)PVCセンサーフィルムの性能確認試験・・・・[9]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 8026 pdf 1] ―――――

T 8026 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本保安用品協会(JSAA)及
び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出が
あり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 8026 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
T 8026 : 2018

防護服−溶融金属に対する評価方法

Protective clothing-Assessment of resistance of materials to molten metal splash

序文

  この規格は,2007年に第2版として発行されたISO 9185を基とし,使用上の利便性を考慮するため技
術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,溶融金属に対する防護服材料の熱伝達性の評価方法について規定する。また,適用する金
属及び鉱石は,アルミニウム,氷晶石,銅,鉄及び軟鋼とする。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 9185:2007,Protective clothing−Assessment of resistance of materials to molten metal splash
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1602 熱電対
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
注記 対応国際規格 : ISO 683-1,Heat-treatable steels, alloy steels and free-cutting steels−Part 1:
Non-alloy steels for quenching and tempering(MOD)
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
損傷(damage)
溶融金属が流れる方向にポリ塩化ビニルセンサーフィルム(以下,PVCセンサーフィルムという。)の

――――― [JIS T 8026 pdf 3] ―――――

2
T 8026 : 2018
幅に交差する方向に累計で少なくとも5 mmに及ぶ,型押しの何らかの平滑化若しくは変形又はピンホー
ルの生成。
外観上の目に見える変化が不連続な点状のものの場合,各々の点の幅の合計が任意の水平断面を横切っ
て5 mm以上のとき損傷が生じたとする。氷晶石については,幅が5 mm未満でも長さが10 mmを超える
とき損傷が生じたとする。
3.2
溶融金属飛散インデックス(molten metal splash index)
PVCセンサーフィルムに損傷が生じる最小質量に等しい数字。

4 原理

  試験片ホルダーに取り付けた試験片に,一定量の溶融金属を流下させ材料の熱伝達性を試験する。PVC
センサーフィルムを試験片の裏面に重ねて固定し,溶融金属の流下後のPVCセンサーフィルムの変化を記
録し,損傷度合を評価する。試験片表面への金属の付着の場合には記録する。結果に応じて金属の質量を
増減させ,PVCセンサーフィルムに損傷が生じる最小質量が得られるまで試験を繰り返す。

5 試験装置

5.1   金属及び氷晶石 附属書Aに規定する金属及び氷晶石。
5.2 PVCセンサーフィルム 単位面積当たりの質量が300±30 g/m2のPVCの合成皮革(皮革模様を型押
しした面を表とする。)。附属書Bに規定する試験で,ブロック温度166±2 ℃で変形を示さず,ブロック
温度183±2 ℃で平滑化又は変形を起こす性能のもの。附属書Bに規定するPVCセンサーフィルム1)の性
能確認試験後,30日以内に本試験を行う。
注1) VCセンサーフィルムは,Health & Safety Laboratory, Harpur Hill, Buxton, SK17 9JN, Englandから
入手できる。この情報はこの規格の利用者の便宜のためのもので,推奨ではない。同じ結果が
得られることが示されれば,同等の製品を使用することができる。
5.3 るつぼ 外形寸法は高さ97 mm,上面直径80 mm,底部直径56 mm及び容量(縁まで満たして)190
mLのもの(図1参照)で,かつ,注ぎ口がなく,滑らかな縁のものを用いる。
5.4 るつぼ挟み 溶融金属を入れたるつぼを炉から試験装置へ素早く,かつ,安全に移すことができる
ものでなければならない。
5.5 炉 附属書Aに規定する試験温度より100 ℃高い温度で稼働できるもの。炉のタイプは,マッフル
炉又は誘導型炉とする。
5.6 温度計測器2) 溶融金属の温度を±10 ℃の精度で1 650 ℃まで測定可能な熱電対又は非接触式温度
計。
注2) これに適した装置は,U字管熱電対である。Heraeus Electro-Nite Ltd., Chesterfield, S41 9ED,
Englandから入手できる。この情報はこの規格の利用者の便宜のためのもので,推奨ではない。
同じ結果が得られることが示されれば,同等の製品を使用することができる。
5.7 流下装置 図1に流下装置の一例を示す。流下装置は,角速度を調節可能な駆動装置,るつぼホル
ダー,るつぼ,支柱,試験片ホルダー,サンドトレーから成る。
るつぼホルダー及び駆動装置から成る流下装置は,るつぼから溶融金属を注ぎ出す縁が駆動軸の回転軸
上にあるようにする。
図2に駆動軸,るつぼの頂点及びるつぼホルダーの上面を同一面上とした装置の一例を示す。

――――― [JIS T 8026 pdf 4] ―――――

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T 8026 : 2018
1 2
3 a
5
4 7
6
a) 正面図 b) 側面図
1 モーター 2 るつぼホルダー 3 るつぼ
4 調節可能な支柱 5 試験片 6 サンドトレー
7 試験片ホルダー a るつぼの回転方向
図1−流下装置例
4
5
a
2 1
3
a) 上面図
2
3 1
b) 側面図
1 るつぼホルダー 2 保持クリップ 3 リング
4 回転軸線 5 るつぼの上縁 a クリップの回転方向
図2−図1の流下装置の注入装置部分の例

――――― [JIS T 8026 pdf 5] ―――――

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JIS T 8026:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9185:2007(MOD)

JIS T 8026:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 8026:2018の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC1602:2015
熱電対
JISG3101:2015
一般構造用圧延鋼材
JISG3101:2020
一般構造用圧延鋼材
JISG4051:2016
機械構造用炭素鋼鋼材
JISL0105:2020
繊維製品の物理試験方法通則