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X 4003-1989
(7) 境界表示種別(レコード内の位置 23) ブロックの枠の境界線の表示のありなしを示す欄とし,次
の数字で指定する。
数字“0” : 境界線の表示なし
数字“1” : 境界線の表示あり
(8) 将来の標準化のために確保する領域(レコード内の位置 24256) 将来の標準化のために確保する
欄とし,間隔で埋める。
8. 幾何学図形データ
8.1 幾何学図形データの構成
幾何学図形データは,幾何学図形属性及び幾何学図形データ列からなり,
その大きさは,256バイトの整数倍とする。幾何学図形データの構成を図5に示す。
図5 幾何学図形データの構成
8.2 幾何学図形属性
8.2.1 形式属性
形式属性は,幾何学図形の使用する座標の原点及びその大きさ並びに色,線,ハッチン
グパターン,マーカの種類の最大数などの属性データの上限を示す。形式属性は,256バイトのレコード
とし,表15に示す欄から構成する。詳細については,(1)(19)で規定する。
――――― [JIS X 4003 pdf 26] ―――――
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X 4003-1989
表15 形式属性
レコード内の位置 名前 長さ(バイト) 内容
1 形式属性データ長 1 正整数
24 (将来の標準化のために確保) 3 間隔
536 第1表題文字列 32 図形文字 (JIS X 0208)
3768 第2表題文字列 32 図形文字 (JIS X 0208)
69 図形領域指定単位 1 数字“0”
7077 図形領域開始位置(行方向) 8 非負整数
7885 図形領域開始位置(字方向) 8 非負整数
8693 図形領域寸法(行方向) 8 正整数
94101 図形領域寸法(字方向) 8 正整数
102109 (将来の標準化のために確保) 8 間隔
110117 座標の大きさ(x軸方向) 8 正整数
118125 座標の大きさ(y軸方向) 8 正整数
126 座標の原点(x軸方向) 1 正整数
127 座標の原点(y軸方向) 1 正整数
128129 色精度 2 正整数
130133 色指標の最大値 4 正整数
134135 線の種類の最大数 2 正整数
136137 ハッチングパターンの種類の最大数 2 正整数
138139 マーカの種類の最大数 2 正整数
140143 幾何学図形データの未使用領域のバイ 4 正整数
ト数
144256 (将来の標準化のために確保) 113 間隔
備考 数値データの表現は,附属書6による。
(1) 形式属性データ長(レコード内の位置 1) 形式属性のデータの長さを指定する欄とし,256バイト
を単位とする1けたの整数で表す。
(2) 第1表題文字列(レコード内の位置 536) 幾何学図形の表題を示す欄とし,漢字符号系の16け
たの図形文字列で指定する。
(3) 第2表題文字列(レコード内の位置 3768) 幾何学図形の第1表題の補足説明を示す欄とし,漢
字符号系の16けたの図形文字列で指定する。
(4) 図形領域指定単位(レコード内の位置 69) 幾何学図形領域の開始位置及び寸法を表す数値の単位
を指定する欄とし,次の1けたの数字で表す。
数字“0” : BUSの位置における行ピッチ及び文字ピッチ。
(5) 図形領域開始位置(行方向)(レコード内の位置 7077) ブロックの基準点から図形領域開始位置
までの行方向の寸法を,図形領域指定単位で定義した単位によって指定する欄とし,8けたの非負整
数で表す。
(6) 図形領域開始位置(字方向)(レコード内の位置 7885) ブロックの基準点から図形領域開始位置
までの字方向の寸法を,図形領域指定単位で定義した単位によって指定する欄とし,8けたの非負整
数で表す。
(7) 図形領域寸法(行方向)(レコード内の位置 8693) 図形領域の行方向の寸法を,図形領域指定単
位で定義した単位によって指定する欄とし,8けたの正整数で表す。
(8) 図形領域寸法(字方向)(レコード内の位置 94101) 図形領域の字方向の寸法を,図形領域指定
単位で定義した単位によって指定する欄とし,8けたの正整数で表す。
――――― [JIS X 4003 pdf 27] ―――――
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X 4003-1989
(9) 座標の大きさ(x軸方向)(レコード内の位置 110117) 仮想装置座標領域のx軸方向の寸法を指
定する欄とし,8けたの正整数で表す。
(10) 座標の大きさ(y軸方向)(レコード内の位置 118125) 仮想装置座標領域のy軸方向の寸法を指
定する欄とし,8けたの正整数で表す。
(11) 座標の原点(x軸方向)(レコード内の位置 126) 仮想装置座標領域の座標の原点が幾何学図形領
域のどの対角点に対応づけられるかを,x座標の値の増加方向によって指定する欄とし,次の1けた
の数字で表す。
数字“0” : 左から右への方向。
数字“1” : 右から左への方向。
(12) 座標の原点(y軸方向)(レコード内の位置 127) 仮想装置座標領域の座標の原点が幾何学図形領
域のどの対角点に対応づけられるかを,y座標の値の増加方向によって指定する欄とし,次の1けた
の数字で表す。
数字“0” : 下から上への方向
数字“1” : 上から下への方向
仮想装置座標領域の図形は,(11)及び(12)の値の組合せによって幾何学図形領域に写像する。その関
係を附属書4に示す。
(13) 色精度(レコード内の位置 128129) RGB色彩系の一つの原色のビット幅を指定する欄とし,2
けたの正整数で表す。
(14) 色指標の最大値(レコード内の位置 130133) 同一ブロック内に表示される図形要素の描画色の
色指標の最大値を指定する欄とし,4けたの正整数で表す。
(15) 線の種類の最大数(レコード内の位置 134135) 輪郭線を含む図形要素の線の種類の最大数を指
定する欄とし,2けたの正整数で表す。
(16) ハッチングパターンの種類の最大数(レコード内の位置 136137) 図形内部の領域を塗りつぶす
ハッチングパターンの種類の最大数を指定する欄とし,2けたの正整数で表す。
(17) マーカの種類の最大数(レコード内の位置 138139) マーカの種類の最大数を指定する欄とし,2
けたの正整数で表す。
(18) 幾何学図形データの未使用領域のバイト数(レコード内の位置 140143) 幾何学図形データの最
終レコード内の未使用領域のバイト数を指定する欄とし,4けたの正整数で表す。
(19) 将来の標準化のために確保する領域(レコード内の位置 24,102109,144256) 将来の標準
化のために確保する領域とし,間隔で埋める。
8.2.2 既定値属性
既定値属性は,後続の幾何学図形データ列中において省略された属性要素又は定義さ
れる以前に現れる属性要素に対して初期値を設定する。設定される値は,同一ブロック内に有効範囲をも
つ幾何学図形データ列中において新たに属性が定義されたときは,その値と置き換えられる。
既定値属性は,256バイトのレコードとし,表16に示す領域から構成する。詳細については,(1)(19)
で規定する。初期値を省略するときには,該当する欄を間隔で埋める。省略したときの解釈は,表17のと
おりとする。
――――― [JIS X 4003 pdf 28] ―――――
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X 4003-1989
表16 既定値属性
レコード内の位置 名前 長さ 内容
(バイト)
12 線種 2 正整数
310 線幅 8 正整数
1114 線の色 4 正整数
1516 マーカ種 2 正整数
1724 マーカ寸法 8 正整数
2528 マーカ色 4 正整数
29 文字列精度 1 数字“0”“1”又は“2”
3037 文字幅比 8 正の実数
3845 文字間隔 8 実数
4649 文字の色 4 正整数
5057 文字の高さ 8 正の実数
(5889) 文字方向
5865 文字上方向ベクトルのx成分 8 整数
6673 文字上方向ベクトルのy成分 8 整数
7481 文字下方向ベクトルのx成分 8 整数
8289 文字下方向ベクトルのy成分 8 整数
90 文字列方向 1 数字“0”“3”
(91108) 文字列位置合せ
91 水平配置情報 1 正整数
92 垂直配置情報 1 正整数
93100 水平調整値 8 実数
101108 垂直調整値 8 実数
109 内部様式 1 数字“0”,“1”,“3”又は“4”
110113 図形内部の色 4 正整数
114115 ハッチ指標 2 整数15のいずれか
116 輪郭線のありなし 1 数字“0”
117256 (将来の標準化のために確保) 140 間隔
備考 数値データの表現は,附属書6による。
――――― [JIS X 4003 pdf 29] ―――――
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表17 属性要素の省略時値
属性要素 省略時値 意味
線種 整数“1” 実線。
VDC領域として定義される長方形の長辺の長さの1
線幅 8けたの正整数
000分の1。
線の色 整数“1” 処理系に依存する (1) 。
マーカ種 整数“1” 黒丸(ドット)。
VDC領域として定義される長方形の長辺の長さの100
マーカ寸法 8けたの正整数
分の1。
マーカ色 整数“1” 処理系に依存する (1) 。
文字列精度 整数“0” 文字列の配置開始位置だけを要求する。
文字の高さと文字幅の縦横比は通常の値で,文字幅の
文字幅比 実数“1.0”
拡大や縮小がない。
隣接する文字枠どうしの重なり合いや文字枠間の余白
文字間隔 整数“0”
がない。
文字の色 整数“1” 処理系に依存する (1) 。
VDC領域として定義される長方形の長辺の長さの100
文字の高さ 8けたの整数
分の1。
整数の組 文字の基底線がx軸に,垂直中線がy軸にそれぞれ平
文字方向
(0,1,1,0) 行であるような向き。
文字列方向 整数“0” 文字の並びが左から右へと,横読みになるような配列。
整数の組 文字列領域の最左端に開始点を合わせ,各文字の基底
文字列位置合せ
(0,0) 線が直線上に配置されるようにそろえる。
内部様式 数字“0” 図形内部は,中空である。
図形内部の色 整数“1” 処理系に依存する(1)。
ハッチ指標 整数“1” 横格子
輪郭線のありなし 数字“0” 図形の輪郭線は表示しない。
注(1) 色指標がゼロのときは背景色を表し,ゼロより大きい値のときは処理系依存とする。
(1) 線種(レコード内の位置 12) 図形要素の輪郭線及び線の種類を指定する欄とし,整数“1”“5”
で表す[8.4.3 (1)参照]。
(2) 線幅(レコード内の位置 310) 図形要素の輪郭線及び線の幅を指定する欄とし,仮想装置座標領
域の単位によって8けたの正整数で表す[8.4.3 (2)参照]。
(3) 線の色(レコード内の位置 1114) 図形要素の輪郭線及び線の描画色を指定する欄とし,色指標
を表す4けたの正整数で表す[8.4.3 (3)参照]。
(4) マーカ種(レコード内の位置 1516) マーカの種類を指定する欄とし,整数“1”“5”で表す
[8.4.3 (4)参照]。
(5) マーカ寸法(レコード内の位置 1724) マーカの大きさを指定する欄とし,仮想装置座標領域の
単位によって8けたの正整数で表す[8.4.3 (5)参照]。
(6) マーカ色(レコード内の位置 2528) マーカ列のマーカの描画色を指定する欄とし,色指標を表
す4けたの正整数で表す[8.4.3 (6)参照]。
(7) 文字列精度(レコード内の位置29) 文字列を配置する際の精度を指定する欄とし,精度のレベルを
表す数字“0”,“1”又は“2”のいずれかで表す[8.4.3 (7)参照]。
(8) 文字幅比(レコード内の位置 3037) 文字の高さに対する文字幅の比率を指定する欄とし,文字
の高さを1.0としたときの値を8けたの正の実数で表す[8.4.3 (8)参照]。
(9) 文字間隔(レコード内の位置 3845) 隣接する文字枠間の距離を指定する欄とし,文字の高さを
――――― [JIS X 4003 pdf 30] ―――――
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JIS X 4003:1989の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.040 : 文字セット及び符号化
JIS X 4003:1989の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0201:1997
- 7ビット及び8ビットの情報交換用符号化文字集合
- JISX0202:1998
- 情報技術―文字符号の構造及び拡張法
- JISX0208:1997
- 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合
- JISX0603:2000
- 情報交換用フレキシブルディスクカートリッジのラベル及びファイル構成
- JISX4002:1987
- 日本語文書交換用ファイル仕様(事務用グラフ)