この規格ページの目次
JIS Z 3950:2021 規格概要
この規格 Z3950は、溶接及び関連作業を行う人(作業者)の呼吸域及び作業環境における浮遊粉じんのサンプリング方法並びに粉じん質量濃度測定方法について規定。
JISZ3950 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z3950
- 規格名称
- 溶接作業環境における浮遊粉じん濃度測定方法
- 規格名称英語訳
- Methods of measurement for airborne dust concentration in welding environment
- 制定年月日
- 1975年3月1日
- 最新改正日
- 2021年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 10882-1:2011(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 13.040.30, 13.100, 25.160.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1975-03-01 制定日, 1978-04-01 確認日, 1983-10-01 確認日, 1986-03-25 改正日, 1991-05-01 確認日, 1994-03-01 改正日, 1999-02-20 確認日, 2004-03-20 確認日, 2005-08-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2021-03-22 改正
- ページ
- JIS Z 3950:2021 PDF [20]
Z 3950 : 2021
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 3.1 一般定義・・・・[2]
- 3.2 サンプリングに関する定義・・・・[2]
- 4 粉じん質量濃度測定方法の種類・・・・[3]
- 5 作業環境中の粉じん質量濃度測定・・・・[4]
- 5.1 一般・・・・[4]
- 5.2 吸入性粉じんの質量濃度測定方法・・・・[5]
- 5.3 総粉じんの質量濃度測定方法・・・・[9]
- 6 個人ばく露粉じん質量濃度測定・・・・[10]
- 6.1 一般・・・・[10]
- 6.2 吸入性粉じんの個人ばく露質量濃度測定方法・・・・[10]
- 6.3 総粉じんの個人ばく露質量濃度測定方法・・・・[13]
- 7 試料の化学分析・・・・[14]
- 8 測定結果の記録・・・・[14]
- 附属書JA(規定)測定値のまとめ方・・・・[16]
- 附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[17]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 3950 pdf 1] ―――――
Z 3950 : 2021
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本溶接協会(JWES)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規
格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規
格である。これによって,JIS Z 3950:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 3950 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
Z 3950 : 2021
溶接作業環境における浮遊粉じん濃度測定方法
Methods of measurement for airborne dust concentration in welding environment
序文
この規格は,2011年に第2版として発行されたISO 10882-1を基とし,我が国の溶接作業環境における
浮遊粉じん濃度測定方法と整合させるため,技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,附属書JAは,対応国際規格にはない事項である。また,この規格で側線又は点線の下線を施し
てある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附属
書JBに示す。
1 適用範囲
この規格は,溶接及び関連作業を行う人(作業者)の呼吸域及び作業環境における浮遊粉じんのサンプ
リング方法並びに粉じん質量濃度測定方法について規定する。
注記1 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10882-1:2011,Health and safety in welding and allied processes−Sampling of airborne particles
and gases in the operator's breathing zone−Part 1: Sampling of airborne particles(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こ
とを示す。
注記2 典型的な関連作業としては,熱切断,グラインダ掛け,はつりなどの溶接に関係する作業があ
る。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7551 フロート形面積流量計
JIS K 0083 排ガス中の金属分析方法
JIS Z 3001(規格群)溶接用語
JIS Z 3920 溶接ヒューム分析方法
JIS Z 8813 浮遊粉じん濃度測定方法通則
JIS Z 8814 ロウボリウム エアサンプラ
――――― [JIS Z 3950 pdf 3] ―――――
2
Z 3950 : 2021
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS Z 3001(規格群)による。
3.1 一般定義
3.1.1
化学物質(chemical agent)
単体又は混合物として自然発生する,又は生産,使用若しくは放出される化学元素又は化合物
3.1.2
呼吸域(breathing zone)
作業者が呼吸する顔の周囲の空間
注釈1 技術的に呼吸域は,両耳を結んだ線の真ん中を中心とした,顔の前方に広がった半球(一般的
に半径30 cmとされている。)に一致する。この半球の底面は,両耳を結んだ線,頭頂及び喉頭
で構成される平面である。ただし,呼吸用保護具を用いている場合には,この技術的記述は適
用されない。
3.1.3
ばく露(exposure)
空気中に浮遊する粉じんを吸入する状態
3.1.4
時間加重平均粉じん質量濃度[time-weighted average (TWA) oncentration]
作業時間内にわたって平均した,空気中の粉じんの質量濃度
3.1.5
総粉じん(total airborne particles)
分粒装置を付けずに捕集器の入口において流速50 cm/s80 cm/sで捕集した粉じん
3.1.6
単位作業場所(unit workplace)
当該作業場の区域のうち,労働者の作業中の行動範囲,有害物質の分布の状況などに基づき定められる
作業環境測定のために必要な区域
注釈1 作業環境測定基準(昭和51年4月22日労働省告示第46号)第2条第1項第1号に定義され
ている。
3.2 サンプリングに関する定義
3.2.1
試料空気のサンプリング(air sampling)
粉じん濃度の測定又は分析を行うために作業環境空気の一部を採取する操作
3.2.2
吸入性粉じん
粒径4 μmで50 %分粒する分粒装置を透過する粉じん
――――― [JIS Z 3950 pdf 4] ―――――
3
Z 3950 : 2021
3.2.3
限界値
空気中の粉じんの濃度に対する基準値
注釈1 日本では,作業環境評価基準(昭和63年労働省告示第79号)で定める“管理濃度”及び日本
産業衛生学会が勧告する“許容濃度”,米国では,OSHA(Occupational Safety and Health
Administration,Department of Labor)が定めるPEL(Permissible Exposure Limit)及びACGIH
(American Conference of Governmental Industrial Hygienists)が勧告するTLVs(Threshold Limit
Values)がある。
3.2.4
個人ばく露粉じん質量濃度
呼吸域の時間加重平均粉じん質量濃度
3.2.5
作業環境中の粉じん質量濃度
測定対象の作業場所の単位体積中に浮遊する粉じんの質量
3.2.6
相対沈降径
対象粒子の空気中での挙動が密度1 g/cm3の球形粒子と等価な粒子径
3.2.7
透過率,P
粉じんの分粒装置を透過する割合
3.2.8
等間隔系統抽出方法
単位作業場所において等間隔に,かつ,偏りのないように測定点を抽出する手法
3.2.9
分粒装置
空気中の浮遊粉じんを粗大粉じんと吸入性粉じんとに分離する機器
3.2.10
質量濃度変換係数,K値
相対濃度計を用いて測定した1分間当たりの相対値から質量濃度を求めるために乗ずる数値
4 粉じん質量濃度測定方法の種類
粉じん濃度の測定には,作業環境中の粉じん質量濃度測定及び作業者の個人ばく露粉じん質量濃度測定
があり,それぞれの測定方法の種類は,表1による。
――――― [JIS Z 3950 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS Z 3950:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10882-1:2011(MOD)
JIS Z 3950:2021の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.160 : 溶接,ろう付け及びはんだ付け > 25.160.10 : 溶接工程
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.100 : 職業安全.産業衛生
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.040 : 気質 > 13.040.30 : 作業場所の雰囲気
JIS Z 3950:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7551:1999
- フロート形面積流量計
- JISK0083:2017
- 排ガス中の金属分析方法
- JISZ3920:2011
- 溶接ヒューム分析方法
- JISZ8813:1994
- 浮遊粉じん濃度測定方法通則
- JISZ8814:2012
- ロウボリウム エアサンプラ