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X 4003-1989
名称 機能
ブロック指定 ブロックの存在を示す書式制御機能とする。4けたの数値パラメタを用いて,対応するブロック番
(BUS) 号を示す。
ブロックは,この制御機能の文字位置を基準点として確保する。大きさは,ブロック書式情報
に示される行方向ブロック寸法,字方向ブロック寸法に基づき,基準点から行方向及び字方向に
それぞれ指定する。
備考1. この制御機能の直前にCR・LF又はCR・FFがあった場合は,ブロックの基準点は,次
の行の先頭又は次のページの先頭の文字位置とする。
2. この制御機能の後に続く文字符号の文字位置は,確保されるブロックと重ならない位
に前進される。また,ブロックどうしの重なりはないものとする。
3. ブロックの基準点は,横書きの場合この制御機能位置の左上隅とし,縦書きの場合こ
の制御機能位置の右上隅とする。
部分行上げ 図形文字の部分行上げ開始又は部分行下げ終了を指定する書式制御機能とする。部分行下げが有
(PLU) 効な状態では部分行下げ終了とし,それ以外は部分行上げ開始とする。部分行上げ開始の場合に
おいては,PLUは,PLDが現れるまで有効とする。下線がPLUに先行して指定されている場合は,
PLUは下線に何の影響も与えない。
備考 これは,上付き・下付きの目的で使用する。
部分行下げ 図形文字の部分行下げ開始又は部分行上げ終了を指定する書式制御機能とする。部分行上げが有
(PLD) 効な状態では部分行上げ終了とし,それ以外は部分行下げ開始とする。部分行下げ開始の場合に
おいては,PLDは,PLUが現れるまで有効とする。下線がPLDに先行して指定されている場合は,
PLDは下線に何の影響も与えない。
備考 これは,上付き・下付きの目的で使用する。
拡張 符号拡張のための特殊制御機能とする。
ESC)
制御機能拡張 制御機能の拡張のための特殊制御機能とする。
(CSI)
空文字 媒体の空きを埋める特殊制御機能とする。
(NUL)
文字置換 文字置換用の特殊制御機能とする。符号の異常を検出したとき,その符号をSUBで置き換える。
(SUB) SUBの存在位置で装置に任せられた特定の文字を印字又は表示し,異常の存在及びその位置を操
作者に知らせる。
――――― [JIS X 4003 pdf 21] ―――――
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X 4003-1989
6.3.3 制御機能の表現
制御機能の符号化表現は,表11及び表12のとおりとする。
表11 8単位符号の場合の制御機能の符号化表現
制御文字 パラメタ値 符号化表現
DT − 01/12
BS − 00/8
CHT 1 09/11 03/1 04/9
2 09/11 03/2 04/9
··· ···
n 09/11 n 04/9
LF − 00/10
FF − 00/12
CR − 00/13
SP − 02/0
HTSA n1 ; n2 ;···09/11 n1 03/11 n2 03/11······02/0 04/14
PFS 0 09/11 03/0 02/0 04/10
10 09/11 03/1 03/0 02/0 04/10
11 09/11 03/1 03/1 02/0 04/10
12 09/11 03/1 03/2 02/0 04/10
13 09/11 03/1 03/3 02/0 04/10
14 09/11 03/1 03/4 02/0 04/10
15 09/11 03/1 03/5 02/0 04/10
SPD 0 09/11 03/0 02/0 05/3
1 09/11 03/1 02/0 05/3
SVS 0 09/11 03/0 02/0 04/12
1 09/11 03/1 02/0 04/12
2 09/11 03/2 02/0 04/12
3 09/11 03/3 02/0 04/12
SHS 0 09/11 03/0 02/0 04/11
3 09/11 03/3 02/0 04/11
GSM 100 ; 100 09/n 03/1 03/0 03/0 03/11 03/1 03/0 03/0 02/0 04/2
100 ; 50 09/11 03/1 03/0 03/0 03/11 03/5 03/0 02/0 04/2
100 ; 200 09/11 03/1 03/0 03/0 03/11 03/2 03/0 03/0 02/0 04/2
SGR 0 09/11 03/0 06/13
4 09/11 03/4 06/13
JFY 0 09/11 03/0 02/0 04/6
6 09/11 03/6 02/0 04/6
7 09/11 03/7 02/0 04/6
BUS n 09/11 n 02/0 04/15
PLD − 08/11
PLU − 08/12
ESC − 01/11
CSI − 09/11
NUL − 00/0
SUB − 01/10
――――― [JIS X 4003 pdf 22] ―――――
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X 4003-1989
表12 7単位符号の場合の制御機能の符号化表現
制御文字 パラメタ値 符号化表現
DT − 1/12
BS − 0/8
CHT 1 1/11 5/11 3/1 4/9
2 1/11 5/11 3/2 4/9
··· ···
n 1/11 5/11 n 4/9
LF − 0/10
FF − 0/12
CR − 0/13
SP − 2/0
HTSA n1; n2;··· 1/11 5/11 n1 3/11 n2 3/11······2/0 4/14
PFS 0 1/11 5/11 n 3/0 2/0 4/10
10 1/11 5/11 3/1 3/0 2/0 4/10
11 1/11 5/11 3/1 3/1 2/0 4/10
12 1/11 5/11 3/1 3/2 2/0 4/10
13 1/11 5/11 3/1 3/3 2/0 4/10
14 1/11 5/11 3/1 3/4 2/0 4/10
15 1/11 5/11 3/1 3/5 2/0 4/10
SPD 0 1/11 5/11 3/0 2/0 5/3
1 1/11 5/11 3/1 2/0 5/3
SVS 0 1/11 5/11 3/0 2/0 4/12
1 1/11 5/11 3/1 2/0 4/12
2 1/11 5/11 3/2 2/0 4/12
3 1/11 5/11 3/3 2/0 4/12
SHS 0 1/11 5/11 3/0 2/0 4/11
3 1/11 5/11 3/3 2/0 4/11
GSM 100 ; 100 1/11 5/11 3/1 3/0 3/0 3/11 3/1 3/0 3/0 2/0 4/2
100 ; 50 1/11 5/11 3/1 3/0 3/0 3/11 3/5 3/0 2/0 4/2
100 ; 200 1/11 5/11 3/1 3/0 3/0 3/11 3/2 3/0 3/0 2/0 4/2
SGR 0 1/11 5/11 3/0 6/13
4 1/11 5/11 3/4 6/13
JFY 0 1/11 5/11 3/0 2/04/6
6 1/11 5/11 3/6 2/04/6
7 1/11 5/11 3/7 2/04/6
BUS n 1/11 5/11 n 2/0 4/15
PLD − 1/11 4/11
PLU − 1/11 4/12
ESC − 1/11
CSI − 1/11 5/11
NUL − 0/0
SUB − 1/10
――――― [JIS X 4003 pdf 23] ―――――
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X 4003-1989
6.4 制御機能の基本状態
制御機能の基本状態は,表13のとおりとする。
表13 基本状態
機能 状態
動作位置 第1行の行始端
ページ書式 文書書式情報の値
縦書き・横書き 文書書式情報の値
文字ピッチ 文書書式情報の値
行ピッチ 文書書式情報の値
タブ すべて解除
文字変形 変形なし(全角)
そろえ そろえの終了
終了
部分行上げ,部分行下げ
グラフィック修飾 グラフィック修飾の終了
7. ブロックデータ部
7.1 ブロックデータ部の構成
ブロックデータ部の構成は,次のとおりとする。
(1) ブロックデータは,テキストの直後のレコードから始まり,一つ以上のブロックデータ部から構成さ
れる。
(2) 一つのブロックデータ部は,ブロック書式情報とその直後に続く幾何学図形データからなる。その構
成を図4に示す。
図4 ブロックデータ部の構成
7.2 文書中のブロックとの対応づけ
文書中のブロックとブロックデータ部との対応づけは,次のとお
りとする。
(1) ブロックデータ部は,文書中のブロック内に表示される幾何学図形の表現及び格納形式を記述したデ
――――― [JIS X 4003 pdf 24] ―――――
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X 4003-1989
ータを含み,テキスト中の制御機能BUSとはブロック番号によって対応づけられる。
(2) 文書中において同一のブロックデータ部の内容を複数箇所から参照する場合には,制御機能BUSの数
値パラメタに同一のブロック番号を対応づける。
7.3 文書中のブロック及びテキストの位置付け
文書中におけるブロック及びテキストの位置付けは,
次のとおりとする。
(1) ブロックの基準点は,テキスト中の制御機能BUSの一つ手前の図形文字が置かれた文字の位置の次の
文字位置の左上隅(横書き文書の場合),又は右上隅(縦書き文書の場合)とする。
(2) ブロックは,少なくともその1辺が行始端又は行終端に接した状態で配置する。
(3) ブロックどうしを重ね合わせて配置してはならない。
(4) テキストは,ブロックの外側に配置する。
7.4 ブロック書式情報
ブロック書式情報は,256バイトのレコードとし,表14に示す欄から構成する。
詳細については,(1)(8)で規定する。
表14 ブロック書式情報
レコード内の位置 名前 長さ 内容
14 ブロックデータ長 4 数字
58 ブロック番号 4 数字
9 ブロック内データ種別 1 数字“0”,“1”又は“2”
10 ブロック寸法単位 1 数字
1116 行方向ブロック寸法 6 数字
1722 字方向ブロック寸法 6 数字
23 境界表示種別 1 数字“0”又は“1”
24256 (将来の標準化のために確保)233 間隔
備考 内容を表現する文字の符号は,JIS X 0201による。
(1) ブロックデータ長(レコード内の位置 14) ブロックデータ部の全体の長さを256バイト単位の
整数倍として表し,4けたの整数で指定する。
(2) ブロック番号(レコード内の位置 58) テキスト中に置かれた制御機能BUSとブロックデータ部
とを対応づける値であって,4けたの数字で指定する。ブロック番号は,一つのブロックデータ部に
付与し,同一文書中では重複しないように設定する。
備考 ブロック番号は,識別用のものとする。一連番号又は昇順である必要はない。
(3) ブロック内データ種別(レコード内の位置 9) ブロックデータ部に置かれる図形データの種別を示
す欄とし,次の数字で指定する。
数字“0” : 空白(ブロック内に図形がない。)
数字“1” : 事務用グラフ
数字“2” : 幾何学図形
(4) ブロック寸法単位(レコード内の位置 10) ブロック寸法単位を指定する欄とし,次の数字で指定
する。
数字“0” : BUSの文字位置における行ピッチ,文字ピッチとする。
(5) 行方向ブロック寸法(レコード内の位置 1116) ブロックの行方向の寸法をブロック寸法単位で
定義された単位で指定する欄とし,6けたの数字で指定する。
(6) 字方向ブロック寸法(レコード内の位置 1722) ブロックの字方向の寸法をブロック寸法単位で
定義された単位で指定する欄とし,6けたの数字で指定する。
――――― [JIS X 4003 pdf 25] ―――――
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JIS X 4003:1989の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.040 : 文字セット及び符号化
JIS X 4003:1989の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0201:1997
- 7ビット及び8ビットの情報交換用符号化文字集合
- JISX0202:1998
- 情報技術―文字符号の構造及び拡張法
- JISX0208:1997
- 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合
- JISX0603:2000
- 情報交換用フレキシブルディスクカートリッジのラベル及びファイル構成
- JISX4002:1987
- 日本語文書交換用ファイル仕様(事務用グラフ)