JIS Z 3062:2014 鉄筋コンクリート用異形棒鋼ガス圧接部の超音波探傷試験方法及び判定基準 | ページ 3

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表B.2−専用探傷器の性能
項目 性能
感度余裕値a) 10 dB以上
パルス繰返し周波数 120 Hz以上
呼び名ごとのゲート 呼び名 起点b) 幅b)
の起点及び幅
D16 c) 15 14
D19 18 14
D22 20 14
D25 22 14
D29 26 20
D32 27 20
D35 30 20
D38 31 20
D41 34 28
D51 42 28
電源電圧変動d) 受信パルスのレベル判定機能
による安定性 ±1 dB以内
周囲温度変動e) 受信パルスのレベル判定機能
による安定性 ±2 dB以内/10 ℃
注a) .3.1 b) による。
b) 起点の許容範囲は±20 %以内とし,幅は表示値以上を許容
範囲とする。
c) 16に適用しない専用探傷器には,D16を選択する機能を
具備する必要はない。
d) 使用電圧範囲内とする。
e) 045 ℃とする。

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附属書C
(規定)
探触子の性能
C.1 一般
この附属書は,探触子の性能について規定する。
C.2 形式
斜角探触子とする。
C.3 性能
性能は,汎用探傷器に接続して測定したとき,表C.1による。
表C.1−探触子の性能
項目 性能 測定方法及び内容の説明
振動子の公称寸法 5 mm×5 mm −
試験周波数 5±1 MHz JIS Z 2345に規定する標準試験片(A3形系STB)及
び附属書Eの対比試験片(RB-PW)のR50のエコー
を使用し,JIS Z 2350によって中心周波数を測定す
る。
接近限界長さ 10 mm以下 探触子の先端から入射点までの距離で,標準試験片
(A3形系STB)及び対比試験片(RB-PW)のR50
の面を用いて測定する。
屈折角 70±2° 標準試験片(A3形系STB)及び対比試験片(RB-PW)
の直径8 mmの横穴を用いて測定する。
感度(Sr) 30 dB以上 Sr=S1−S2
ここに,
S1 : 探触子を探傷器に接続しない状態で,ゲート内の
雑音レベルが表示器目盛の10 %となるように調
整したときのゲイン調整器の調度。ただし,探傷
器の感度を最大としてもゲート内の雑音レベル
が表示器目盛の10 %未満の場合は,そのときの
ゲイン調整器の調度
S2 : 対比試験片(RB-PW)の直径8 mmの横穴のエコ
ー高さが表示器目盛の50 %となるように調整し
たときのゲイン調整器の調度
接触面の長さ 12±2 mm −
接触面の形状 − 接触面は,平板状又は曲面状のいずれかとする。
探触子ケーブルの長さ 2 m以下 −
C.4 表示
表示は,超音波の入射方向を示すマーク,入射点を測定するための目盛,製造業者名(又は略号)及び
製造番号(又は識別番号)とする。

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附属書D
(規定)
専用探傷器の点検方法
D.1 一般
この附属書は,専用探傷器及び探触子の性能確認のための点検及びその結果の表示方法について規定す
る。
D.2 目視点検
性能点検に先立ち,探傷器本体の損傷の有無,探触子のくさび表面の損傷の有無,くさびの片減りの有
無,探触子ケーブルの異常の有無及び接栓の異常の有無を目視で点検する。
D.3 性能点検
D.3.1 感度及び屈折角の点検
感度及び屈折角の点検は,次による。
a) 感度及び屈折角の点検に使用する試験片は,附属書Eの対比試験片(RB-PW)とする。
b) 点検方法は,次による。
1) 探傷器のゲートの設定を呼び名“D41”に設定する。
2) 図D.1に示すように,それぞれの探触子を対比試験片の所定の位置に配置する。
図D.1−探触子の配置
3) 探触子 (A) の製造業者出荷時の入射点を対比試験片の屈折角目盛の“70°”に合わせて固定する。
一方の探触子 (B) を前後走査し,探傷器の警報ランプ,バー表示,音などによって透過パルスが最
大となるように固定し,探触子 (B) の製造業者出荷時の入射点を用いて屈折角目盛を読み,この値
を探触子の屈折角とする。
4) 屈折角を測定した状態のままで,ゲイン調整器の値を読む。この値とゲイン調整器の最高感度の値
との差を求め,この差の絶対値を感度余裕とする。ただし,ゲイン調整器を最高感度とし,探触子
を対比試験片から離したときに,警報が出ないことを確認する。警報が出る場合には,ゲイン調整

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器によって警報が出ないところまで感度を低くし,その値をゲイン調整器の最高感度として感度余
裕を求める。
5) 感度余裕及び屈折角が次の範囲にあることを確認する。
5.1) 感度余裕 10 dB以上
5.2) 探触子の屈折角の許容範囲 ±2°以内
D.3.2 ゲート設定機能の点検
ゲート設定機能の点検は,オシロスコープなどの電子測定器を用いて行い,呼び名ごとのゲートの起点
及び幅が表B.2の範囲であることを確認する。ゲートの起点時間は,送信パルスの立ち上がりとゲート起
点間の時間を測定する。ゲートの幅時間は,ゲート起点とゲート終点との間の時間を測定する。表示器な
どによるゲート表示機能を備えた機器においては,ゲートの起点と幅とを表示器などから読み取ってもよ
い。
D.4 点検結果の記録
点検結果の記録は,次による。
a) 点検の年月日
b) 点検者の氏名
c) 点検の結果
1) 感度余裕
2) 探触子の屈折角
3) ゲートの設定機能
4) その他の事項

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附属書E
(規定)
対比試験片
E.1 一般
この附属書は,斜角探触子の性能測定及び専用探傷器の性能点検のために使用する対比試験片(RB-PW)
について規定する。
E.2 材料
材料は,JIS G 3106に規定するSM400A,SM400B,SM400C,SM490A,SM490B,SM490C,SM490YA,
SM490YB又は中程度の炭素含有率の機械構造用炭素鋼材で焼きならし若しくは焼入焼戻しを行ったもの
で,かつ,次の超音波探傷試験に合格したものとする。
a) 超音波探傷試験の条件 超音波探傷試験の条件は,次による。
1) 探触子の種類 二振動子垂直探触子
2) 距離振幅特性 JIS G 0801の附属書JB(二振動子垂直探触子の性能及び表示)に規定する特性とす
る。
3) 探傷感度 JIS Z 2345に規定するSTB-N1の標準穴からのエコーを50 %に設定した後,感度を18 dB
高める。
4) 探傷の範囲 超音波ビーム(−3 dB)の幅で全面探傷とする。
5) 探傷面 裏面及び表面とする。
b) 判定基準 a) の探傷試験で,エコー高さが50 %を超えるきずエコーがないものとする。
E.3 形状及び寸法
対比試験片(RB-PW)の形状及び寸法は,図E.1による。目盛線の太さは0.3 mm,目盛線の深さは0.3 mm
及び文字の大きさは3 mmとする。
なお,探傷面の表面仕上げは,表面粗さがJIS Z 2345に規定するSTB-A3形系標準試験片と同等とする。

――――― [JIS Z 3062 pdf 15] ―――――

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