JIS L 4406:2000 タイルカーペット

JIS L 4406:2000 規格概要

この規格 L4406は、タフテッドカーペットのタイルカーペットの要求事項について規定。

JISL4406 規格全文情報

規格番号
JIS L4406 
規格名称
タイルカーペット
規格名称英語訳
Tile carpet
制定年月日
1998年6月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

59.080.60
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1998-06-20 制定日, 2000-12-20 改正日, 2006-05-20 確認日, 2008-09-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS L 4406:2000 PDF [17]
L 4406 : 2000

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条において準用する第12条第1項の規定に基づき,日本カーペット工
業組合 (JCMA) から工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきと申出があり,日本工業標準調査会
の審議を経て,通商産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによってJIS L 4406 : 1998は改正され,
この規格に置き換えられる。
JIS L 4406には,次に示す附属書がある。
附属書(参考) 電気抵抗試験方法

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS L 4406 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 4406 : 2000

タイルカーペット

Tile carpet

1. 適用範囲 この規格は,タフテッドカーペットのタイルカーペット(1)の要求事項について規定する。
注(1) モジュール方式で使用することを目的として,あらかじめ決められた形状で作成した繊維製床
敷物。カーペットタイルともいう。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 5430 繊維強化セメント板
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7514 直定規
JIS B 7524 すきまゲージ
JIS B 7526 直角定規
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS K 2240 液化石油ガス(LPガス)
JIS L 0212-1 繊維製品用語(衣料を除く繊維製品)−第1部 : 繊維製床敷物
JIS L 0805 汚染用グレースケール
JIS L 0842 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0849 摩擦に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 1013 化学繊維フィラメント糸試験方法
JIS L 1021 繊維製床敷物の構造に関する試験方法
JIS L 1022 繊維製床敷物の荷重による厚さ減少に関する試験方法
JIS L 1023 繊維製床敷物の性能に関する試験方法
JIS L 1030-1 繊維製品の混用率試験方法−第1部 : 繊維鑑別
JIS L 1030-2 繊維製品の混用率試験方法−第2部 : 繊維混用率
JIS L 1095 一般紡績糸試験方法
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JIS Z 1528 両面粘着テープ
JIS Z 8305 活字の基準寸法
JIS Z 8401 数値の丸め方
3. 定義 この規格の中で用いる主な用語の定義は,JIS L 0212-1によるほか,JIS L 1021の3.(定義)に
よる。

――――― [JIS L 4406 pdf 2] ―――――

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L 4406 : 2000
4. 種類 タイルカーペットの種類は,5.35.5に定める品質によって,第一種及び第二種とする。また,
パイルの形状及び難燃性によって次のとおりとする。
a) パイルの形状による種類
1) カットパイル
2) ループパイル
3) カット/ループパイル
b) 難燃性による種類
1) 難燃(タイルカーペットを製造した後に,難燃加工を施したものを除く。)
2) なし
5. 品質
5.1 幅及び長さ 幅及び長さは,7.2によって試験したとき,表示値に対して±0.1%以内とする。
5.2 直角の程度 直角の程度は,7.3によって試験したとき,幅又は長さの表示値に対して0.1%以下と
する。
5.3 単位面積当たりの基部上のパイルの質量 単位面積当たりの基部上のパイルの質量は,7.4によって
試験したとき,表1のとおりとする。
表1 単位面積当たりの基部上のパイルの質量
単位 g/m2
品質による種類
第一種 第二種
350以上 250以上
5.4 パイル糸の引抜き強さ パイル糸の引抜き強さは,7.5によって試験したとき,表2のとおりとする。
表2 パイル糸の引抜き強さ
単位 N
品質による種類 第一種 第二種
パイルの形状による種類
カットパイル 13.0以上 11.0以上
ループパイル 24.5以上 19.5以上
カット/ループパイル カットパイル部
カットパイル部
13.0以上 11.0以上
ループパイル部
ループパイル部
24.5以上 19.5以上
5.5 摩擦を伴った動的荷重による厚さ減少率 摩擦を伴った動的荷重による厚さ減少率は,7.6によって
試験したとき,表3のとおりとする。
表3 摩擦を伴った動的荷重による厚さ減少率
品質による種類
第一種 第二種
15.0%以下 25.0%以下
5.6 キャスターチェアによる幅及び長さの変化率 キャスターチェアによる幅及び長さの変化率は,7.7
によって試験したとき,0.15%以下とする。

――――― [JIS L 4406 pdf 3] ―――――

                                                                                              3
L 4406 : 2000
5.7 熱及び水の影響による幅及び長さの変化率 熱及び水の影響による幅及び長さの変化率は,7.8によ
って試験したとき,0.10%以下とする。ただし,補強層がビチューメンのものについては0.25%以下であっ
てもよい。
5.8 熱及び水の影響による反り 熱及び水の影響による反りは,7.9によって試験したとき,1.5mm以下
とする。
5.9 帯電性 帯電性は,7.10によって試験したとき,2.0kV以下とする。
5.10 難燃性 難燃性を表示するタイルカーペットについては,7.11によって試験したとき,表4のとお
りとする。
表4 難燃性
項目 残炎時間 秒 炭化長 cm
たて方向 20以下 10以下
よこ方向
5.11 パイル糸の染色堅ろう度 パイル糸の染色堅ろう度は,7.12によって試験したとき,表5のとおり
とする。ただし,特定の色相(2)のものは,耐光堅ろう度又は摩擦堅ろう度(乾燥)のいずれか一方が,基
準より1級下であってもよい。
注(2) 特に濃色のもの(無彩色で明度の低いもの,明度が低くて彩度の高いもの及びJIS L 0805に規
定する汚染用グレースケールで判定して2級以下のもの。)又は,特に淡色のもの(明度が高く
て彩度の低いもの及びJIS L 0805に規定する汚染用グレースケールで判定して3級以上のもの。)
をいう。
表5 パイル糸の染色堅ろう度
項目 等級
耐光堅ろう度 4級以上
摩擦堅ろう度(乾)
5.12 パイル糸の油脂分及び溶剤抽出分 パイル糸の油脂分及び溶剤抽出分は7.13によって試験したとき,
表6のとおりとする。
表6 パイル糸の油脂分及び溶剤抽出分
パイル糸の種類 油脂分 溶剤抽出分
紡 毛(混紡を含む) 1.2%以下 −
績 0.9%以下
アクリル(アクリル系を含む。),ポリエステル,
糸 ナイロン又はこれらを混用したもの
その他 1.2%以下
フィラメント − 0.9%以下
5.13 外観 外観は,表7のとおりとする。
表7 外観
項目 外観
ないこと。
穴・裂けの欠点
汚れの欠点 目立たないこと。
目立たないこと。
補修の跡の欠点
その他の欠点 たて筋,よこ段などの欠点
が目立たないこと。

――――― [JIS L 4406 pdf 4] ―――――

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L 4406 : 2000
6. 材料 パイルの組成繊維は製品に適するものを用いる。また,有害物質(3)が基準を超えて含有される
材料は,使用してはならない。
注(3) 有害物質は,有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律(昭和48年法律第112号)に規定
するものをいう。
7. 試験方法
7.1 試料・試験片の採取及び準備 試料及び試験片の採取及び準備は,JIS L 1021の4.(試料・試験片
の採取及び準備)による。ただし,難燃性の試験に供する試験片の採取及び調整については7.11.2による。
7.2 幅及び長さ
7.2.1 器具 測定器具は,0.05mmまで測定できるものを用いる。
7.2.2 試験片 試験片は,製品全形3枚とする。
7.2.3 方法 幅及び長さの測定方法は,試験片を平らな台の上に置き,図1に示すようにタイルカーペッ
トの幅及び長さ方向にそれぞれ3本の測定線(AB, EF, A'B'及びE'F'は試験片の端から約10mmの点,CD
は上辺及び下辺の中心点,C'D'は左辺及び右辺の中心点)を決め,0.05mmまで測定する(4)。測定は,試験
片3枚について行う。
注(4) 試験片に反りがある場合は,平板などで平らにして測定する。また,パイル糸を挟まないよう
に注意して測定する。
図1 幅及び長さの測定箇所
7.2.4 計算 幅及び長さは,次のとおり求める。
a) 試験片1枚ごとの幅の測定値A'B', C'D'及びE'F'の平均値を算出し,JIS Z 8401によって小数点以下1
けたに丸める。また,同様に長さの測定値AB, CD及びEFの平均値を算出し,JIS Z 8401によって小
数点以下1けたに丸める。
b) )で求めた平均値から,試験片3枚の幅及び長さの平均値をそれぞれ算出し,JIS Z 8401によって小
数点以下1けたに丸める。
7.3 直角の程度
7.3.1 器具 測定器具は,次のダイヤルゲージ付きL字形鋼製測定器具及び直定規,又はL字形鋼製測
定器具及びすきまゲージを用いる。
a) ダイヤルゲージ付きL字形鋼製測定器具 タイルカーペットの辺の長さより大きいL字形鋼製測定器
具に,JIS B 7503に規定する日量0.01mmダイヤルゲージ2個を固定したもの(L字形鋼製測定器具
の直角の位置から約10mmの位置及びタイルカーペット測定辺の端から約10mmの位置)とする。

――――― [JIS L 4406 pdf 5] ―――――

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JIS L 4406:2000の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 4406:2000の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7503:2017
ダイヤルゲージ
JISB7514:1977
直定規
JISB7524:2008
すきまゲージ
JISB7526:1995
直角定規
JISG4305:2012
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4305:2021
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISL0105:2020
繊維製品の物理試験方法通則
JISL0212-1:2010
繊維製品用語(衣料を除く繊維製品)―第1部:繊維製床敷物
JISL0805:2005
汚染用グレースケール
JISL0842:2004
紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
JISL0849:2013
摩擦に対する染色堅ろう度試験方法
JISL1013:2010
化学繊維フィラメント糸試験方法
JISL1013:2021
化学繊維フィラメント糸試験方法
JISL1021-1:2007
繊維製床敷物試験方法―第1部:物理試験のための試験片の採取方法
JISL1021-16:2020
繊維製床敷物試験方法―第16部:帯電性―歩行試験方法
JISL1021-4:2020
繊維製床敷物試験方法―第4部:質量の測定方法
JISL1021-7:2020
繊維製床敷物試験方法―第7部:動的荷重による厚さ減少試験方法
JISL1021-8:2020
繊維製床敷物試験方法―第8部:パイル糸の引抜き強さ試験方法
JISL1030-1:2012
繊維製品の混用率試験方法―第1部:繊維鑑別
JISL1030-2:2012
繊維製品の混用率試験方法―第2部:繊維混用率
JISL1091:1999
繊維製品の燃焼性試験方法
JISL1095:2010
一般紡績糸試験方法
JISR3202:2011
フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JISZ1528:2009
両面粘着テープ
JISZ8305:1962
活字の基準寸法
JISZ8401:2019
数値の丸め方