10
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7.9.4 計算 反りは,7.9.3 a)の標準状態での反りと7.9.3 b)の熱及び水の影響による反りについて,試験
片1枚の四辺のそれぞれの反りの最大値を求め,更に試験片3枚の最大値の平均値を算出し,JIS Z 8401
によって小数点以下1けたに丸める。
7.10 帯電性
7.10.1 装置 装置は,JIS L 1023の10.(帯電性)の(1)(装置及び材料)に規定するものを用いる。
7.10.2 試験室の温度及び湿度 試験室の温度及び湿度は,JIS L 1023の10. (2)(試験室の温湿度)による。
7.10.3 試験片 試験片は,900mm×900mm以上の大きさとなる枚数とする。
7.10.4 試験片の置き方 試験片は,図7のように置き,JIS Z 1528に規定する3種の両面テープ (50×50
±5mm) で四隅を張り付けて固定する。
備考 矢印は,長さ方向を示す。
図7 試験片の置き方の一例
7.10.5 試験片及び履物の調整 試験片及び履物の調整は,JIS L 1023の10. (4)(試験片,履物の調整)に
よる。
7.10.6 操作 操作は,JIS L 1023の10. (5)(操作)による。
7.10.7 計算 計算は,JIS L 1023の10. (6)(計算)による。
7.11 難燃性
7.11.1 装置及び材料 装置及び材料は,次のとおりとする。
a) 燃焼試験箱 図8による。
――――― [JIS L 4406 pdf 11] ―――――
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図8 燃焼試験箱
b) 試験片押さえ枠及びパーライト板 試験片押さえ枠(以下,押さえ枠という。)は,ステンレス鋼製と
し,パーライト板は,JIS A 5430に規定する厚さが8mmのものとする。押さえ枠及びパーライト板の
形状及び寸法は,図9による。
c) 恒温乾燥機 50±2℃又は105±2℃に調整できるもの。
d) ブラシ 試験片の表面のパイルを立たせるために適切なものとする。
e) 火源 火源は,図10によるものとし,燃料は,JIS K 2240に規定する液化ガス2種4号(ブタン及び
ブチレンを主体とするもの。)を用い,ガス圧は4kPaとし,炎の長さは24mmとする。
f) シリカゲル
g) ストップウォッチ 0.1秒まで計測できるもの。
h) デシケーター
i) スケール 1mm目盛のもの。
図9 試験片押さえ枠及びパーライト板
――――― [JIS L 4406 pdf 12] ―――――
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図10 火源
7.11.2 試験片の採取及び調整 220mm×400mmの大きさの試験片(5)を,たて方向及びよこ方向にそれぞ
れ3枚採取し,50±2℃の恒温乾燥機内に24時間放置する。ただし,熱による影響を受けるおそれのない
試験片(6)は,105±2℃の恒温乾燥機内に1時間放置して,これに代えることができる。次にシリカゲル入
りデシケーター中に2時間以上放置する。
注(5) 必要な場合には,表面にブラシをかけてパイルを立たせる。
(6) パイルを組成する繊維が毛100%であるもののうち,熱による影響を受けるおそれのないもの。
7.11.3 操作 操作は,次のとおりとする。
a) 試験片を1枚ずつデシケーターから取り出し,手早く試験室と同温度のパーライト板の上に置き,押
さえ枠で動かないように周囲を押さえ,燃焼試験箱に固定する。
b) バーナは水平にして,その先端を試験片の表面から1mm離して30秒間加熱した後,残炎時間を測定
――――― [JIS L 4406 pdf 13] ―――――
13
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する。
c) 次に試験片を押さえ枠から外し,スケールを用いて炭化長を測定する。
d) 判定は,たて方向及びよこ方向それぞれ3枚について行う。
7.12 パイル糸の染色堅ろう度
7.12.1 耐光堅ろう度 耐光堅ろう度の試験は,JIS L 0842に規定する第3露光法による。
なお,試料はJIS L 0842の5.1(試料が布の場合)による。
7.12.2 摩擦堅ろう度 摩擦堅ろう度の試験は,JIS L 0849に規定する摩擦試験機II形の乾燥試験による。
なお,試料はJIS L 0849の5. (1)(試料が布の場合)による。
7.13 パイル糸の油脂分及び溶剤抽出分 油脂分の試験は,JIS L 1095の9.28[油脂分(エーテル抽出法)]
による。また,溶剤抽出分の試験は,JIS L 1013の8.27(溶剤抽出分)のb)(ジエチルエーテル法)によ
る。
7.14 材料 パイルの組成繊維は,JIS L 1030-1及び/又はJIS L 1030-2によって測定する。
8. 検査方法 タイルカーペットは,5.15.13について検査を行う。この場合,検査は,全数検査又は合
理的な抜取方式によって行う。
9. 表示 1製品ごとに,押印,印刷,刷り込み又は証紙を付ける方法で,次のe)及びf)を,1包装ごとに,
押印,印刷又は証紙を付ける方法で,次のa) f)を表示しなければならない。
a) 名称及び品質による種類
b) 難燃性による種類(7)
注(7) 難燃性による種類で,“なし”のものは,表示を省略してよい。
参考 日本工業規格(日本産業規格)表示認定工場が“難燃”と表示する場合,“難燃”の文字はJIS Z 8305の3.(大
きさ)に規定する16ポイント以上の大きさで,参考図1のとおりJISマークと一体で表示し,
黒色で印刷する。
参考図1 “難燃”とJISマークの表示方法
c) パイルの組成繊維
d) 寸法
e) 製造業者名又はその略号
f) 製造番号
――――― [JIS L 4406 pdf 14] ―――――
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附属書(参考) 電気抵抗試験方法
序文 この附属書(参考)は,電気抵抗試験方法について記述するものであり,規定の一部ではない。オ
フィスルーム,コンピュータルーム,視聴覚教室などに施工されるタイルカーペットに,電気抵抗(垂直
抵抗及び表面抵抗)の性能を要求される場合があり,試験方法について参考として記載する。
この附属書(参考)電気抵抗試験方法は,JIS L 1023改正時に追加するのが望ましい。
1. 垂直電気抵抗
1.1 装置 装置は,金属円柱電極,直流電圧計,直流電源などを附属書図1に示すように接続したもの
を用いる。
a) 金属円柱電極 直径60±2mm,質量2.0±0.2kgで,平滑な接触面をもつ金属円柱とする。
b) ゴム絶縁板 JIS L 1023の10.(1) (1.4)(絶縁板)に規定するものとする。
c) 直流電流計 ピコアンメータ,エレクトロメータ又はこれらと同等以上の性能のものとする。
d) 直流電源 出力電圧は,100V又は500Vの電池,又は直流安定化電源とする。
附属書図1 垂直電気抵抗装置
1.2 試験室の温度及び湿度 試験室の温度及び湿度は,JIS L 1023の10.(2)による。
1.3 試験片 試験片は,製品全形4枚とする。
1.4 試験片の調整 試験片の調整は,JIS L 1023の10.(4)による。
1.5 操作 垂直電気抵抗の測定は,次のとおり行う(附属書図1参照)。
a) ゴム絶縁板上に銅板を置き,その上に使用表面を上にして試験片を置く。
b) 次に,試験片表面の中央部に金属円柱電極の一つを置き,もう一つの金属円柱電極を銅板の上に置き,
100V又は500Vの直流電圧を印加し,1分経過後の直流電流計の指示値を読み取る。
1.6 計算 垂直電気抵抗値は,次の式によって算出し,JIS Z 8401によって有効数字2けたに丸める。
VV
R=
V
IV
ここに, Rv : 垂直電気抵抗値 ( 圀
Vv : 印加した直流電圧 (V)
Iv : 直流電流計の読み (A)
――――― [JIS L 4406 pdf 15] ―――――
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JIS L 4406:2000の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 4406:2000の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7514:1977
- 直定規
- JISB7524:2008
- すきまゲージ
- JISB7526:1995
- 直角定規
- JISG4305:2012
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2021
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISL0105:2020
- 繊維製品の物理試験方法通則
- JISL0212-1:2010
- 繊維製品用語(衣料を除く繊維製品)―第1部:繊維製床敷物
- JISL0805:2005
- 汚染用グレースケール
- JISL0842:2004
- 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0849:2013
- 摩擦に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL1013:2010
- 化学繊維フィラメント糸試験方法
- JISL1013:2021
- 化学繊維フィラメント糸試験方法
- JISL1021-1:2007
- 繊維製床敷物試験方法―第1部:物理試験のための試験片の採取方法
- JISL1021-16:2020
- 繊維製床敷物試験方法―第16部:帯電性―歩行試験方法
- JISL1021-4:2020
- 繊維製床敷物試験方法―第4部:質量の測定方法
- JISL1021-7:2020
- 繊維製床敷物試験方法―第7部:動的荷重による厚さ減少試験方法
- JISL1021-8:2020
- 繊維製床敷物試験方法―第8部:パイル糸の引抜き強さ試験方法
- JISL1030-1:2012
- 繊維製品の混用率試験方法―第1部:繊維鑑別
- JISL1030-2:2012
- 繊維製品の混用率試験方法―第2部:繊維混用率
- JISL1091:1999
- 繊維製品の燃焼性試験方法
- JISL1095:2010
- 一般紡績糸試験方法
- JISR3202:2011
- フロート板ガラス及び磨き板ガラス
- JISZ1528:2009
- 両面粘着テープ
- JISZ8305:1962
- 活字の基準寸法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方