この規格ページの目次
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A 0101 : 2012
JIS Z 8317-1 製図−寸法及び公差の記入方法−第1部 : 一般原則
注記 対応国際規格 : ISO 129-1:2004,Technical drawings−Indication of dimensions and tolerances−
Part 1: General principles(MOD)
JIS Z 8322 製図−表示の一般原則−引出線及び参照線の基本事項と適用
注記 対応国際規格 : ISO 128-22:1999,Technical drawings−General principles of presentation−Part 22:
Basic conventions and applications for leader lines and reference lines(MOD)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8114による。
4 図面の大きさ及び様式
図面の大きさ及び様式は,JIS Z 8311によるほか,次による。
a) 表題欄の位置は,用紙の長辺を横方向にしたX形,及び長辺を縦方向にしたY形のいずれの場合にも,
右下隅にあるようにする。
注記 JIS Z 8311では,印刷された製図用紙では,用紙の節約のために,X形用紙を縦に,Y形用
紙を横に用いてもよいとしている。この場合,表題欄は図面の右上隅にくる。土木製図では,
これを禁止する。
b) 表題欄には,a図面番号,b図名及びc図面の法的所有者の名前を示す図面識別領域を,表題欄の最
も右下隅に設ける。表題欄のa,b及びcの配列の例を図1に示す。
注記 この規定は,ISO 7200:1984,Technical drawings−Title blocksによる。
図1
5 図面のレイアウト
5.1 一般的なレイアウト
製図用紙は,主に,次のように分ける(図2及び図3参照)。
− 製図領域(5.2参照)
− 文章領域(5.3参照)
− 表題欄領域(箇条4参照)
――――― [JIS A 0101 pdf 6] ―――――
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A 0101 : 2012
図2 図3
5.2 製図領域
図面が複数の図からなる場合,図は,横及び縦に並べる。主要な図がある場合,その図は,図面の左上
に配置するか,又は一群の図の左上に配置する。製図の際には,製図用紙をA4サイズに折り込む際にで
きる折り目に,図がかからないようにできるだけ配慮する。
5.3 文章領域
5.3.1 一般
製図用紙の文章領域は,製図領域の図の近くに書かれた文章を除いて,図面の内容を理解するために必
要な情報(5.3.2参照)を全て含んでいなければならない。
通常,文章領域は,製図用紙の右側端に設ける(図2参照)。文章領域の幅は,表題欄の幅と等しくし,
最大を170 mmとし,最小を100 mmとする。
図が製図用紙の全幅を占める場合には,文章領域を製図用紙の下側端に配置する(図3参照)。文章領域
の高さは,必要なだけとることができる。文章領域は,適切な幅をもった欄に分割する。欄の幅を決める
際には,製図用紙の折り目に,欄がこないようにできるだけ配慮する。
5.3.2 文章領域で与える情報
a) 一般 通常,文章領域には,次の情報を与える。
− 説明事項[b) 参照]
− 指示事項[c) 参照]
− 参照事項[d) 参照]
− 位置図[e) 参照]
− 来歴欄[f) 参照]
b) 説明事項 “説明事項”と書いて,その下に,図面を読むのに必要な情報,例えば,特殊記号,名称,
略語及び寸法の単位に関する説明を与える。
c) 指示事項 これは,製図領域で示された情報を補足するものである。“指示事項”と書いて,その下に,
図面に示されていることを履行するために必要な情報,例えば,材料,製作方法,表面処理,組立方
法,単位の数及び複合寸法記入に関する指示を与える。
図面に幾つかの対象物が描かれている場合,一般的な指示は,文章領域で与え,特別な指示は,関
連する図の近くに与える。
d) 参照事項 “参照事項”と書いて,その下に,補足図面及び他の文書に関する情報を与える。
e) 位置図 位置図は,製図用紙を折り込んだ後でも見えるように配置する。
位置図は,要求に応じて,次の図から成る。
− 領域,北を示す矢印,建物,建物の一部などを模式的に表した敷地計画図(図4参照)
− 領域,建物の一部などを模式的に表した建築計画図(図5参照)
− フロアプラン,視点の方向などを模式的に表した建物断面図(図6参照)
――――― [JIS A 0101 pdf 7] ―――――
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図4 図5
図6
f) 来歴欄 来歴欄は,第一版からの訂正及び/又は修正に関する変更を全て記録するために用いる。さ
らに,図面の有効性に影響を与える事実を全て来歴欄に記録する。
来歴欄には,次の情報を含める。
− 変更の識別,及び必要とされるならば,変更が行われた箇所の数
− 変更に関する詳細
− 変更した日付
− 変更に責任のある人の署名
来歴欄の幅は,次のどちらかに等しくする。
1) 来歴欄が,表題欄の直上に配置される場合,表題欄の幅
2) 来歴欄が,表題欄の横に配置される場合,少なくとも100 mm
来歴欄で用いられる各線の高さは,JIS Z 8313-1及びJIS Z 8313-10の規定に従い,ベースラインの
最小ピッチを満たさなければならない。
来歴欄のレイアウトの例を図7に示す。
図7
――――― [JIS A 0101 pdf 8] ―――――
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5.3.3 レイアウト
製図用紙上の文章領域のレイアウトの例を図8,図9及び図10に示す。
図8 図9
図10
注記 図2,図3,図8,図9及び図10において,製図領域と文章領域を分ける実線又は二点長鎖線
は,説明の都合上描いたものであり,実際の製図では設ける必要はない。
6 尺度
尺度は,JIS Z 8314による。縦横を等尺度で表現しにくい場合には,縦横の尺度を変えてもよい。
7 線
7.1 線の種類及び用途
線の種類及び用途を表1及び表2に示す。表1の番号の最初の2桁の数値は,JIS Z 8312で規定される
線の種類を表す線形番号である。
――――― [JIS A 0101 pdf 9] ―――――
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表1−線の種類及び用途
番号 線の定義及び線形 用途
01.1 . 1 投影図及び断面図において,異なる材料の境界(別法として01.2.2参照)
. 2 ハッチング
. 3 開口,穴及びくぼみを表すために用いられる対角線
. 4 階段,斜路及び傾斜領域を表す矢印線
. 5 最小間隔のモデュラーグリッド線
. 6 短い中心線
. 7 寸法補助線
. 8 寸法線及びその端末記号
. 9 引出線
.10 ランドスケープ製図において現況の等高線(別法として02.1.1参照)
.11 投影図において,物体の見える外形線(別法として01.2.3参照)
.12 戸,窓,階段,建具などの簡略表示(別法として01.2.4参照)
.13 詳細を表したい部分を示す線
.14 物体の一部を破った境界,又は一部を取り去った境界を表す線
(別法として04.1.6参照)
01.2 . 1 ハッチングが用いられるとき,断面図に現れる,物体の見える外形線
. 2 投影図及び断面図において,異なる材料の境界(別法として01.1.1参照)
. 3 投影図において,物体の見える外形線(別法として01.1.11参照)
. 4 戸,窓,階段,建具などの簡略表示(別法として01.1.12参照)
. 5 最大間隔のモデュラーグリッド線
. 6 投影図及び断面図において,投影方向を示す矢印線
. 7 ランドスケープ製図において計画の等高線
01.3 . 1 ハッチングが用いられないとき,断面図に現れる,物体の見える外形線
. 2 鉄筋(02.3.1参照)
. 3 特別に重要であることを示す線
02.1 . 1 ランドスケープ製図において現況の等高線(別法として01.1.10参照)
. 2 花壇又は芝の区分を表す線
. 3 隠れた部分の外形線(別法として02.2.1参照)
02.2 . 1 隠れた部分の外形線(別法として02.1.3参照)
02.3 . 1 平面図及び立面図において,上層及び下層を同一の図面で表す場合,
下層の鉄筋
04.1 . 1 切断面(端部と方向が変化する所は線04.2)
. 2 中心線
. 3 対称性を表す線(平行な二つの短い細線を,対称性を表す線の端部に
直角に付ける。)
. 4 拡大された詳細の領域を示す線
. 5 基準線
. 6 物体の一部を破った境界,又は一部を取り去った境界を表す線(特に,
残った部分が狭い場合に用いられる。例として表2の01.1.2,01.2.1,01.3.1
などを参照。別法として01.1.14参照)
04.2 . 1 切断面において端部及び方向が変化する所(04.1.1参照)
. 2 切断面の前方に存在する,見える物体の外形線
――――― [JIS A 0101 pdf 10] ―――――
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JIS A 0101:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 11091:1994(MOD)
- ISO 128-23:1999(MOD)
- ISO 3766:2003(MOD)
- ISO 5261:1995(MOD)
- ISO 5845-1:1995(MOD)
- ISO 6284:1996(MOD)
- ISO 9431:1990(MOD)
JIS A 0101:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.100 : 工業製図 > 01.100.30 : 建築用製図
JIS A 0101:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0031:2003
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状の図示方法
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB0633:2001
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―表面性状評価の方式及び手順
- JISZ3021:2016
- 溶接記号
- JISZ8114:1999
- 製図―製図用語
- JISZ8311:1998
- 製図―製図用紙のサイズ及び図面の様式
- JISZ8312:1999
- 製図―表示の一般原則―線の基本原則
- JISZ8313-0:1998
- 製図―文字―第0部:通則
- JISZ8313-1:1998
- 製図―文字―第1部:ローマ字,数字及び記号
- JISZ8313-10:1998
- 製図―文字―第10部:平仮名,片仮名及び漢字
- JISZ8314:1998
- 製図―尺度
- JISZ8315-2:1999
- 製図―投影法―第2部:正投影法
- JISZ8315-3:1999
- 製図―投影法―第3部:軸測投影
- JISZ8315-4:1999
- 製図―投影法―第4部:透視投影
- JISZ8316:1999
- 製図―図形の表し方の原則
- JISZ8317-1:2008
- 製図―寸法及び公差の記入方法―第1部:一般原則
- JISZ8322:2003
- 製図―表示の一般原則―引出線及び参照線の基本事項と適用