JIS X 4003:1989 日本語文書交換用ファイル仕様(幾何学図形) | ページ 4

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(1) 8単位符号の場合 パラメタを伴わない制御機能の符号化表現は,表6のとおりとする。パラメタを
伴う制御機能の符号化表現は,表7のとおりとする。
(2) 7単位符号の場合 パラメタを伴わない制御機能は,表8及び表9のとおりとする。パラメタを伴う
制御機能の符号化表現は,表7のとおりとする。
表5 制御機能の種類及び分類
大分類 小分類 名称 記号 パラメタ 適用する文書交換水準
情報分離 文書分離 DT “10”“20”“30”
後退 BS “10”“11”“20”“30”
字方向タブ前進 CHT n “10”“20”“30”
改行 LF “10”“11”“20”“30”
位置制御
書式送り FF “10”“11”“20”“30”
復帰 CR “10”“11”“20”“30”
間隔 SP “10”“11”“20”“30”
タブ制御 字方向タブ指定 HTSA n1; n2;··· “10”“20”“30”
書式制御 ページ書式選択 PFS s “10”“11”“20”“30”
縦書き・横書き選択 SPD s “10”“11”“20”“30”
行ピッチ選択 SVS s “10”“11”“20”“30”
文字ピッチ選択 SHS s “10”“11”“20”“30”
様式制御
文字変形 GSM n1;n2 “10”“11”“20”“30”
グラフィック修飾 SGR s “10”“11”“20”“30”
そろえ JFY s “10”“20”“30”
ブロック指定 BUS n “20”“30”
特殊書式部分行上げ PLU “10”“11”“20”“30”
制御 部分行下げ PLD “10”“11”“20”“30”
拡張制御 拡張 ESC “10”“11”“20”“30”
特殊制御
制御機能拡張 CSI “10”“11”“20”“30”
空文字 NUL “10”“11”“20”“30”
その他
文字置換 SUB “10”“11”“20”“30”
備考1. パラメタのnは数値パラメタ,sは選択パラメタを示す。
2. パラメタ欄が空欄の場合は,その制御機能がパラメタを伴わないことを示す。

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表6 8単位符号の場合の制御文字の符号化表現
表7 パラメタを伴う制御機能の符号化表現
記号 符号化表現
PFS CSI s 02/0 04/10
SGR CSI s 06/13
SHS CSI s 02/0 04/11
SVS CSI s 02/0 04/12
SPD CSI s 02/0 05/3
GSM CSI n1; n2 02/0 04/2
JFY CSI s 02/0 04/6
CHT CSI n 04/9
HTSA CSI n1 ; n2;···02/10 04/14
BUS CSI n 02/0 04/15
備考1. パラメタのnは数値パラメタ,sは選
択パラメタを示す。そのパラメタ値
は,表11及び表12のとおりとする。
2. 7単位符号の場合は,列番号の先頭の
0を除いて解釈する。

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表8 7単位符号の場合の制御文字の符号化表現
表9 7単位符号の場合の制御機能の符号化表現
記号 符号化表現
PLD ESC4/11
PLU ESC4/12
CSI ESC5/11

――――― [JIS X 4003 pdf 18] ―――――

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6.3.2 制御機能の機能

 制御機能の機能は,表10のとおりとする。
表10 制御機能
名称 機能
文書分離 一つの文書実体の終わりを示す情報分離機能とする。
(DT) 備考 すべての図形文字及び制御機能を基本状態に解除する。
後退 動作位置を同一行内で,1文字分後退させる書式制御機能とする。この規格においては,行の始め
(BS) の文字位置(ホームポジション)から全角相当で左余白の文字数分まで後退させる目的にだけ使
用する。
備考 2個以上の図形文字を合成する目的に使用するときには,その合成結果は保証されない。
字方向タブ前進 動作位置を同一行内で,あらかじめHTSA指定されたタブ位置のうち,n番目先のタブ位置に前進
(CHT) させる書式制御機能とする。
備考 nは,動作位置をn番目先の位置に前進させる数値パラメタとする。
nの値が省略されたときは,n =1が指定されたものとし,次のタブ位置に前進する。
改行 新しい行の始まりを示す書式制御機能とする。これは,動作位置を同一文字位置のまま,次の行
(LF) に進めるだけであって,字方向には移動しない。LFは,原則としてCRと対で使用する。
書式送り 動作位置を同文字位置のまま,次のページの第1行に進める書式制御機能とする。字方向には移
(FF) 動しない。FFは,原則としてCRと対で使用する。
復帰 動作位置を同一行の始めの文字位置(ホームポジション)に移動させる書式制御機能とし,行方
(CR) 向には移動しない。
備考1. CRは,原則としてLF又はFFと対で使用する。
2. CRは,行を合成する目的で使用するときは,その合成結果は保証されない。
間隔 動作位置を同一行内で,1文字分前進させる書式制御機能とする。
(SP) 備考 SPは,制御機能とも印字しない図形文字ともみなされる。
字方向タブ指定 動作位置が存在する行の次の行以降の行に対して,共通して一つ以上の字方向タブ位置を指定す
(HTSA) る書式制御機能とする。
備考1. 複数のタブ位置指定は,数値パラメタを必要個数指定することによって行う。この制
御機能によって,以前に設定されていた字方向タブ位置は解除される。
2. パラメタの値は,行始端からの半角の文字数で指定する。
ページ書式選択 改ページの後のページ書式を指定する書式制御機能とし,選択パラメタを用いて,用紙の寸法と
(PFS) 方向の組合せごとの書式を指定する。各ページ書式の1行当たり文字数及び1ページ当たり行数
は,附属書3による。この指定は,次のPFSが現れるまで有効とする。
パラメタの値は,次のとおりとする。
数字“0” : A4及び北米寸法に共通な短辺方向行の書式
数字“10” : A4寸法短辺方向行の書式
数字“11” : A4寸法長辺方向行の書式
数字“12” : B5寸法短辺方向行の書式
数字“13” : B5寸法長辺方向行の書式
数字“14” : B4寸法短辺方向行の書式
数字“15” : B4寸法長辺方向行の書式
備考 パラメタ値“0”は欧文文書用,“10”“15”は日本語文書用とする。
縦書き・横書き 改ページの後の文字の表示方向を指定する書式制御機能とし,選択パラメタを用いて縦書きか,
選択 横書きかを指定する。この指定は,次のSPDが現れるまで有効とする。
(SPD) パラメタの値は,次のとおりとする。
数字“0” : 横書き
数字“1” : 縦書き
備考 パラメタ値“0”は欧文文書用,“0”及び“1”は日本語文書用とする。

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名称 機能
行ピッチ選択 後続のテキストに対して,行ピッチを指定する書式制御機能とし,選択パラメタによって行ピッ
(SVS) チを指定する。この指定は,次のSVSが現れるまで有効とする。
パラメタの値は,次のとおりとする。
数字“0” : 25.4mm当たり 6行
数字“1” : 25.4mm当たり 4行
数字“2” : 25.4mm当たり 3行
数字“3” : 25.4mm当たり12行
備考1. SVSは,次の改行以降の行ピッチを指定する。
2. パラメタ値“0”“3”は欧文文書用,“0”“2”は日本語文書用とする。
文字ピッチ選択 後続のテキストに対して,文字ピッチを指定する書式制御機能とし,選択パラメタによって文字
(SHS) ピッチを指定する。この指定は,次のSHSが現れるまで有効とする。パラメタの値は,次のとお
りとする。
数字“0” : 25.4mm当たり10文字
数字“3” : 25.4mm当たり 6文字
備考1. SHSは,SP及びBSに対しても有効とする。
2. パラメタ値“0”は欧文文書用,“3”は日本語文書用とする。
文字変形 2バイト符号の図形文字の大きさを変更する書式制御機能とする。2バイト符号の図形文字の大き
(GSM) さは全角,半角及び倍角の3種類とし,それらはパラメタで指定する。この指定は,次のGSMが
現れるまで有効とする。
備考1. 2バイト符号の図形文字の行方向の倍率(第1パラメタ)及び字方向の倍率(第2パラ
メタ)の二つの数値で指定する。
2. パラメタの値の単位は,百分比 (%) とする。
3. 半角の対象文字は,JIS X 0208の文字集合のうちJIS X 0201に含まれるものとする。
倍角の対象文字は,JIS X 0208の文字のうち,第8区1点から32点までの文字(け
い線素片)を除く全文字とする。パラメタの値は,次のとおりとする。
グラフィック修飾 後続の図形文字列の表示属性を変更する選択パラメタをもった書式制御機能とする。この指定は,
(SGR) 次のSGRが現れるまで有効とする。
パラメタの値は,次のとおりとする。
数字“0” : グラフィック修飾の終了
数字“4” : 下線の開始
備考1. 縦書きの場合は,右傍線とする。
2. SGRを使用して,部分行上げした文字又は部分行下げした文字に対しても下線を付け
ることができる。
そろえ 後続の図形文字列のうち,LF,FF又はそろえの終了を示すJFYまでの図形文字列を,行始端から
(JFY) 行終端までの間で,そろえることを指定する書式制御機能とする。
そろえの種類又はそろえの終了は,次の選択パラメタで指定する。
数字“0” : そろえの終了
数字“6” : 図形文字列の中央を行始端と行終端の中央にそろえる。
数字“7” : 図形文字列の最後の文字を行終端にそろえる。

――――― [JIS X 4003 pdf 20] ―――――

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