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b) 直定規 JIS B 7514に規定するもの又は直線部の面がこれと同等以上の精度があるものとする。
c) 字形鋼製測定器具 JIS B 7526に規定するもの又はこれと同等以上の精度があるものとする。
d) すきまゲージ JIS B 7524に規定するゲージとする。
7.3.2 試験片 試験片は,製品全形3枚とする。
7.3.3 方法 直角の程度の測定方法は,試験片3枚について,ダイヤルゲージ付きL字形鋼製測定器具
又はすきまゲージを用い,次のとおり試験片の四辺を測定する。
a) ダイヤルゲージ方式の場合 ダイヤルゲージ付きL字形鋼製測定器具のダイヤルゲージが付いている
辺の内側に直定規を押し当て,ダイヤルゲージの0点を調整する。次に,ダイヤルゲージが付いてい
ない辺の内側に試験片の一辺を軽く押し当てたまま,試験片をダイヤルゲージ側にゆっくり移動させ,
試験片の一部をダイヤルゲージが付いている辺の内側に接触させたとき,図2に示す位置におけるす
き間の値を,ダイヤルゲージによって0.01mmまで測定する。
図2 ダイヤルゲージ方式の場合の測定方法
b) すきまゲージを使用する場合 L字形鋼製測定器具の片側の内側に試験片の一辺を軽く押し当て,L
字形鋼製測定器具の一方の内側に試験片の一部を接触させたとき,図3に示す位置におけるすき間の
値を,すきまゲージを用いて0.01mmまで測定する。
――――― [JIS L 4406 pdf 6] ―――――
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L 4406 : 2000
図3 すきまゲージを使用する場合の測定方法
7.3.4 計算 直角の程度は,各試験片の四辺のすき間の最大値を求め,3枚の試験片の最大値の平均値を
算出し,JIS Z 8401によって小数点以下2けたに丸める。
7.4 単位面積当たりの基部上のパイルの質量 単位面積当たりの基部上のパイルの質量の試験は,JIS L
1021の7.3.3(単位面積当たりの基部上のパイル質量)による。
7.5 パイル糸の引抜き強さ パイル糸の引抜き強さの試験は,JIS L 1023の6.(パイル糸引抜き強さ)
による。
なお,ループパイルの場合は,引き抜くパイル糸に隣接する2本のパイル糸の先端を切断してはならな
い。また,カットパイルの場合で隣接するパイル糸の区分けが困難なときは,隣接するパイル糸の先端を
同時に挟んで,最大荷重を測定してもよい。この場合,試験結果は,次の式を用いてパイル糸引抜き強さ
に換算する。
F=0.66F'−1.7
ここに, F : パイル糸引抜き強さ (N)
F' : 隣接するパイル糸の先端を同時に挟んだ場合(2本引)の最
大荷重 (N)
7.6 摩擦を伴った動的荷重による厚さ減少率 摩擦を伴った動的荷重による厚さ減少率の試験は,JIS L
1022の9. (摩擦を伴った動的荷重による厚さ減少)による。
7.7 キャスターチェアによる寸法の変化量及び変化率
7.7.1 装置及び器具 装置及び器具は,次のとおりとする。
a) キャスターチェアの試験機 キャスターチェア試験機は,次の各部からなる図4.1及び図4.2に示すも
ので,キャスターの軌跡が図4.3のようになるものとする。
1) 円形試料台 円形試料台の直径は800±5mmで,その回転数は19r/minとし,3分間経過ごとに反転
を行う。
2) ローラ部 ローラ部は,三つのローラを装備し,各ローラ部の取付位置は,ローラ部の中心部に対
してそれぞれ120の切角度とし,ローラ部の回転数は,50r/minとする。
――――― [JIS L 4406 pdf 7] ―――――
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L 4406 : 2000
なお,ローラの材質は,ポリアミドとする。
3) 重りの質量 90kgとする。
4) 吸引装置 吸引能力は,2530l/sとする。
備考 試験中は,連続して作動させる。
b) 幅及び長さの測定器具 7.2.1の測定器具を用いる。
図4.1 キャスターチェア試験機
図4.2 キャスター部 図4.3 キャスター軌跡
7.7.2 試験片 試験片は,製品全形3枚とする。
7.7.3 方法 キャスターチェアによる寸法の変化の測定は,試験片の幅及び長さについて次のとおり行う。
a) 試験片3枚の中央部の幅及び長さを7.2によって測定する。
――――― [JIS L 4406 pdf 8] ―――――
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L 4406 : 2000
b) 円形試料台の中央に試験片を置き,更に試験片と同じ試料を試験片周囲部分にダミーとして図5のよ
うにセットする。
円形試料台への試験片及びダミーの固定は,JIS Z 1528に規定する3種の両面テープ (50×50±
5mm) で四隅を張り付けて行う。
c) キャスターチェア試験機に90kgの重りをセットし,円形試料台を2 000回回転させる。
d) 次に,試料台から試験片を取り外し,5分間放置後,試験片中央部の幅及び長さを7.2によって測定す
る。
図5 試験片の置き方
7.7.4 計算 キャスターチェアによる寸法の変化量及び変化率は,幅及び長さについて次のとおり求める。
a) キャスターチェアによる寸法の変化量
1) 試験片1枚の変化量を,それぞれ次の式によって算出する。
Δlc=lmc−lc
ここに, Δl :
c 幅又は長さの変化量 (mm)
lc : 試験前の幅又は長さ (mm)
lmc : 試験後の幅又は長さ (mm)
2) 試験片3枚の幅及び長さの寸法の変化量の平均値をそれぞれ算出し,JIS Z 8401によって小数点以
下2けたに丸める。
b) キャスターチェアによる寸法の変化率
1) 試験片1枚の寸法の変化率を,それぞれ次の式によって算出し,JIS Z 8401によって小数点以下2
けたに丸める。
lmc−lc
ΔlRC= 100
lc
ここに, Δl RC : 幅又は長さの変化率 (%)
lc : 試験前の幅又は長さ (mm)
lmc : 試験後の幅又は長さ (mm)
2) 試験片3枚の幅及び長さの寸法の変化率の平均値をそれぞれ算出し,JIS Z 8401によって小数点以
下2けたに丸める。
7.8 熱及び水の影響による寸法の変化率
7.8.1 装置及び器具 装置及び器具は,次のとおりとする。
a) 乾燥機 乾燥機の内寸法が試料の最大辺より100mm以上大きいもので,かつ,60±2℃に保持できる
熱風循環式のものを用いる。
b) 幅及び長さの測定器具 7.2.1の測定器具を用いる。
――――― [JIS L 4406 pdf 9] ―――――
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L 4406 : 2000
7.8.2 試験片 試験片は,製品全形3枚とする。
7.8.3 方法 熱及び水の影響による寸法の変化率の測定は,幅及び長さについて次のとおり行う。
a) 試験片3枚の幅及び長さを7.2によって測定する。
b) 次に,試験片を60±2℃に乾燥機で2時間乾燥した後,非イオン系界面活性剤を0.1%含む20±2℃の
水の中に2時間浸せき(漬)する。
c) その後,試験片を水中から取り出し,水切りをした後,60±2℃の乾燥機で24時間乾燥させ,更に標
準状態で24時間放置した後,幅及び長さを7.2によって測定する。
7.8.4 計算 熱及び水の影響による寸法の変化率は,幅及び長さについて次のとおり求める。
a) 試験片1枚の熱及び水の影響による寸法の変化率を次の式によって算出し,JIS Z 8401によって小数
点以下2けたに丸める。
lm−lo
ΔlRO= 100
lo
ここに, RO 幅又は長さの変化率 (%)
Δl :
lO : 試験前の幅又は長さ (mm)
lm : 試験後の幅又は長さ (mm)
b) 試験片3枚の幅及び長さの熱及び水の影響による寸法の変化率の平均値をそれぞれ算出し,JIS Z 8401
によって小数点以下2けたに丸める。
7.9 反り
7.9.1 装置及び器具 装置及び器具は,次のとおりとする。
a) 乾燥機 7.8.1 a)の乾燥機を用いる。
b) 反り測定器具 JIS B 7524に規定するすきまゲージ又はこれと同等以上の精度のある測定器具を用い
る。
7.9.2 試験片 試験片は,製品全形3枚とする。
7.9.3 方法 反りの測定は,次のとおり行う。
a) 標準状態での反り 試験片をJIS R 3202に規定する厚さ6mm以上のガラス板又はJIS G 4305に規定
する厚さ3mm以上のステンレス鋼板の上に水平に置き,標準状態 [20±2℃, (65±2) %RH] で24時間
以上放置した後,水平な試験台の上に置き,図6のように試験片の四隅と試験台のすき間を0.05mm
まで測定する。
b) 熱及び水の影響による反り a)の測定の後,試験片を60±2℃の乾燥機で2時間乾燥した後,非イオ
ン系界面活性剤を0.1%含む20±2℃の水の中に2時間浸せきする。次に,試験片を水中から取り出し,
水切りをした後,60±2℃の乾燥機で24時間乾燥させ,更に標準状態で24時間放置した後,水平な試
験台の上に置き,図6のように試験片の四辺と試験台のすき間を0.05mmまで測定する。
図6 反りの測定方法
――――― [JIS L 4406 pdf 10] ―――――
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JIS L 4406:2000の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 4406:2000の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7514:1977
- 直定規
- JISB7524:2008
- すきまゲージ
- JISB7526:1995
- 直角定規
- JISG4305:2012
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2021
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISL0105:2020
- 繊維製品の物理試験方法通則
- JISL0212-1:2010
- 繊維製品用語(衣料を除く繊維製品)―第1部:繊維製床敷物
- JISL0805:2005
- 汚染用グレースケール
- JISL0842:2004
- 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0849:2013
- 摩擦に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL1013:2010
- 化学繊維フィラメント糸試験方法
- JISL1013:2021
- 化学繊維フィラメント糸試験方法
- JISL1021-1:2007
- 繊維製床敷物試験方法―第1部:物理試験のための試験片の採取方法
- JISL1021-16:2020
- 繊維製床敷物試験方法―第16部:帯電性―歩行試験方法
- JISL1021-4:2020
- 繊維製床敷物試験方法―第4部:質量の測定方法
- JISL1021-7:2020
- 繊維製床敷物試験方法―第7部:動的荷重による厚さ減少試験方法
- JISL1021-8:2020
- 繊維製床敷物試験方法―第8部:パイル糸の引抜き強さ試験方法
- JISL1030-1:2012
- 繊維製品の混用率試験方法―第1部:繊維鑑別
- JISL1030-2:2012
- 繊維製品の混用率試験方法―第2部:繊維混用率
- JISL1091:1999
- 繊維製品の燃焼性試験方法
- JISL1095:2010
- 一般紡績糸試験方法
- JISR3202:2011
- フロート板ガラス及び磨き板ガラス
- JISZ1528:2009
- 両面粘着テープ
- JISZ8305:1962
- 活字の基準寸法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方