JIS X 0515:2013 出荷,輸送及び荷受用ラベルのための一次元シンボル及び二次元シンボル | ページ 10

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X 0515 : 2013 (ISO 15394 : 2009)
g) ボックスパレット貨物 h) ラック
i) 束 j) 袋
k) ロール又はコイル l) リール又はケーブル
図F.1−ラベルの貼付位置例(続き)

――――― [JIS X 0515 pdf 46] ―――――

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X 0515 : 2013 (ISO 15394 : 2009)
附属書G
(規定)
荷物仕分け及び追跡におけるQRコード使用のための手順
G.1 荷物仕分け及び追跡アプリケーション
輸送者仕分けは,輸送ユニットを二つ以上の箇所に発送する手続きである。輸送者追跡は,輸送者のデ
ータベースで,輸送者によって輸送されている積荷の位置及び輸送ユニットが更新される手順である。
データには,必要とする複数箇所間へのルート輸送,輸送単位の確認,及び内部又は外部手続きのため
の適切な仕分け及び/又は追跡用データのサポートの,いずれかの要求を含む。
二次元シンボルを輸送者仕分け及び追跡アプリケーションのために用いるとき,QRコードシンボル体
系(JIS X 0510)は,高速スキャン環境で安定して読み取ることができる。輸送者仕分け及び追跡アプリ
ケーション用のQRコードシンボルの構造及び構文は,JIS X 0533で規定する構造及び構文に適合してい
なければならない。
G.2 符号化データ
G.2.1 コードセット
QRコードシンボルで情報を符号化するときは,ビット列の長さを最適化することを推奨する(JIS X
0510参照)。
G.2.2 シンボル体系
輸送者仕分け及び追跡アプリケーション用のQRコードシンボルには,モデル2形のシンボルを推奨す
る(JIS X 0510参照)。これらのアプリケーションでは,構造的連接機能(JIS X 0510参照)を用いては
ならない。
G.3 誤り訂正レベル
誤り訂正レベルは,“M”(約15 %),“Q”(約25 %)又は“H”(約30 %)でなければならない(JIS X 0510
参照)。
G.4 モジュール寸法
モジュール寸法は,0.8 mm1.5 mmの範囲でなければならない。ラベル供給者及び/又は発行者が求め
る印刷品質によって寸法を決めることを推奨する。
G.5 クワイエットゾーン
QRコードシンボルは,シンボルの上下左右それぞれに,最小4モジュールをもたなければならない。
G.6 印刷品質
QRコードシンボルの印刷品質は,JIS X 0510によって決めなければならない。輸送者仕分け及び追跡
アプリケーションでは,シンボルのグレードを最小限,次のとおりにしなければならない。
a) 印刷されたシンボルの箇所で,3.0(B)以上の印刷品質グレード
b) 照明光源の波長が(660±10)nm

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X 0515 : 2013 (ISO 15394 : 2009)
上記のシンボル品質及び測定パラメタによって,広範囲の走査環境での走査性能が保障される。ラベル
貼付者には,顧客が荷物を受け取った時点でのラベルの印刷品質を保証することを求めないほうがよい。
そのため,ラベル作成時点での印刷品質の要件は,使用時点での要件よりも高く設定しておくことが望ま
しい。
G.7 向き及び配置
G.7.1 向き
QRコードシンボルの性質上,特にシンボルの向きを指定する必要はない。
G.7.2 シンボルの配置
QRコードシンボルをこの規格のラベルに含める場合には,QRコードシンボルは,顧客セグメントに配
置しなければならない。図G.1に配置例を示す。
G.7.3 ラベルの配置
ラベルは,輸送ユニットの上部に配置しなければならない。
注記 この図は,実物大ではない。
図G.1−ラベル上のQRコードシンボルの位置

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X 0515 : 2013 (ISO 15394 : 2009)
附属書H
(規定)
出荷及び荷受アプリケーションでQRコードを用いるための手順
H.1 一般要件
この附属書は,次の要因の一つ又は両方が,顧客情報の一部として相互に同意する場合,従わなければ
ならない規則を規定する。
a) ラベル上の全てのバーコード化データが,一つのQRコードシンボルに符号化できる出荷及び荷受デ
ータ(H.2参照)。
b) Rコードシンボルに完全なEDIメッセージ及び業務が符号化される場合(H.3参照)。
H.2 出荷及び荷受アプリケーション
H.2.1 概要
出荷及び荷受けのデータによって,物品及び原材料の出荷の段取り,輸送及び荷受けが容易になる。こ
れらのデータは,この規格で規定するラベルに印刷されなければならない。QRコードシンボルは,ラベ
ル上のその他のシンボルと同じ環境において走査されることが意図されている。出荷及び荷受けのアプリ
ケーションに用いるQRコードの構造と構文については,JIS X 0510に規定している構造及び構文に従わ
なければならない。
H.2.2 シンボル体系の推奨
出荷及び荷受けのアプリケーションにはJIS X 0510に規定しているQRコードモデル2シンボルを用い
ることを推奨する。このアプリケーションでは,JIS X 0510に規定している構造的連接機能を用いてはな
らない。
H.2.3 誤り訂正レベル
誤り訂正レベルは,M(約15 %)にすることが望ましい。
H.2.4 モジュール寸法
モジュール寸法(X寸法)は,0.33 mm0.42 mmの範囲にすることが望ましい。ラベルの供給者及び/
又は発行者の印刷性能に応じて決めることが望ましい。
H.2.5 クワイエットゾーン
出荷及び荷受けのアプリケーションでは,QRコードシンボルには,上下左右それぞれに,最小4Xのク
ワイエットゾーンを含んでいる。4Xクワイエットゾーンは,シンボルサイズに含めて計算している。
H.2.6 シンボルサイズ
シンボルサイズは,50 mm以下にすることが望ましい。
H.2.7 シンボル印刷品質
QRコードシンボルの印刷品質は,JIS X 0510に従って決めなければならない。輸送者の仕分け及び貨
物追跡アプリケーションに用いる場合には,このシンボルのグレードを最小限,次に示すとおりとしなけ
ればならない。
− シンボルを作成した時点での印刷品質が3.0以上(値3.0のアルファベット表記は“B”)
− 照明光源の波長が660 nm±10 nm
上記のシンボル品質と測定パラメタによって,広範囲の走査環境での走査性能が保証される。ラベル貼

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X 0515 : 2013 (ISO 15394 : 2009)
付者には,顧客が荷物を受け取った時点でのラベルの印刷品質を保証することを求めないほうがよい。そ
のため,ラベル作成時点での印刷品質の要件は,使用時点での要件よりも高く設定しておくことが望まし
い。
H.2.8 向き及び配置
H.2.8.1 向き
QRコードシンボルの性質上,特にシンボルの向きを指定する必要はない。
H.2.8.2 ラベル位置
QRコードシンボルを,この規格のラベルに含める場合は,QRコードシンボルは,顧客セグメントに配
置しなければならない。図H.1に位置例を示す。
H.3 関係書類アプリケーション
H.3.1 概要
輸送単位の出荷,輸送及び荷受けには,船荷証券,積荷目録,荷造伝票,税関データなどの関係書類又
はEDIでも伝送できるような情報を必要とすることが多い。こうしたデータは,ラベル上に印刷されるこ
とを意図していない。また,ラベル上のデータと同じ環境で走査されるべきものでもない。このカテゴリ
で考慮されるアプリケーションでは,出荷,荷受け及び輸送時の仕分け並びに貨物追跡を支援する目的で,
二次元シンボルにデータを符号化している。
H.3.2 シンボル体系の推奨
関係書類アプリケーションにはJIS X 0510で規定しているQRコードモデル2シンボルを用いることを
推奨する。QRコードシンボルの構造及び構文については,JIS X 0510に規定している構造及び構文に従
わなければならない。
H.3.3 誤り訂正レベル
関係書類アプリケーションには,誤り訂正レベルはM(約15 %)を推奨する。
H.3.4 モジュールの寸法
モジュール寸法(X寸法)は,0.33 mmを推奨する。
H.3.5 クワイエットゾーン
QRコードシンボルには,上下左右それぞれに,最小4Xのクワイエットゾーンを含んでいる。4Xクワ
イエットゾーンは,シンボルサイズに含めて計算している。

――――― [JIS X 0515 pdf 50] ―――――

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JIS X 0515:2013の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 15394:2009(IDT)

JIS X 0515:2013の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 0515:2013の関連規格と引用規格一覧