JIS T 8126:2014 液状農薬散布者が使用する防護服の性能要求事項

JIS T 8126:2014 規格概要

この規格 T8126は、水で希釈した液状農薬の散布者が着用する防護服の最低限の性能,分類及び表示についての要求事項を規定。頭部及び手足の防護装備(例えば,帽子,ヘルメット,保護めがね,マスク,手袋,ブーツなど)には適用しない。くん(燻)蒸剤,高揮発性液状農薬及び殺生物剤に対する防護服には適用しない。

JIST8126 規格全文情報

規格番号
JIS T8126 
規格名称
液状農薬散布者が使用する防護服の性能要求事項
規格名称英語訳
Protective clothing -- Performance requirements for protective clothing worn by operators applying liquid pesticides
制定年月日
2014年5月25日
最新改正日
2019年10月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 27065:2011(MOD)
国際規格分類

ICS

13.340.10
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
労働安全・衛生 2019
改訂:履歴
2014-05-25 制定日, 2019-10-25 確認
ページ
JIS T 8126:2014 PDF [24]
                                                                                   T 8126 : 2014

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 分類及び性能要求事項・・・・[5]
  •  5 防護服材料試験・・・・[6]
  •  5.1 試験片の準備及び洗濯による前処理・・・・[6]
  •  5.2 材料の耐液体浸透性・・・・[7]
  •  5.3 材料の加圧下における耐液体浸透性・・・・[8]
  •  5.4 材料の耐透過性・・・・[8]
  •  5.5 材料の引張強さ・・・・[8]
  •  5.6 材料の引裂強さ・・・・[9]
  •  6 縫合部試験・・・・[9]
  •  6.1 洗濯による前処理・・・・[9]
  •  6.2 縫合部の耐液体浸透性・・・・[9]
  •  6.3 縫合部の加圧下における耐液体浸透性・・・・[10]
  •  6.4 縫合部の耐透過性・・・・[10]
  •  6.5 縫合部強さ・・・・[11]
  •  7 防護服完成品試験・・・・[11]
  •  7.1 洗濯による前処理・・・・[11]
  •  7.2 実用性能・・・・[11]
  •  7.3 耐液体浸透性・・・・[12]
  •  7.4 人間工学・・・・[12]
  •  8 表示及び製造業者による製品情報・・・・[12]
  •  8.1 表示・・・・[12]
  •  8.2 取扱説明書・・・・[13]
  •  8.3 製品技術情報・・・・[13]
  •  附属書A(規定)実用性能試験・・・・[14]
  •  附属書B(参考)アトマイザー試験の概要・・・・[15]
  •  参考文献・・・・[16]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[17]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 8126 pdf 1] ―――――

T 8126 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本保安用品協会(JSAA)及
び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出が
あり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 8126 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
T 8126 : 2014

液状農薬散布者が使用する防護服の性能要求事項

Protective clothing-Performance requirements for protective clothing worn by operators applying liquid pesticides

序文

  この規格は,2011年に第1版として発行されたISO 27065を基とし,使用上の利便性を考慮し技術的内
容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,水で希釈した液状農薬の散布者が着用する防護服の最低限の性能,分類及び表示について
の要求事項を規定する。
この規格は,液状農薬に対する身体防護を目的として着用する防護服(例えば,シャツ,ジャケット,
ズボン,続服,スプレー密閉形防護服,ミスト密閉形防護服など)及びエプロン,アームカバーなどの附
属品を対象とする。
頭部及び手足の防護装備(例えば,帽子,ヘルメット,保護めがね,マスク,手袋,ブーツなど)には
適用しない。
この規格は,くん(燻)蒸剤,高揮発性液状農薬及び殺生物剤に対する防護服には適用しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 27065:2011,Protective clothing−Performance requirements for protective clothing worn by
operators applying liquid pesticides(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS L 0217 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法
注記 対応国際規格 : ISO 3758,Textiles−Care labelling code using symbols(NEQ)
JIS L 1093 繊維製品の縫目強さ試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 13935-2,Textiles−Seam tensile properties of fabrics and made-up textile
articles−Part 2: Determination of maximum force to seam rupture using the grab method(MOD)
JIS L 1096 織物及び編物の生地試験方法

――――― [JIS T 8126 pdf 3] ―――――

2
T 8126 : 2014
注記 対応国際規格 : ISO 13934-1,Textiles−Tensile properties of fabrics−Part 1: Determination of
maximum force and elongation at maximum force using the strip method(MOD)
JIS L 1913 一般不織布試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 9073-4,Textiles−Test methods for nonwovens−Part 4: Determination of tear
resistance(MOD)
JIS L 4004 成人男子用衣料のサイズ
JIS L 4005 成人女子用衣料のサイズ
JIS T 8005 防護服の一般要求事項
注記 対応国際規格 : ISO 13688,Protective clothing−General requirements(MOD)
JIS T 8030 化学防護服−防護服材料の耐透過性試験
注記 対応国際規格 : ISO 6529,Protective clothing−Protection against chemicals−Determination of
resistance of protective clothing materials to permeation by liquids and gases(MOD)
JIS T 8031 化学防護服−防護服材料の加圧下における耐液体浸透性試験
注記 対応国際規格 : ISO 13994,Clothing for protection against liquid chemicals−Determination of the
resistance of protective clothing materials to penetration by liquids under pressure(MOD)
JIS T 8034 化学防護服−防護服材料の液状農薬に対する耐浸透性(反発性,吸収性及び浸透性)の
測定方法
注記 対応国際規格 : ISO 22608,Protective clothing−Protection against liquid chemicals−Measurement
of repellency, retention, and penetration of liquid pesticide formulations through protective clothing
materials(MOD)
JIS T 8115 化学防護服
注記 対応国際規格 : ISO 16602,Protective clothing for protection against chemicals−Classification,
labelling and performance requirements(MOD)
ISO 3758,Textiles−Care labelling code using symbols
ISO 6330,Textiles−Domestic washing and drying procedures for textile testing
ISO 17491-4,Protective clothing−Test methods for clothing providing protection against chemicals−Part 4:
Determination of resistance to penetration by a spray of liquid (spray test)
EN 14786,Protective clothing−Determination of resistance to penetration by sprayed liquid chemicals,
emulsions and dispersions−Atomizer test

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
防護服(protective clothing)
1種以上の危険有害性(ハザード)から着用者を防護するための服。
3.2
全身防護服(whole body protective clothing)
身体の全部又は大部分を防護するための防護服。
3.3
スプレー密閉形防護服(Spray-tight protective clothing against liquid pesticides)

――――― [JIS T 8126 pdf 4] ―――――

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T 8126 : 2014
スプレー状の液状農薬から着用者を防護するため,服の異なる部分間,服と手袋及び服とフットウエア
との間が耐スプレー密閉接合した構造の全身防護服。
例 ワンピース・カバーオール又は上下服。ただし,フード,バイザー及びブーティの有無は問わな
い。
3.4
ミスト密閉形防護服(Protective clothing with limited protective performance against liquid pesticides)
ミスト状の液状農薬から着用者を防護するため,服の異なる部分間,服と手袋及び服とフットウエアと
の間が耐ミスト密閉接合した構造の全身防護服。
例 ワンピース・カバーオール又は上下服。ただし,フード,バイザー及びブーティの有無は問わな
い。
3.5
限定使用(limited-use)
農薬の汚染によって除染又は廃棄が必要になるまでの間,使用できること。限定使用又は再使用可能の
区別は,製造業者の指定による。
注記 限定使用防護服は,原則1回の使用とし,除染して再使用してはならない。
3.6
再使用可能(re-usable)
除染が確実に行われた後,この規格の性能を満足し複数回使用できること。限定使用又は再使用可能の
区別は,製造業者の指定による。
3.7
防護服材料(protective clothing material)
防護服本体に使用する材料又は材料の組合せ。
注記 防護服材料には,着用者の主防護層(primary barrier)となる材料を含む。同時に使用するバイ
ザー,手袋及びフットウエアの構成に使用される材料は,防護服材料には含まない。
3.8
縫合部(seam)
縫合,溶着又はその他の方法で作られた,防護服材料間の恒久的な接合部分。
3.9
結合部(assemblage)
防護服とフード,手袋若しくはフットウエアなどの附属品との間の恒久的な接合部分,又は防護服間の
恒久的な接合部分。
例 恒久的な接合は,縫合,溶着,加硫,又は接着によって実施してもよい。
3.10
連結部(joint)
防護服とフード,手袋若しくはフットウエアなどの附属品との間の非恒久的な接合部分,又は防護服間
の非恒久的な接合部分。
3.11
開閉具(closure)
ジッパー,面ファスナーなど,防護服の着脱衣時などに使用する開閉のための用具。

――――― [JIS T 8126 pdf 5] ―――――

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JIS T 8126:2014の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 27065:2011(MOD)

JIS T 8126:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 8126:2014の関連規格と引用規格一覧

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