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JIS Z 9031:2012 規格概要
この規格 Z9031は、モンテカルロシミュレーションを目的とする一様乱数,正規分布など各種の分布に従う乱数を生成する方法,及びランダム化を行う方法について規定。暗号乱数を規定しない。
JISZ9031 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z9031
- 規格名称
- 乱数生成及びランダム化の手順
- 規格名称英語訳
- Procedure for random number generation and randomization
- 制定年月日
- 1956年5月25日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 28640:2010(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 03.120.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1956-05-25 制定日, 1959-03-20 確認日, 1961-12-01 確認日, 1964-12-01 確認日, 1968-01-01 確認日, 1971-07-01 確認日, 1975-11-01 確認日, 1978-12-01 確認日, 1984-02-01 確認日, 1989-02-01 確認日, 1994-02-01 確認日, 2001-03-20 改正日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2012-04-20 改正日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS Z 9031:2012 PDF [93]
Z 9031 : 2012
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 記号及び数学的演算・・・・[3]
- 4.1 記号・・・・[3]
- 4.2 数学的演算・・・・[3]
- 5 乱数・・・・[4]
- 5.1 一般・・・・[4]
- 5.2 疑似一様乱数・・・・[4]
- 5.3 線形合同法・・・・[5]
- 5.4 M系列法・・・・[6]
- 6 各種の分布に従う乱数の生成・・・・[10]
- 6.1 一般・・・・[10]
- 6.2 標準一様分布・・・・[10]
- 6.3 標準ベータ分布・・・・[11]
- 6.4 三角分布・・・・[12]
- 6.5 標準指数分布・・・・[12]
- 6.6 標準正規分布・・・・[12]
- 6.7 ガンマ分布・・・・[13]
- 6.8 ワイブル分布・・・・[14]
- 6.9 対数正規分布・・・・[15]
- 6.10 ロジスティック分布・・・・[15]
- 6.11 多変量正規分布・・・・[15]
- 6.12 二項分布・・・・[16]
- 6.13 ポアソン分布・・・・[17]
- 6.14 離散一様分布・・・・[17]
- 7 ランダム化の方法・・・・[18]
- 7.1 ランダム化の目的・・・・[18]
- 7.2 有限母集団からの単純ランダムサンプリングの手順・・・・[18]
- 7.3 ランダム割付けの手順・・・・[20]
- 7.4 ランダム化の応用・・・・[21]
- 附属書A(参考)乱数表・・・・[22]
- 附属書B(参考)疑似乱数生成アルゴリズム・・・・[37]
- 附属書JA(参考)乱数の特性及び検定方法・・・・[74]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 9031 pdf 1] ―――――
Z 9031 : 2012
pdf 目次
ページ
- 参考文献・・・・[86]
- 附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[88]
- 解 説・・・・[90]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 9031 pdf 2] ―――――
Z 9031 : 2012
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本規格
協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査
会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS Z 9031:2001は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 3)
――――― [JIS Z 9031 pdf 3] ―――――
Z 9031 : 2012
pdf 目次
白 紙
(pdf 一覧ページ番号 4)
――――― [JIS Z 9031 pdf 4] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 9031 : 2012
乱数生成及びランダム化の手順
Procedure for random number generation and randomization
序文
この規格は,2010年に第1版として発行されたISO 28640を基に,対応する部分については対応国際規
格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定され
ていない規定項目を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
この規格は,ユーザにとって真の乱数列とみなすことができるような数値の系列を生成する典型的なア
ルゴリズムを規定する。
今日,ほとんどの統計家,科学者,及び技術者は大規模なコンピュータシミュレーションを実行する処
理能力をもつコンピュータを利用できるようになってきたが,これは理論的に妥当な疑似乱数の生成に基
づいていることが重要になってきた。この規格は,ランダム化が必要とされる状況で,正しく,かつ,効
率的にランダム化を実行することを支援するために開発された。
統計的な標準化におけるランダム化が利用される6種類の例を次に示す。
− ランダムサンプルの採取
− サンプルデータの解析
− 規格の開発
− 理論的な結果の確認
− 提案する方法の性能の実証
− 統計学の文献における不確かさの解決
この規格には,乱数を生成するアルゴリズム及びその特徴についての規定にランダム化の手順の規定を
加えている。
1 適用範囲
この規格は,モンテカルロシミュレーションを目的とする一様乱数,正規分布など各種の分布に従う乱
数を生成する方法,及びランダム化を行う方法について規定する。ただし,この規格では,暗号乱数を規
定しない。この規格は,次の者にとって特に有用である。
− 統計的シミュレーションを用いる研究者,技術者,及びオペレーションズマネジメントの専門家
− 統計的品質管理,統計的実験計画,標本調査などに関するランダム化を必要とする統計専門家
− モンテカルロ法の利用を必要とする複雑な最適化法を検討している応用数学者
− 乱数を生成するアルゴリズムを実装するソフトウェア技術者
――――― [JIS Z 9031 pdf 5] ―――――
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JIS Z 9031:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 28640:2010(MOD)
JIS Z 9031:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 03 : サービス.経営組織,管理及び品質.行政.運輸.社会学. > 03.120 : 品質 > 03.120.30 : 統計的方法の応用
JIS Z 9031:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0001:1994
- 情報処理用語―基本用語
- JISZ8101-1:2015
- 統計―用語及び記号―第1部:一般統計用語及び確率で用いられる用語
- JISZ8101-2:2015
- 統計―用語及び記号―第2部:統計の応用
- JISZ8101-3:1999
- 統計―用語と記号―第3部:実験計画法
- JISZ8201:1981
- 数学記号