この規格ページの目次
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Z 2355-2 : 2016
附属書JA
(規定)
超音波厚さ測定用対比試験片(RB-T)
JA.1 材料
JIS G 3103のSB410又はJIS G 3106のSM490Cで,焼ならしを行ったものとするが,同等の音響特性を
もつJIS G 3106の圧延鋼材などを用いてもよい。
なお,鋼以外の材料の厚さ測定を行う場合は,測定を行う材料と同等の材料を用いる。
JA.2 形状及び寸法
対比試験片の形状及び寸法は,次による。
a) 厚さの系列 2.0 mm,1.5 mm,1.0 mm及び0.8 mmとする。
なお,厚さの許容差は,±0.05 mm以内とする。
b) 面積 それぞれの厚さごとに20 mm×20 mm以上とする。
c) 表面仕上げ 表面の粗さは,両面ともRz 6.3とする。
d) 形状・寸法 形状・寸法の一例を,図JA.1に示す。
単位 mm
図JA.1−RB-Tの形状・寸法例
――――― [JIS Z 2355-2 pdf 16] ―――――
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Z 2355-2 : 2016
附属書JB
(規定)
超音波厚さ測定用対比試験片(RB-I)
JB.1 材料
材料は,JIS G 3103のSB410又はJIS G 3106のSM490Cで,焼ならしを行ったものとする。
JB.2 形状及び寸法
対比試験片の形状及び寸法は,次による。
JB.2.1 寸法
対比試験片RB-Iの形状は円柱とし,寸法は,表JB.1による。
表JB.1−対比試験片RB-Iの寸法
試験片 試験片厚さL 直径D
A LA ≧0.5×L
B LA+0.25×(LE−LA) a) ≧0.5×L
C LA+0.50×(LE−LA) a) ≧0.5×L
D LA+0.75×(LE−LA) a) ≧0.5×L
E LE ≧0.5×L
注記 LA<0.1LEの場合,LAの減算は省略してもよい。
注a) A(最小厚さ)は試験片Aの厚さ,LE(最大厚さ)
は試験片Eの厚さ。
円柱の直径Dは,探触子表面対角寸法の3倍以上とし,試験片B,C及びDの規定厚さLは,±10 %の
範囲で変更してもよい。また,試験片測定面の厚さ許容差は,3×10−4×L以下とする。試験片中央部にお
いて,試験片厚さは10−4×Lの精度で測定する。試験片には,試験片厚さL及び識別番号を刻印しなけれ
ばならない。
JB.2.2 表面仕上げ
測定表面粗さは,Ra 0.8に加工されていなければならない。
なお,試験片表面に,試験片厚さの0.5 %以下の厚さのクロムめっき又はニッケルめっきを行ってもよ
い。
JB.2.3 形状・寸法
形状・寸法の一例を,図JB.1に示す。
――――― [JIS Z 2355-2 pdf 17] ―――――
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Z 2355-2 : 2016
図JB.1−RB-Iの形状・寸法例
――――― [JIS Z 2355-2 pdf 18] ―――――
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Z 2355-2 : 2016
Z2
3
附属書JC
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(参考)
5-
2 : 2
JISと対応国際規格との対比表
016
ISO 16831:2012,Non-destructive testing−Ultrasonic testing−Characterization and
JIS Z 2355-2:2016 非破壊試験−超音波厚さ測定−第2部 : 厚さ計の性能測定方
法 verification of ultrasonic thickness measuring equipment
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差異の理
国際 ごとの評価及びその内容 由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 超音波探傷器を適 1 EN 12688で規定される 変更 EN 12688で規定される装置を 国内で運用するため変更した。
用範囲に含める。 装置が適用される。 超音波探傷器に変更した。
2 引用規格
3 用語及び 供給者 3 ISO 5577及びEN 1330-4 追加 用語の説明を追記した。 内容補足のため追加した。
定義 の用語及び定義
4 一般的要 b) この規格に適合 4 b)適合宣言書,証明書,変更 b) SO 9001に従って認証され 国内の実態に合わせるため変更した。こ
求事項 する試験報告書に 試験報告書について規 た組織が発行する適合宣言,又れらの品質保証システムを取り込むこ
ついて規定 定。 はISO/IEC 17050-1,ISO/IEC とは今後の課題である。
17050-2に従って認定された組
織が発行した証明書の規定を
変更した。
5 超音波厚 5.1 一般 5.1 超音波厚さ測定装置の製追加 仕様が対応している範囲内で,国内の実態に合わせるため追記した。
さ計仕様 造業者仕様について,最 とした。また,測定値は鋼に対
低限必要とする項目を規 しての値に限定した。
定している。性能試験で
得られる値は,限界を示
す公称値として扱う。
5.2 d) 探触子コネク 5.2 d) ) 探触子コネクタタイ 変更 専用探触子の場合は省略可と 専用探触子を使用する場合は,誤接続の
タ種別 プ した。 おそれはないため。
5.2 g) 電池動作時間 5.2 g) バッテリー電圧低下で超変更 その際の動作条件の表記が規 試験条件(測定サイクル及び温度条件)
音波機器の性能が仕様外 定されていない。 によって電池の動作時間が変動するた
となったときの表示の形 め,これを記録するとした。
式としている。
――――― [JIS Z 2355-2 pdf 19] ―――――
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Z 2355-2 : 2016
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差異の理
国際 ごとの評価及びその内容 由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
5 超音波厚 5.2 l) 測定誤差 5.2 l) ) 精度及び分解能 変更 精度を測定誤差に変更し,分解国内の実態に合わせ測定誤差に変更し
さ計仕様 能を削除した。 た。また,分解能を確認することは困難
(続き) 使用する探触子の形式及び試 であるため削除した。
験片の音速を併記するとした。
5.6 a) 音速設定範囲 − 追加 音速設定範囲を追加した。 超音波厚さ計として音速設定は基本機
能の一つであるため。
5.6 b) ゼロ点調整機 − 追加 ゼロ点調整機能の有無を追加 超音波厚さ計としてゼロ点調整は基本
能の有無 した。 機能の一つであるため。
5.6 c) 表示更新回数 5.6 e) 表示応答時間 変更 表示応答時間を表示更新回数 単位時間当たりの表示更新回数とする
に変更した。 方が適切であるため。
5.6 d) 測定分解能 − 追加 音速設定範囲を追加した。 超音波厚さ計として測定分解能は基本
(mm) 機能の一つであるため。
− 5.6 サンプリング周波数,パ削除 これらの項目は削除した。 これらの内部処理方法はメーカ各社に
ルス繰り返し周波数,信 よって異なる点,直ちに厚さ計の性能を
号処理アルゴリズムの原 表す項目ではない点を考慮した。
理を規定。
6 試験片 6.1 試験片の鋼種をEN規格 変更 本体及び附属書JAで規定され 国内の実態に合わせ旧JIS Z 2355で規
を引用して規定し,音速, た試験片に変更し,厚さが既知定された試験片に変更した。また,この
表面粗さ,寸法,形状を の試験片を追加した。 規格で規定する試験片の詳細は附属書
規定。 記載とした。
7 超音波厚 7.1 試験区分1 7 Group 1として規定 変更 7.1として項目立てをした。抜 分かりやすい構成に変更した。抜取り試
さ計の性能 抜取り試験として規定 取り試験を削除した。 験と限定する必要がないため。
確認試験区 7.2 試験区分2 7 Group 2として規定 変更 7.2として項目立てをした。検 分かりやすい構成に変更した。国内の実
分 全数試験として規定 収前試験を出荷前検査,性能維態に合わせるため変更した。
持の確認を定期点検,修理後試
験を特別点検に名称変更した。
Z2
7.3 試験区分3 7 Group 3として規定 変更 7.3として項目立てをした。 分かりやすい構成に変更した。国内の実
3
作業の開始時,完了時に 日常点検とした。 態に合わせるため変更した。
55-
行う。
2 : 2016
3
――――― [JIS Z 2355-2 pdf 20] ―――――
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JIS Z 2355-2:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 16831:2012(MOD)
JIS Z 2355-2:2016の国際規格 ICS 分類一覧
JIS Z 2355-2:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0801:2008
- 圧力容器用鋼板の超音波探傷検査方法
- JISG3103:2019
- ボイラ及び圧力容器用炭素鋼及びモリブデン鋼鋼板
- JISG3106:2015
- 溶接構造用圧延鋼材
- JISG3106:2020
- 溶接構造用圧延鋼材
- JISZ2300:2009
- 非破壊試験用語
- JISZ2300:2020
- 非破壊試験用語
- JISZ2345:2000
- 超音波探傷試験用標準試験片
- JISZ2350:2002
- 超音波探触子の性能測定方法
- JISZ2351:2011
- 超音波探傷器の電気的性能測定方法
- JISZ2355-1:2016
- 非破壊試験―超音波厚さ測定―第1部:測定方法