JIS T 9275:2015 福祉用具―体位変換用具

JIS T 9275:2015 規格概要

この規格 T9275は、介助者が容易に高齢者又は障害者のが(臥)床状態の体位の変換,保持又は移動をするための体位変換用具のうち,体位変換用シート及び体位変換用クッションについて規定。体を持ち上げて移動させる体位変換用シート,起き上がり補助装置,ボード形体位変換用具,及びグローブ形体位変換用具には適用しない。

JIST9275 規格全文情報

規格番号
JIS T9275 
規格名称
福祉用具―体位変換用具
規格名称英語訳
Assistive products -- Positioning, turning and sliding devices for the body
制定年月日
2015年12月21日
最新改正日
2015年12月21日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

11.180.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
高齢者・障害者等 2018
改訂:履歴
2015-12-21 制定
ページ
JIS T 9275:2015 PDF [20]
                                                                                   T 9275 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 一般要求事項・・・・[4]
  •  5.1 リスクマネジメントによる設計・・・・[4]
  •  5.2 材料・・・・[4]
  •  5.3 外観・・・・[4]
  •  5.4 構造・・・・[4]
  •  5.5 性能・・・・[5]
  •  6 試験条件・・・・[6]
  •  6.1 試験室・・・・[6]
  •  6.2 試料の調製・・・・[6]
  •  6.3 許容差・・・・[6]
  •  7 試験方法・・・・[6]
  •  7.1 寸法・・・・[6]
  •  7.2 縫い目の引張強さ・・・・[6]
  •  7.3 体位変換用シートの持ち手の引張強さ・・・・[7]
  •  7.4 体位変換用シートの滑りやすさ・・・・[8]
  •  7.5 体位変換用クッションの強度・・・・[12]
  •  7.6 体位変換用クッションの耐久性・・・・[13]
  •  7.7 体位変換用クッションの持ち手の強度・・・・[13]
  •  7.8 体位変換用クッションの底着き性能・・・・[13]
  •  8 検査方法・・・・[14]
  •  9 表示・・・・[14]
  •  9.1 共通表示項目・・・・[14]
  •  9.2 体位変換用シートの表示事項・・・・[14]
  •  9.3 体位変換用クッションの表示事項・・・・[15]
  •  10 取扱説明書・・・・[15]
  •  10.1 共通記載事項・・・・[15]
  •  10.2 体位変換用シートの取扱説明書記載事項・・・・[15]
  •  10.3 体位変換用クッションの取扱説明書記載事項・・・・[15]
  •  附属書A(参考)設計における配慮事項・・・・[17]
  •  附属書B(規定)最大引張荷重の決め方・・・・[18]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 9275 pdf 1] ―――――

T 9275 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 9275 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
T 9275 : 2015

福祉用具−体位変換用具

Assistive products-Positioning, turning and sliding devices for the body

1 適用範囲

  この規格は,介助者が容易に高齢者又は障害者のが(臥)床状態の体位の変換,保持又は移動をするた
めの体位変換用具のうち,体位変換用シート及び体位変換用クッション(以下,体位変換用具という。)に
ついて規定する。ただし,体を持ち上げて移動させる体位変換用シート,起き上がり補助装置,ボード形
体位変換用具,及びグローブ形体位変換用具には適用しない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS K 6253-3 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第3部 : デュロメータ硬さ
JIS L 0217 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法
JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布
JIS L 1093 繊維製品の縫目強さ試験方法
JIS L 1096 繊維及び編物の生地試験方法
JIS T 0102 福祉関連機器用語[支援機器部門]

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS T 0102によるほか,次による。
3.1
体位変換用シート
体位の変換又は移動を容易に行うための用具。体位変換用シートは,身体とマットレスなどとの間に滑
りやすい素材又は滑りやすい構造をしたものを敷き,体位変換用シート又は身体を,押す又は引っ張るこ
とによって身体を移動させたり,滑らせたりするもの。種類として,筒形及びシート形がある。
3.2
体位変換用クッション
背部,腰部,上肢,下肢などに差し込むことで体位の変換及び/又は保持を容易に行うための用具。種
類として,自由成形形,形状固定形及び空気圧形がある。

――――― [JIS T 9275 pdf 3] ―――――

2
T 9275 : 2015
3.3
自由成形形
体位変換用クッションのうち,充物の流動のあるもの。袋にビーズなどを詰めたものがある。
3.4
形状固定形
体位変換用クッションのうち,充物の流動のないもの。ウレタンフォームなどを使用したものがある。
3.5
空気圧形
ポンプを用いてエアバッグを膨縮させることによって体位の変換を容易に行うための用具で,手動又は
動力を用いて空気圧を調整するもの。
3.6
シートの縦方向
体位変換用シートの形状がシート状で長方形のものについては長手方向,正方形のものについては任意
の辺の方向,また,体位変換用シートの形状が筒状のものについては円周と直交する方向。
3.7
シートの横方向
シートの縦方向に直交する方向。
3.8
縫い目
シートをつなぎ合わせたり筒状にするための接続部分。縫製,接着,溶着などによるものを含む。
3.9
滑り面
滑りやすい素材の面又は加工などを施したもので,使用するときに滑りを生じさせる面。
3.10
体位の保持
主にが(臥)位における仰が位から側が位に移行した状態を保持させること。
3.11
底着き
クッションが荷重によって圧縮されクッションの柔軟さが失われた状態。

4 種類

  体位変換用具の種類は,主な用途によって体位変換用シート及び体位変換用クッションに区分する(表
1参照)。

――――― [JIS T 9275 pdf 4] ―――――

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T 9275 : 2015
表1−体位変換用具の種類
種類 種類の細分 参照図面
体位変換用シート 筒形 図1
シート形 図2
体位変換用クッション 自由成形形 図3
形状固定形 図4
空気圧形 −
注記1 体位変換用シートには,持ち手があるものと持ち手がないものとがある。
注記2 体位変換用シートには,シートを引っ張って使用するものと滑らせて使用する
ものとがある。
注記3 体位変換用クッションには,主に体位の変換を目的としたものと主に体位の保
持を目的としたものとがある。
注記4 体位変換用クッションの空気圧形には,手動のものと動力によるものとがある。
図1−体位変換用シート 筒形の例
図2−体位変換用シート シート形の例
a) 製品の例 b) 使用例
図3−体位変換用クッション 自由成形形の例

――――― [JIS T 9275 pdf 5] ―――――

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