JIS A 1450:2021 フリーアクセスフロア試験方法 | ページ 2

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A 1450 : 2021

5.5 試験結果の数値

  数値の丸め方は,四捨五入による。

6 試験

6.1 寸法測定

6.1.1 測定方法
寸法測定は,次による。ただし,受渡当事者間の協定によって精度が要求されるフロアが必要な場合は,
附属書Aによる。
a) パネルの長さ 図1に示すように,パネルの隣接する2辺の長さ(l)を,5.3 b)に規定する鋼製巻尺
で測定する。
a) 支柱調整式 b) 置敷式
図1−パネルの長さの測定の例
b) ユニットの高さ 図2に示すように,a)の支柱調整式のものは,基準の床高さに設定したときのユニ
ットの高さ(h)及びパネルの厚さ(t)1)を同様に測定する。b)の置敷式のものについては,パネルの
角部1か所の高さ(h)を,5.3 b)に規定する鋼製巻尺で測定する。
なお,表面仕上げ材が製造工程で貼られたものは,それを含めて測定する。
注1) パネルの厚さ(t)とは,パネルを代表する部位の厚さをいう。
a) 支柱調整式 b) 置敷式
図2−ユニットの高さの測定の例
6.1.2 結果の記録
試験結果には,次の事項を記録する。
a) パネルの長さ(l)(0.5 mm単位)
b) ユニットの高さ(h)及び支柱調整式の場合は,パネルの厚さ(t)(0.5 mm単位)

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c) 表面仕上げ材の有無及び表面仕上げ材名

6.2 静荷重試験

6.2.1 試験装置
試験装置は,次による(図3参照)。
a) 載荷装置 油圧ジャッキ,圧縮試験機など
b) 加圧子 鋼製円柱体とし,底面形状が直径50 mm±0.2 mmで,厚さが10 mm50 mmのもの
c) 球座 加圧子上部に設置し,偏荷重の影響をなくすもの
a) 9ユニット (1) b) 9ユニット (2)
c) 4ユニット d) 1ユニット(切断品取付け)
図3−静荷重試験の例
6.2.2 試験手順
静荷重試験は,次の手順による。
なお,試験は,図3 a)及び図3 b)に示すように縦横3列ずつに敷設した9ユニット,又は図3 c)及び図
3 d)に示すように9ユニット未満で行う。また,図3 d)に示すように周囲には同一パネルの切断品を取り
付けてもよい。
a) 試験体の設置 試験体の設置(固定)方法は,製品の仕様(有姿)とする。ただし,支柱の固定方法

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については,ボルトなどによる機械式固定の変形及び損傷の程度が接着固定と同等又はそれ以上の場
合は,機械式固定で試験を行ってもよい。
なお,試験体は,十分に剛性のある部材に設置し,表面仕上げ材は,敷設しないで行う。
b) 載荷点 載荷点は,ユニットの最弱部とする。最弱部とは,所定荷重を載荷したときに変形が最も大
きい部位と残留変形が最も大きい部位との2か所とする。
なお,最弱部が同じ部位の場合には,1か所でもよい。
c) ゼロ点設定 載荷点に6.2.1 c)に規定する球座及び6.2.1 b)に規定する加圧子を介して200 Nの荷重を
載荷し,1分間保持したときを変形のゼロ点とする。
d) 変形量の測定 6.2.1 a)に規定する載荷装置を用いて,荷重速度2 000 N/min又は変位速度5 mm/min程
度で載荷し,所定荷重を5.3 e)に規定する荷重計で確認し,載荷したときの変形量を5.3 f)に規定する
変位測定器で測定する。その後,荷重を200 Nに戻して1分間保持したときの変形量を測定し,その
値を残留変形量とする。所定荷重は,受渡当事者間の協定によるが,所定荷重及びその適用例を,表
3に示す。
なお,荷重は,加圧子上端に作用する荷重とし,変形は,加圧子の下がり量とする。
表3−所定荷重及びその適用例
所定荷重 適用例
2 000 N 比較的軽い機器,書庫などの設置を想定する場合
3 000 N 一般的な機器,書庫などの設置を想定する場合
4 000 N 比較的重い機器,書庫などの設置を想定する場合
5 000 N 大形電算機などの重要な機器の設置を想定する場合
6.2.3 結果の記録
試験結果には,次の事項を記録する。
a) 所定荷重値
b) 試験体のユニット数,設置状況及び載荷点。ただし,載荷点は,図示する。
c) ユニットの高さ(0.5 mm単位)
d) 所定荷重のときの変形量(0.1 mm単位)
e) 残留変形量(0.1 mm単位)

6.3 衝撃試験

6.3.1 試験装置
試験装置は,次による(図4及び図5参照)。
a) 加撃体(衝撃用砂袋) 加撃するための衝撃用砂袋(以下,砂袋という。)は,キャンバス製の円筒形
+0.1
布袋で,砂を入れたときの合計質量が20 kg 0 kg,底面の直径は190 mm程度,及び高さは600 mm
程度で上部を閉じる。図4に砂袋の例を示す。袋の中に入れる砂は,JIS R 5201の標準砂に従った粒
度分布の砂とする。砂袋は,使用する前に,硬い床面上(コンクリート,鋼板など)に横倒しに置い
て手で強く押し転がし,固まった砂がないようにもみほぐす。

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単位 mm
a) 外観 b) 各部寸法 c) 外袋の側面と底面との接合部
布素材は,外袋は綿帆布4号,内袋は綿帆布11号とし,素材の伸縮の小さい方向を砂袋の縦方向に使用
する。
図4−衝撃用砂袋の形状
b) おもり 質量が20 kgで,底面の直径が70 mmのもの
a) 9ユニット (1)
図5−衝撃試験の例

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b) 9ユニット (2)
c) 1ユニット
d) 2ユニット
図5−衝撃試験の例(続き)
6.3.2 試験手順
衝撃試験は,次の手順による。
なお,試験は,図5 a)及び図5 b)に示すように縦横3列ずつに敷設した9ユニット,又は図5 c)及び図
5 d)に示すように9ユニット未満で行う。また,図5 c)に示すように周囲には同一ユニットパネルの切断品
を取り付けてもよい。

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