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JIS T 8123:2018 規格概要
この規格 T8123は、圧縮空気又は機械式手段で粒状物質を吹き付け,表面処理を行う研磨ブラスト作業用の防護服及び手の防護に関する最低限の要求事項及び試験方法について規定。なお,蒸気ブラスト作業,ジェットブラスト作業,及び火炎ブラスト作業には適用しない。
JIST8123 規格全文情報
- 規格番号
- JIS T8123
- 規格名称
- 粒状研磨材を用いるブラスト処理作業用防護服
- 規格名称英語訳
- Protective clothing for abrasive blasting operations using granular abrasives
- 制定年月日
- 2007年5月25日
- 最新改正日
- 2018年4月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 14877:2002(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 13.340.10
- 主務大臣
- 経済産業,厚生労働
- JISハンドブック
- 労働安全・衛生 2019
- 改訂:履歴
- 2007-05-25 制定日, 2011-10-25 確認日, 2016-10-25 確認日, 2018-04-25 改正
- ページ
- JIS T 8123:2018 PDF [15]
T 8123 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 要求事項・・・・[2]
- 4.1 一般・・・・[2]
- 4.2 研磨ブラスト作業用防護手袋の要求事項・・・・[3]
- 4.3 研磨ブラスト作業用防護服の要求事項・・・・[3]
- 5 試験・・・・[4]
- 5.1 サンプリング及び調整・・・・[4]
- 5.2 研磨ブラスト作業用防護手袋の試験方法・・・・[5]
- 5.3 研磨ブラスト作業用防護服の試験方法・・・・[5]
- 5.4 呼吸用保護具と組み合わせて使用する研磨ブラスト用防護服に実施する追加試験・・・・[8]
- 6 表示及び製造業者から提供される情報・・・・[9]
- 6.1 表示・・・・[9]
- 6.2 製造業者から提供される情報・・・・[9]
- 附属書A(参考)研磨ブラスト作業用防護服の例・・・・[10]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[12]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS T 8123 pdf 1] ―――――
T 8123 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本
保安用品協会(JSAA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)
を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が改正
した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS T 8123:2007は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS T 8123 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
T 8123 : 2018
粒状研磨材を用いるブラスト処理作業用防護服
Protective clothing for abrasive blasting operations using granular abrasives
序文
この規格は,2002年に第1版として発行されたISO 14877を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,我が
国の実情を反映させるため技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,圧縮空気又は機械式手段で粒状物質を吹き付け,表面処理を行う研磨ブラスト作業用の防
護服及び手の防護に関する最低限の要求事項及び試験方法について規定する。防護服と呼吸用保護具間と
の接続とともに,ブラスト作業中に生じる物質に対する防護も対象とする。
なお,この規格は,蒸気ブラスト作業,ジェットブラスト作業,及び火炎ブラスト作業には適用しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 14877:2002,Protective clothing for abrasive blasting operations using granular abrasives(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 5903:1975 鋳造ショット及びグリット
JIS K 6404-2 ゴム引布及びプラスチック引布試験方法−第2部 : 物理試験(基本)
注記 対応国際規格 : ISO 1421,Rubber- or plastics-coated fabrics−Determination of tensile strength and
elongation at break(MOD)
JIS L 0001 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法
注記 対応国際規格 : ISO 3758,Textiles−Care labelling code using symbols(MOD)
JIS L 1091 繊維製品の燃焼性試験方法
JIS L 1093 繊維製品の縫目強さ試験方法
JIS L 1096 織物及び編物の生地試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 13934-1,Textiles−Tensile properties of fabrics−Part 1: Determination of
maximum force and elongation at maximum force using the strip method及びISO 13934-2,Textiles
――――― [JIS T 8123 pdf 3] ―――――
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T 8123 : 2018
−Tensile properties of fabrics−Part 2: Determination of maximum force using the grab method(全
体評価 : MOD)
JIS L 1909 繊維製品の寸法変化測定方法
JIS L 1930 繊維製品の家庭洗濯試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 6330:2012,Textiles−Domestic washing and drying procedures for textile
testing(MOD)
JIS L 1931-2 繊維製品の商業クリーニング−第2部 : パークロロエチレンによるドライクリーニング
試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 3175-2:2010,Textiles−Professional care, drycleaning and wetcleaning of
fabrics and garments−Part 2: Procedure for testing performance when cleaning and finishing using
tetrachloroethene(MOD)
JIS R 6253 耐水研磨紙
JIS T 8005 防護服の一般要求事項
JIS T 8051 防護服−機械的特性−突刺抵抗性試験方法
JIS T 8052 防護服−機械的特性−鋭利物に対する切創抵抗性試験方法
JIS T 8153 送気マスク
JIS T 8157 電動ファン付き呼吸用保護具
ISO 7000:2004,Graphical symbols for use on equipment−Index and synopsis
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS T 8005によるほか,次による。
3.1
研磨ブラスト作業(abrasive blasting operation)
研磨材を直接表面に吹き付けて表面処理をするための手法。ブラスト作業中,研磨ブラスト作業者及び
ブラスト処理される材料は,閉鎖された屋内又は屋外に存在する。研磨ブラスト作業者は,ブラスト処理
される材料から跳ね返る研磨材及び発生する粉じんに直接ばく露される。
3.2
研磨材(abrasives)
表面処理のために,ブラスト処理される材料の表面に高速で直接当てられる粒状物質。
3.3
研磨ブラスト用コンビネーション(abrasive blasting combination)
研磨ブラスト作業時に生じるリスクに対する防護服,及び適切な呼吸用保護具の組合せ。
4 要求事項
4.1 一般
着用者の皮膚に直接接触する可能性のある材料は,皮膚炎又はその他の健康被害の原因となる可能性が
知られている材料であってはならない。また,着用者と接触する可能性がある全ての部位の仕上げ面には,
鋭利な縁部及び ばりが存在してはならない。
――――― [JIS T 8123 pdf 4] ―――――
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T 8123 : 2018
4.2 研磨ブラスト作業用防護手袋の要求事項
4.2.1 一般要求事項
研磨ブラスト用の防護手袋の防護性能は,手の全ての部位に対して,次に示すような性能でなければな
らない。
a) 当該用途の予見し得る使用条件下で,適切な防護が最高レベルに与えられるよう設計し,製造する。
b) 構造に縫合部を含む場合には,手袋全体の性能を著しく低下させることがないような材料及び縫合部
の強さでなければならない。
c) 材料,分解生成物,含有物,縫い目,及び生地端が無害でなければならない。皮革の場合,pHは,3.5
を超え9.5未満とし,クロム(VI)の含有量が2 mg/kg未満でなければならない。
d) 全ての試験は,特別の指定がない限り未使用品で行い,取扱表示がある場合には,推奨回数のクリー
ニングの前後で評価試験を行わなければならない。
4.2.2 手袋材料の摩耗強さ
5.2.1によって試験したとき,手袋材料の摩耗強さは,摩擦回数2 000回以上とする。
4.2.3 手袋材料の刃物切創抵抗性
5.2.2によって試験したとき,手袋材料の刃物切創抵抗性は,2 N以上とする。
4.2.4 手袋材料の引裂強さ
5.2.3によって試験したとき,手袋材料の引裂強さは,50 N以上とする。
4.2.5 手袋材料の突刺抵抗性
5.2.4によって試験したとき,手袋材料の突刺抵抗性は,100 N以上とする。
4.2.6 研磨ブラスト作業用手袋の寸法
手袋の寸法は,次の表1に示す最小長さとする。手袋の長さとは,中指先端から手の甲側袖口までの長
さとし,ニット製品又は手首部分に伸縮性素材を用いた製品は,静置した状態で測定した値で示す。
表1−研磨ブラスト作業用手袋の最小長さ
呼び号数(号) 6 7 8 9 10 11
研磨ブラスト作業用手袋の最小長さ(mm) 295 305 315 325 340 350
4.2.7 研磨ブラスト作業における手袋着用時のつかみやすさ(dexterity)
5.2.5によって試験したとき,30秒以内に連続して3回,失敗せずにつまみ上げることができるレベル以
上とする。
4.3 研磨ブラスト作業用防護服の要求事項
4.3.1 型式
研磨ブラスト作業用防護服の三つの型式は,次のとおりとする。
a) 1型 研磨剤及び研磨ブラスト作業によって発生する物質から,身体の大部分又は一部を防護する防
護服。このタイプの防護服は,呼吸用保護具と組み合わせて使用する必要はない。
b) 2型 研磨剤及び研磨ブラスト作業によって発生する物質から,身体の大部分又は一部を防護する防
護服。このタイプの防護服は,適切な呼吸用保護具と組み合わせて使用する。
c) 3型 研磨剤及び研磨ブラスト作業によって発生する物質から,着用者の全身を防護する防護服で,
粉じんに対する密閉性が要求される。このタイプの防護服は,適切な呼吸用保護具と組み合わせて使
用する。
――――― [JIS T 8123 pdf 5] ―――――
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JIS T 8123:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 14877:2002(MOD)
JIS T 8123:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.340 : 防護設備 > 13.340.10 : 防護服
JIS T 8123:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK6404-2:2015
- ゴム引布及びプラスチック引布試験方法―第2部:物理試験(基本)
- JISL0001:2014
- 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法
- JISL1091:1999
- 繊維製品の燃焼性試験方法
- JISL1093:2011
- 繊維製品の縫目強さ試験方法
- JISL1096:2010
- 織物及び編物の生地試験方法
- JISL1909:2010
- 繊維製品の寸法変化測定方法
- JISL1930:2014
- 繊維製品の家庭洗濯試験方法
- JISL1931-2:2014
- 繊維製品の商業クリーニング―第2部:パークロロエチレンによるドライクリーニング試験方法
- JISR6253:2006
- 耐水研磨紙
- JIST8005:2015
- 防護服の一般要求事項
- JIST8051:2005
- 防護服―機械的特性―突刺抵抗性試験方法
- JIST8052:2005
- 防護服―機械的特性―鋭利物に対する切創抵抗性試験方法
- JIST8153:2002
- 送気マスク
- JIST8157:2018
- 電動ファン付き呼吸用保護具