JIS T 9241-2:2015 移動・移乗支援用リフト―第2部:移動式リフト | ページ 7

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T 9241-2 : 2015
T9
2
附属書JB
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(参考)
1-
2 : 2
JISと対応国際規格との対比表
015
JIS T 9241-2:2015 移動・移乗支援用リフト−第2部 : 移動式リフト ISO 10535:2006,Hoists for the transfer of disabled persons−Requirements and test
methods
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条 (V) JISと国際規格との技術的差異
国際 ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 の評価
1 適用範囲 移動式リフトの性能 1 全てのリフトの性能及 変更 一つの国際規格をJISは五つの JISは適合性評価に資するために
及び試験方法につい び試験方法について規 パートに分けて規定した。 分割した。
て規定 定
2 引用規格
3 用語及び 3 JISとほぼ同じ 追加 JISは共通な用語であるJIS T 実質的な差異はない。
定義 0102を追加し,この規格で必要
な用語(最大質量及び留め金具)
を追加した。
4 種類及び区分 追加 JISでは種類及び体重による区 日本の実情に合わせたが,実質的
分をした。 に差異はない。
5.1 リスク リスクマネジメント 4.1.1 リスクマネジメント 変更 ISO規格が引用するISO 14971 実質的に差異はない。
マネジメン への言及を削除し,これに代わ
トによる設 る具体的事項を規定したが,不
計 十分な箇所については文章を追
加した。
5.1 f) 難燃性 9.1 難燃性の表示 変更 EN規格への言及を削除 JISはEN規格を引用しない。
5.1 g) アームのたわみ 4.1.1 リスクマネジメント 追加 実施項目として具体的に明記。 実質的差異はない。
5.2 b) 塗装面の品質 4.3.1.8 外観 追加 外観として具体的に規定。 実質的差異はない。
5.3.1 b) セルフロッキング方 4.3.1.5 セルフロッキング方式 変更 JISではロックを解除できる機 利用現場の事情に配慮した。
式 構を認めた。

――――― [JIS T 9241-2 pdf 31] ―――――

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T 9241-2 : 2015
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条 (V) JISと国際規格との技術的差異
国際 ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 の評価
6 性能 4.3.1.2 電気安全 削除 ISO規格はIEC 60601-1で規定 実質的に差異はない。削除しても
しているがJISは電気用品安全 電気安全を実質的に確保できる。
法を前提に規定しない。
6.1 g) 最大質量の持ち上げ 4.3.1.1 最大質量のつり上げ 変更 ISO規格は最大120 kgだがJIS 日本の実情に合わせた。表2で120
はメーカが表示する最大質量と kgを超えるものも規定したので実
した。 質的に差異はない。
6.11 騒音 4.1.3 騒音 変更 JISでは騒音の限度値を規定,測騒音は日本の実情に合わせ追加し
定方法をJISに規定されている た。測定方法はISO規格に合わせ
方法に変更。 ているので実質的な差異はない。
7.2 方法C 4.3.2.7 引き抜き方法を規定 追加 ISO規格の方法では試験できな 実質的に差異はない。
い製品の試験方法を規定した。
7.12 騒音の試験方法 4.1.3 騒音 変更 試験方法を簡易的試験に変更し 実質的に差異はない。
た。
8 検査方法
9.1 表示 一般 4.13.1 表示一般 変更 引用EN規格を相当するJIS及び 実質的に差異はない。
附属書JAに変更して引用した。
9.3 取扱説明書 4.13.3 取扱説明書 削除 ISO規格は製品寿命の記載を求 日本の実情に合わせた。
めているが,JISはリスクマネジ
メントファイルで扱う。
附属書A 油圧装置・空圧装置 4.11 油圧装置 変更 引用EN規格を相当するJISに変 実質的に差異はない。
(規定) 4.12 空圧装置 更し,試験方法を削除した。
附属書B 附属書B
(参考)
− − 附属書A ISO 10535の構造 削除 JISは不採用とした。
附属書JA
(参考)
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――――― [JIS T 9241-2 pdf 32] ―――――

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JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 10535:2006,MOD
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注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
1-
− 削除·················· 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
2 : 2
− 追加·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
01
− 変更·················· 国際規格の規定内容を変更している。
5
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD··············· 国際規格を修正している。

JIS T 9241-2:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10535:2006(MOD)

JIS T 9241-2:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 9241-2:2015の関連規格と引用規格一覧