JIS Z 2384:2019 大気腐食モニタリングセンサ

JIS Z 2384:2019 規格概要

この規格 Z2384は、金属材料に対する大気環境の腐食性を評価するモニタリングセンサのうち,積層型ガルバニック対を利用したACM(Atmospheric Corrosion Monitor)型腐食モニタリングセンサについて規定。

JISZ2384 規格全文情報

規格番号
JIS Z2384 
規格名称
大気腐食モニタリングセンサ
規格名称英語訳
Atmospheric corrosion monitoring sensor
制定年月日
2019年9月20日
最新改正日
2019年9月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

13.040.20, 77.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2019-09-20 制定
ページ
JIS Z 2384:2019 PDF [10]
                                                                                   Z 2384 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 構成・・・・[2]
  •  5 測定の原理・・・・[2]
  •  6 ACMセンサの製造・・・・[2]
  •  7 性能・・・・[3]
  •  7.1 出力電流・・・・[3]
  •  7.2 絶縁抵抗・・・・[3]
  •  7.3 表面抵抗・・・・[3]
  •  8 寸法・・・・[3]
  •  9 外観・・・・[4]
  •  10 材料・・・・[5]
  •  10.1 基板・・・・[5]
  •  10.2 絶縁ペースト・・・・[5]
  •  10.3 導電ペースト・・・・[5]
  •  10.4 電流測定用端子接続部・・・・[5]
  •  11 試薬及び試験溶液・・・・[5]
  •  12 測定器具・・・・[5]
  •  13 試験方法・・・・[6]
  •  13.1 一般・・・・[6]
  •  13.2 寸法・・・・[6]
  •  13.3 外観・・・・[6]
  •  13.4 出力電流・・・・[7]
  •  13.5 絶縁抵抗・・・・[7]
  •  13.6 表面抵抗・・・・[7]
  •  14 検査・・・・[7]
  •  15 包装・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 2384 pdf 1] ―――――

Z 2384 : 2019

まえがき

  この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人腐食防食学会(JSCE)及び一
般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出があり,
日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
注記 工業標準化法に基づき行われた申出,日本工業標準調査会の審議等の手続は,不正競争防止法
等の一部を改正する法律附則第9条により,産業標準化法第12条第1項の申出,日本産業標準
調査会の審議等の手続を経たものとみなされる。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 2384 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
Z 2384 : 2019

大気腐食モニタリングセンサ

Atmospheric corrosion monitoring sensor

1 適用範囲

  この規格は,金属材料に対する大気環境の腐食性を評価するモニタリングセンサのうち,積層型ガルバ
ニック対を利用したACM(Atmospheric Corrosion Monitor)型腐食モニタリングセンサ(以下,ACMセン
サという。)について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7254 顕微鏡−倍率
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS C 1202 回路計
JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯
JIS G 3302 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JIS H 3100 銅及び銅合金の板及び条
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS Z 0103 防せい防食用語
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 0103によるほか,次による。
3.1
積層型ガルバニック対
異種金属接触腐食を構成する2種類の金属材料(ガルバニック対)の間に絶縁層を介して,積層構造と
したもの。
3.2
無抵抗電流計
±入力端子間の電位差がゼロ,すなわち,両端子間の抵抗がゼロとみなせる電流計で,異種金属接触腐
食解析の際に,異種金属間に流れる微小電流(ガルバニック電流)を測定するために用いられる電気化学
測定装置。

――――― [JIS Z 2384 pdf 3] ―――――

2
Z 2384 : 2019

4 構成

  ACMセンサの構成は,次による(図1参照)。
a) 基板
b) 絶縁層
c) 導電層
d) 電流測定用端子接続部
接続部1 : 基板側
接続部2 : 導電層側
e) センサ部
図1の中央部円形の部分(以下,センサ部という。)がセンサとして機能する構造とする。センサ部は,
基板,絶縁層及び導電層からなる三層構造の部分(図1の中央白部)と,基板単層の部分(図1の中央斜
線部)とが交互にかつ平行に配列する構造とする。また,センサ部の基板単層部分の面積は,センサ部全
体の面積の50.0 %±5.0 %とする。
a) センサの平面図
b) センサ部の断面図
図1−ACMセンサの構成要素

5 測定の原理

  箇条4に規定するセンサを大気中に暴露すると,降雨及び結露によって生成される薄い水膜がセンサ部
の基板と導電層との間に形成される。このとき,異種金属接触腐食によって,基板を構成する金属と導電
層との間に微小なガルバニック電流が流れる。この電流は,基板金属の腐食速度と良い相関関係があるた
め,この電流の値を測定すると大気環境の腐食性をモニタリングすることが可能となる。

6 ACMセンサの製造

  ACMセンサの製造は,次の工程による。

――――― [JIS Z 2384 pdf 4] ―――――

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Z 2384 : 2019
a) 基板の表面を十分に脱脂する。
b) 基板(第一層)上に絶縁ペースト(第二層)を印刷し,焼成炉で硬化させる。
c) 絶縁ペーストのパターンの上に,導電ペースト(第三層)を印刷し,ペースト表面に電流測定用端子
接続部2を貼付後,焼成炉で硬化させる。
手順c) において,1回の焼成硬化工程で製造するACMセンサの一群を,“1ロット”とする。

7 性能

7.1 出力電流

  ACMセンサの基板と導電層との間の出力電流の値は,13.4に規定する試験を行い,表1を満たさなけ
ればならない。
表1−ACMセンサの出力電流
単位 μA
センサ識別記号 基板a) 出力電流
A 冷間圧延鋼板 ≧80
B 亜鉛めっき鋼板 ≧600
注a) 10.1による。

7.2 絶縁抵抗

  ACMセンサの基板と導電層との間の絶縁抵抗は,13.5に規定する試験を行い,10.0 MΩ以上でなければ
ならない。

7.3 表面抵抗

  ACMセンサの導電層の表面抵抗は,13.6に規定する試験を行い,10.0 Ω以下でなければならない。

8 寸法

  箇条6によって作製したACMセンサの寸法は,13.2に規定する測定を行い,表2を満たさなればなら
ない。

――――― [JIS Z 2384 pdf 5] ―――――

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JIS Z 2384:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 2384:2019の関連規格と引用規格一覧