24
X 6255 : 2019 (ISO/IEC 29121 : 2018)
附属書H
(参考)
BDレコーダブルディスク及びBD書換形ディスクの最大RSERの基準
JIS X 6256は,BDレコーダブルディスク及びBD書換形ディスクの加速ストレス試験における故障時間
を評価する最大RSERの値として10−3を採用している。BDレコーダブルディスク及びBD書換形ディス
クのためのECCは十分強力であり,かつ,DVD-Rディスク,DVD-RWディスク,DVD-RAMディスク,
+Rディスク及び+RWディスクのECCがRSER 10−3で示すエラー訂正能力を上回る訂正能力をもっている。
同じ10−3の最大RSERの値をBDレコーダブルディスク及びBD書換形ディスクの最大データエラーのレ
ベル3及びレベル6基準値として採用している。
RSERは40バイト以上の長さのバーストエラーを除外している。しかし,40バイトより短いバーストに
まだ影響を受けている。
RSERが予想以上に増加した場合(特にディスクの外周近辺で),ほこり又は指紋を拭き取りRSERを再
測定することが推奨される。附属書I参照。
――――― [JIS X 6255 pdf 26] ―――――
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X 6255 : 2019 (ISO/IEC 29121 : 2018)
附属書I
(参考)
欠陥の取扱いのガイドライン
ディスクを測定する場合,ディスクを手で取り扱うのは避けられない。欠陥を生じさせないために,デ
ィスクの表面に指紋を付けないように注意をするのが重要であり,特に最初のデータを記録する際は注意
が必要である。
引っかききずのように取り去れない欠陥が見つかった場合,ディスクに記録したデータが将来訂正不能
にならないことを確認するために,可能ならばバーストエラーの検査をすることが推奨される。
市販のドライブでそれらのディスクのバーストエラーの検査をするのが難しい可能性がある場合,業務
用のディスク検査機を必要に応じて準備してもよい。
長期保存用の各光ディスクの欠陥の規定の値の基本的な考え方として,欠陥の規定の値は,エラー訂正
能力の限界値ではなく,ディスクが工場出荷後に実際に使用される際に追加となる,引っかききず,ほこ
り,指紋などの欠陥に対しての訂正能力の余地を残したディスクの工場出荷時に要求される規定値である。
したがって,データの回復能力を検査するための限界値は,ディスク規格の規定値よりも大きく2倍未満
に設定することが望ましい。
a) 初期性能試験の場合,バーストエラーが次のレベルを超える場合,データを新しいディスクに再記録
することが推奨される。
1) VD-Rディスク,DVD-RWディスク,DVD-RAMディスク,+Rディスク及び+RWディスク
30 μmを超える長さの欠陥を全て加算した長さが400 μmを超える,又は欠陥の数が8を超える場合
2) D-Rディスク及びCD-RWディスク
連続した訂正不能フレームの数が10を超える場合
3) Dレコーダブルディスク及びBD書換形ディスク
40バイト以上の長さのバーストエラーの数が10を超える,又はこれらのバーストエラーの長さを
足したものが800バイトを超える場合
b) 定期性能試験の場合,バーストエラーが次のレベルを超える場合,ディスクに記録したデータをでき
るだけ早く他の新しいディスクに複製することが推奨される。
1) VD-Rディスク,DVD-RWディスク,DVD-RAMディスク,+Rディスク及び+RWディスク
30 μmを超える長さの欠陥を全て加算した長さが600 μmを超える,又は欠陥の数が12を超える場
合
2) D-Rディスク及びCD-RWディスク
連続した訂正不能フレームの数が14を超える場合
3) Dレコーダブルディスク及びBD書換形ディスク
40バイト以上の長さのバーストエラーの数が16を超える,又はこれらのバーストエラーの長さを
足したものが1 200バイトを超える場合
データ保存システムが欠陥管理機能をもっている場合,欠陥領域に記録したデータを同じディスクの欠
陥管理用に予備としている領域に再記録又は複製してもよい。
――――― [JIS X 6255 pdf 27] ―――――
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X 6255 : 2019 (ISO/IEC 29121 : 2018)
参考文献
[1] JIS X 6241 120 mm DVD−再生専用ディスク
注記 原国際規格では,ISO/IEC 16448,Information technology−120 mm DVD−Read-only diskを記
載している。
[2] JIS X 6242 80 mm DVD−再生専用ディスク
注記 原国際規格では,ISO/IEC 16449,Information technology−80 mm DVD−Read-only diskを記載
している。
[3] JIS X 6256:2019 情報交換及び保存用のデジタル記録媒体−長期データ保存用光ディスク媒体の寿命
推定のための試験方法
注記 対応国際規格 : ISO/IEC 16963:2017,Information technology−Digitally recorded media for
information interchange and storage−Test method for the estimation of lifetime of optical disks for
long-term data storage
[4] JIS X 6281 120 mm再生専用形光ディスク(CD-ROM)
注記 原国際規格では,ISO/IEC 10149,Information technology−Data interchange on read-only 120 mm
optical data disks (CD-ROM) を記載している。
[5] ISO/IEC 10995,Information technology−Digitally recorded media for information interchange and storage−
Test method for the estimation of the archival lifetime of optical media
[6] ISO 23868,Document management−Monitoring and verification of information stored on 130 mm optical
media
[7] ECMA-413,Data Migration Method for BD Recordable and BD Rewritable Disks
JIS X 6255:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 29121:2018(IDT)
JIS X 6255:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS X 6255:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX6232:2017
- 情報の交換及び蓄積用のデジタル記録媒体―120mm単層(25ギガバイト/ディスク)及び2層(50ギガバイト/ディスク)BD書換形ディスク
- JISX6233:2017
- 情報の交換及び蓄積用のデジタル記録媒体―120mm3層(100ギガバイト/ディスク)BD書換形ディスク
- JISX6246:2005
- 120mm(4.7GB/面)及び80mm(1.46GB/面)DVD―書換形ディスク(DVD-RAM)
- JISX6248:2007
- 80mm(1.46GB/面)及び120mm(4.70GB/面)DVD リレコーダブルディスク(DVD-RW)
- JISX6249:2009
- 80mm(1.46GB/面)及び120mm(4.70GB/面)DVDレコーダブルディスク(DVD-R)
- JISX6250:2009
- 120mm(4.7GB/面)及び80mm(1.46GB/面)+RWフォーマット光ディスク(4倍速まで)
- JISX6251:2009
- 120mm(4.7GB/面)及び80mm(1.46GB/面)+Rフォーマット光ディスク(16倍速まで)
- JISX6252:2011
- 120mm(8.54Gbytes/面)及び80mm(2.66Gbytes/面)2層DVDレコーダブルディスク(DVD-R for DL)
- JISX6282:2009
- 情報交換用120mm追記形光ディスク(CD-R)
- JISX6283:2009
- 情報交換用120mmリライタブル光ディスク(CD-RW)