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JIS G 0801:2008 規格概要
この規格 G0801は、原子炉,ボイラ,圧力容器などに使用する厚さ6mm以上,300mm以下の炭素鋼又は合金鋼(ステンレス鋼を除く。)の鋼板に対する自動又は手動による超音波探傷検査方法について規定。
JISG0801 規格全文情報
- 規格番号
- JIS G0801
- 規格名称
- 圧力容器用鋼板の超音波探傷検査方法
- 規格名称英語訳
- Ultrasonic testing of steel plates for pressure vessels
- 制定年月日
- 1974年11月1日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 17577:2006(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 77.040.20, 77.140.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 鉄鋼 I 2021, 鉄鋼 II 2021, 非破壊検査 2020
- 改訂:履歴
- 1974-11-01 制定日, 1978-01-01 確認日, 1983-02-01 確認日, 1988-10-01 確認日, 1993-06-01 改正日, 1998-11-20 確認日, 2004-03-20 確認日, 2008-11-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS G 0801:2008 PDF [22]
G 0801 : 2008
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 探傷方式・・・・[2]
- 5 検査技術者・・・・[2]
- 6 探傷装置・・・・[2]
- 6.1 探傷装置の構成・・・・[2]
- 6.2 探傷器・・・・[2]
- 6.3 探触子・・・・[3]
- 6.4 鋼板送り装置,探触子追従装置,データ処理装置,自動警報装置,マーキング装置及び記録装置・・・・[4]
- 6.5 試験片・・・・[4]
- 7 探傷方法・・・・[5]
- 7.1 探傷形式・・・・[5]
- 7.2 探傷時期・・・・[5]
- 7.3 探傷面・・・・[5]
- 7.4 接触媒質・・・・[5]
- 7.5 走査方法・・・・[5]
- 7.6 探傷箇所(走査箇所及び範囲)・・・・[5]
- 8 探傷感度及び使用探触子・・・・[7]
- 8.1 一般事項・・・・[7]
- 8.2 二振動子垂直探触子の探傷感度,使用探触子及び対比線・・・・[7]
- 8.3 垂直探触子の探傷感度,公称周波数及び振動子寸法・・・・[8]
- 9 きずの分類及び評価・・・・[9]
- 9.1 きずの分類及び表示記号・・・・[9]
- 9.2 きずの広がり及び指示長さ・・・・[10]
- 9.3 きずの記録・・・・[10]
- 9.4 評価方法・・・・[11]
- 9.5 判定基準・・・・[12]
- 10 溶接補修・・・・[12]
- 11 試験報告書・・・・[12]
- 附属書JA(規定)二振動子垂直探触子用E形対比試験片(RB-E)・・・・[13]
- 附属書JB(規定)二振動子垂直探触子の性能及び表示・・・・[14]
- 附属書JC(規定)厚さ200 mmを超え300 mm以下の超音波探傷検査・・・・[16]
- 附属書JD(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[18]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS G 0801 pdf 1] ―――――
G 0801 : 2008
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本鉄鋼
連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の
審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS G 0801:1993は改正され,
この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS G 0801 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
G 0801 : 2008
圧力容器用鋼板の超音波探傷検査方法
Ultrasonic testing of steel plates for pressure vessels
序文
この規格は,2006年に第1版として発行されたISO 17577を基に,技術的内容を変更して作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JDに示す。
1 適用範囲
この規格は,原子炉,ボイラ,圧力容器などに使用する厚さ6 mm以上,300 mm以下の炭素鋼又は合金
鋼(ただし,ステンレス鋼を除く。)の鋼板に対する自動又は手動による超音波探傷検査方法について規定
する。
なお,この規格に規定する以外の一般事項は,JIS Z 2344による。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 17577:2006,Steel−Ultrasonic testing for steel flat products of thickness equal to or greater than 6
mm (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示
す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0601 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメー
タ
JIS G 0431 鉄鋼製品の非破壊試験技術者の資格及び認証
JIS G 3103 ボイラ及び圧力容器用炭素鋼及びモリブデン鋼鋼板
JIS G 3106 溶接構造用圧延鋼材
JIS G 4304 熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS Z 2300 非破壊試験用語
JIS Z 2305 非破壊試験−技術者の資格及び認証
JIS Z 2344 金属材料のパルス反射法による超音波探傷試験方法通則
JIS Z 2345 超音波探傷試験用標準試験片
JIS Z 2352 超音波探傷装置の性能測定方法
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G 0801 : 2008
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 2300によるほか,次による。
3.1
不連続部 (internal discontinuity)
鋼板の板厚内に存在するきず。例えば,平面状のきず,ラミネーション,一層若しくは多層の帯状にな
っている介在物又はクラスタ。
3.2
密集度 (population density)
規定された鋼板内部の単位面積又は四周辺及び開先予定線の単位長さに対する,規定された最小サイズ
より大きく,最大サイズより小さい内部の不連続部の数。
注記 鋼板内部とは,鋼板の四周辺及び開先予定線を除いた部分をいう。
3.3
手動探傷 (manual testing)
鋼板表面上を適切なパターンで超音波探触子を手動で走査し,直接目視によるか,又はアラーム付きの
装置を使って,Aスコープ表示上に示される信号を評価する探傷。
3.4
自動探傷 (automatic testing)
鋼板表面上を適切なパターンで超音波探触子を機械的に自動で走査し,更に電気的方法で信号を評価し
ながら行う探傷。
3.5
二振動子垂直探触子用E形対比試験片(RB-E) (type E reference block for double crystal probe)
二振動子垂直探触子の距離振幅特性を調べる試験片。感度設定にも用いられる。
4 探傷方式
探傷方式は,垂直法によるパルス反射法とする。
5 検査技術者
鋼板の超音波探傷検査に従事する技術者は,超音波探傷試験に関する基礎技術を修得し,検査の対象と
なる鋼板の性質及びその検査方法について十分な知識と経験をもつ者でなければならない。
なお,受渡当事者間の協定によって,JIS G 0431,JIS Z 2305又はこれらと同等な規格を適用してもよ
い。
6 探傷装置
6.1 探傷装置の構成
自動探傷装置は,自動探傷器,探触子,鋼板送り装置,探触子追従装置,自動警報装置,記録装置など
で構成する。手動探傷装置は主として手動探傷器及び探触子で構成する。
6.2 探傷器
6.2.1 一般的機能
探傷器に要求される一般的機能は,次による。
a) 時間軸の調整が可能で,かつ,探傷感度がデシベル単位で調整できるものとする。
――――― [JIS G 0801 pdf 4] ―――――
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G 0801 : 2008
b) 使用する探触子の周波数に対応できるものとする。
c) 送信波の繰返し周波数は,走査速度に対し十分に対応できるものとする。
d) 不連続部の信号を探傷ゲート機能によって適正に検出でき,かつ,その信号を探傷器の表示器又は記
録装置に出力できるものとする。
6.2.2 自動探傷器
自動探傷器の増幅直線性及び距離振幅補償機能は,次による。
なお,空調した室内に設置した自動探傷器は,少なくとも3年に1回,その他の自動探傷器は,少なく
とも1年に1回定期点検を行う。
a) 増幅直線性 増幅直線性は,附属書JAの二振動子垂直探触子用E形対比試験片の第1回底面エコー,
又は電気的疑似信号を適度のレベルに設定し,その設定レベルから−6 dB,−12 dB及び−18 dBの各
線で測定し,理論値を基準とし,理論値と測定値との偏差のうち,正の最大値と負の最大値の絶対値
との和が,2.5 dB以下でなければならない。
なお,Aスコープ表示をもつ自動探傷器の増幅直線性は,6.2.3 a)による。
b) 距離振幅補償機能 距離振幅補償機能をもつ探傷器では,使用する最大厚さでの補償後の底面エコー
高さが距離振幅特性曲線における最大エコー高さより−6 dB以内にしなければならない。
6.2.3 手動探傷器
手動探傷器のAスコープ表示は,ピークエコーが鋭く,かつ,明確に表示できるものとし,少なくとも
1年に1回,JIS Z 2352の5.(定期点検)によって定期点検を行う。増幅直線性,遠距離分解能及び探傷
器の不感帯は,次の性能をもつものとする。
a) 増幅直線性 探傷器の増幅直線性は,使用する公称周波数においてJIS Z 2352の4.1(増幅直線性)
によって測定し,正の最大偏差 (+h) と負の最大偏差 (−h) との絶対値の和が6 %以下でなければ
ならない。
b) 遠距離分解能 探傷器の遠距離分解能は,RB-RA形対比試験片を用いて,表1の公称周波数に応じ
JIS Z 2352の4.4(垂直探傷の遠距離分解能)に従って測定したとき,表1の値でなければならない。
表1−遠距離分解能
公称周波数 遠距離分解能
MHz mm
2 9以下
5 7以下
c) 不感帯 探傷器の不感帯は,5 MHzの場合は10 mm以下,2 MHzの場合は15 mm以下とし,その測
定は次による。
1) 時間軸の測定範囲を50 mmに調整し,JIS Z 2345のSTB-N1を探傷して,その標準穴のエコー高さ
を目盛の20 %に調整する。
2) 次に,感度を14 dB高め,目盛の0点から送信パルスが最後に20 %となる点までの長さを鋼中距
離で読み取り,これを不感帯とする。
6.3 探触子
探触子は,次による。
a) 探触子の種類は,鋼板の厚さに応じて,表2による。
――――― [JIS G 0801 pdf 5] ―――――
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JIS G 0801:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 17577:2006(MOD)
JIS G 0801:2008の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 0801:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISG0431:2009
- 鉄鋼製品の雇用主による非破壊試験技術者の資格付与
- JISG0431:2021
- 鉄鋼製品の雇用主による非破壊試験技術者の資格付与
- JISG3103:2019
- ボイラ及び圧力容器用炭素鋼及びモリブデン鋼鋼板
- JISG3106:2015
- 溶接構造用圧延鋼材
- JISG3106:2020
- 溶接構造用圧延鋼材
- JISG4304:2012
- 熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4304:2021
- 熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISZ2300:2009
- 非破壊試験用語
- JISZ2300:2020
- 非破壊試験用語
- JISZ2305:2013
- 非破壊試験技術者の資格及び認証
- JISZ2344:1993
- 金属材料のパルス反射法による超音波探傷試験方法通則
- JISZ2345:2000
- 超音波探傷試験用標準試験片
- JISZ2352:2010
- 超音波探傷装置の性能測定方法